|
タイヤ
|
|
|

|
タイヤによって回転方向が決まっているようですが、もし逆に履いて走行するとどういう事が起るのですか?
|
|

|
回転方向があるタイヤは、基本的に高性能タイヤに多くあります。(いわゆるロープロタイヤ偏平率60以下)タイヤは、偏平率が小さくなるにつれてタイヤの接地幅が広くなります。この為、排水効果率を高める為にパターンの設計方法として回転方向を一定にしているのです。
これをタイヤの回転方向の指示に従わずに逆に装着して走行しますと、排水効率を高めるはずだったのが、逆に排水効率の悪化を招いてスリップの原因になりますし、ロードノイズに関しましても、パターンの配列を変える事でノイズを打ち消し合うようにしていたのが逆に、ノイズの増幅を招きます。
又、直進やコーナーリング時での安定性が失われて重大な事故を招く原因にもなります。
このような事から、タイヤに方向性がありましたらその指示に従って、正しく装着して下さい。
|
|
|

|
タイヤ&ホイールをインチアップしても車検は通るのでしょうか?
|
|

|
インチアップとは、タイヤの外径をほぼ同じにしたまま、内径(インチ)を大きく(ア
ップ)する事をいいます。インチアップする事で「走る」「曲がる」「止まる」というタイヤの基本運動性能が向上します。つまり、タイヤ幅が広くなることでグリップ力が向上し、タイヤを低偏平率化にする事で剛性感がアップします。
それによって、
(1)引き締まった乗り心地になる。
(2)ステアリングレスポンスが向上する。
(3)クルマを操る楽しさがダイレクトに伝わってくる。
インチアップをする際は、以下の項目を守りましょう。
(1)タイヤの外径は、基本的に変えない。
タイヤの外径を大きく変えると、スピードメーターの誤差や車体への干渉を生じる可能性があります。一般的にインチアップをした場合の外径誤差の許容範囲は、−(マイナス)3%、+(プラス)2%と言われています。
(2)タイヤ総幅は車体に合わせて確認する。
幅の広げ過ぎは、車体に干渉したり車体からはみ出したりして非常に危険です。
(3)インチアップする際は、ロードインデックスや速度記号にも注意
タイヤには、それぞれサイズごとに支えられる荷重の大きさや、耐えられる速度が規格で決まっています。インチアップをする際は、インチアップ前のタイヤと同等か、それ以上のものにして下さい。
以上のことを厳守して頂ければ、車検時は問題はないと思います。
|
|
|

|
タイヤの空気圧についてお尋ねします。高すぎるとどうなりますか?
また逆に低すぎるとどうなるのでしょうか?
|
|

|
1つ重要な事は、タイヤは適正空気圧で仕事をします。空気の量は必然的にタイヤサイズによって決まり、適正な空気圧(タイヤ内部に適正量の空気の充填をする事)がないとタイヤが本来もつ性能を十分に引き出す事ができません。そればかりか、空気圧が高すぎたり、低すぎると思わぬタイヤの損傷を招き重大な事故になりかねません。空気圧過多で使用しますと、接地面積が小さくなり、外傷を受けやすくセンター(タ
イヤ接地面中央)摩耗も起こしやすくなります。
逆に、空気圧不足で使用しますとタイヤと路面の接地部にたわみ(サイドウォール部の屈曲)が大きくなり、ひどい場合はタイヤ内部のコードが破損をし高速運転時にバ
ースト(破裂)してしまう可能性があります。それに、タイヤの発熱が促進され、はく離(セパレーション)やコード切れを起こし、最悪の場合、タイヤのビード部がホイールから外れる事もあり大変危険です。又、車の燃費の悪化を招く原因にもなります。いつも適正な空気圧を保つようにし、給油の際は必ず空気圧を点検してもらうよう心掛けましょう。
|
|
|

|
タイヤサイズの205/60R−15 91H タイヤ交換する時は、91Hの部分も合わさないといけないんですか?車検もひっかかるって聞きました。教えて下さい。
|
|

|
まず表記の名称と意味を確認しましょう。この「91H」で最初の数字二桁「91」はロードインデックス(負荷荷重係数)と呼ばれるもので、規定の条件下でそのタイヤ1本で荷重できる最大荷重を示す数値です。この数値はJATMA規格「(社)日本自動車タイヤ協会」で規定されていますので、同サイズでは基本的にこのロードイ
ンデックスが異なる事はまずありません。又、「H」は速度記号です。この速度記号は、規定の条件下でそのタイヤが走行できる速度(最高速度=能力)を示す記号です。「H」は最高速度が210km/h、参考までに「S」は最高速度が180km/h、「V」は最高速度が240km/h。「Z」は240km/h超となっております。お問い合わせ頂いている「91H」の表記まで合わせないと車検に通らないかとの御質問ですが、メーカー指定サイズでロードインデックスと速度記号まで指定されていますと指定表記と同等かそれ以上のタイヤを装着していないと問題があると思われます。しかし現状は、陸運局の検査担当者の考え方次第ですので、一概に車検に通る通らないとの判断はできません。車の性能等を考えますと現在のタイヤ表記と同等かそれ以上のタイヤを装着する事をお奨め致します。
|
|
|

|
タイヤを175/65R−14より195/50R−15にインチアップしたのですが、指定の空気圧がわかりません。知人に聞いたところ純正サイズより高めにした方がいいといわれましたがどのような根拠があるのでしょうか?
|
|

|
JATMA規格【(社)日本自動車タイヤ協会】の「タイヤサイズと空気圧−負荷能力対比表」では、両サイズ(175/65R−14と195/50R−15)は同じ空気圧で同じ負荷能力があります。
従って、上記サイズの自動車メーカー指定空気圧を入れるか、10〜20 kPa (0.1〜0.2kgf/cm2)高めにし、走行条件により調整するとよいでしょう。
ただ、195/50R−15に175/65R−14と同一空気圧にした場合、見た目サイド部が若干膨らみますが、性能上何の問題もありません。タイヤの性能は、10
kPa (0.1 kgf/cm2)の変化で大きく変わります。タイヤの空気圧チェックはまめに行ってください。空気圧が低すぎるとタイヤの異常摩耗(偏摩耗)の発生や高速走行でのバーストの原因となります。
また、必要以上に調整すると逆に乗り心地が悪化してしまいます。インチアップした時の空気圧の調整については、最寄りのオートバックス各店舗へご相談ください。 |
|
|

|
冬タイヤを買い換えようと思っているのですが夏タイヤと同じサイズ(フロント205/55R−16、リア 225/50R−16)にしても良いのでしょうか?現在持っているスタッドレスタイヤは純正サイズと同じでフロント、リアとも205/60R−15です。
そもそも、スタッドレスタイヤは太くて接地面積が広いのと、細くて接地面の圧力が大きくなるのとではどちらがグリップが良くなるのでしょうか?
|
|

|
|
1.
|
最近のサイズ選定の傾向としては、タイヤメーカー、タイヤショップ共に純正サイズを推奨するのが一般的です。ですから205/60R−15のサイズチョイスは最も一般的と言えます。
|
|
2.
|
ところで、かってスノータイヤ、スパイクタイヤが主流の頃(スタッドレスタイヤがまだ無かった時代)は、純正サイズよりも1ランク幅の狭いタイヤの装着が一般的でした。スノータイヤが重視するのは雪上性能で、これはタイヤブロックと溝の間で雪を噛むことにより発生する「雪中せん断力」によりグリップを発揮していたからです。接地部の面圧を上げるとこのせん断力も大きくなります。即ち、雪上では面圧を上げる=タイヤ幅を狭くするのが有効との考え方です。(ちなみに氷上はスパイクピンに頼っていました)
しかし、最近のスタッドレスタイヤはより氷上性能を重視する設計へと変化し、より柔らかいゴム質、エッジ効果のあるサイプ、氷上の薄い水膜を排除するパターン等、ゴム自身によって接地部分との摩擦力向上を狙っています。
従って、接地面積が広いと氷上グリップも向上します。特に氷上性能を重視されるなら夏タイヤと同じサイズをお使いになるのも一案でしょう。
最終的に、求める性能は氷上路か雪道か?また、お住いの周辺の路面状況は?等ご検討の上でサイズチョイスされるのがベストでしょう。
|
|
|
|

|
スタッドレスタイヤの交換は「ゴムの劣化を考慮すると3年程度だよ」と友人に勧められたのですが、ほとんどゴムが減っていなくても交換した方がよいのでしょうか?
|
|

|
タイヤの原材料はご存知のように、約70%弱が石油(ナフサ)を原材料とする化学製
品であり、石油に対する依存度は高い。
ゴムの劣化(質問の意味をゴムの硬化と考える)はゴムの配合割合(天然ゴム主体、合成ゴム主体、その他各種配合剤)にもよるが、一番影響度合が大きいのは保管状態です。即ち、直射日光、雨及び水の湿気、油類、ストーブ等の熱源等の影響をどの程度受けたかでゴムの劣化も変わってくると言えます。ちょっと極端な比喩を言えば、赤ちゃんや若い人の肌はつやつやしていますが、年とともに残念ながら肌に油分が不足し荒れてくる(ゴムで言えば硬化してくる)現象と言えましょうか。
この劣化は夏タイヤもスタッドレスタイヤも基本的には同じです。
スタッドレスタイヤの場合には氷雪上での性能(摩擦)を向上させるために夏タイヤのゴムより柔らかいゴムが採用されているとか、パターンに細かなサイプを沢山加えて、より摩擦力を高めるブロックのエッジ効果の動きを取り入れています。
ゴムの硬化度合がどの程度氷雪上の性能低下に影響あるのかの試験データは有りませんが、一般的に言えばタイヤの保管状態と使用地域によるも、ご質問のごとくほとんど減っていないタイヤの場合には3〜5年(5シーズン)を目安としてよいでしょう。
【補足説明】
スタッドレスタイヤの性能が一番要求されるのは氷上(アイスバーン、ミラーバーン)性能です。従って雪が主体の関東以西で1シーズンの走行距離も短い人の場合には実用上、5シーズン以上と考えてOKです。
また、スタッドレスタイヤの寿命(ライフ)のご質問もよくありますが、一般的な使用でスタッドレスタイヤの使用限界のプラットフォームが出るまで約25,000km(1シーズン10,000km走行として)を目途としてタイヤ・メーカーがタイヤの設計をしております。
|
|
|

|
タイヤの横にヒビが入っている場合でも使用できるのでしょうか?
|
|

|
風化によるヒビは特に問題ありませんが、亀裂等によるヒビはできた場所や深さによって、注意が必要です。まずタイヤのトレッド面(接地面)ですが、ここはゴムの部分が厚く、化学繊維も折り込まれているなど強度が高いため多少のヒビは問題ありません。しかし、ゴムの厚さも薄く、比較的弱い部分であるサイドウオール面(タイヤの横)にできたヒビには注意が必要です。深さ1ミリにも満たない細かなヒビ程度では問題ありませんが、サイドウオール面全体に深いヒビがある場合は交換が必要です。実際にそのヒビを確認しなければ、交換が必要かどうか申し上げられませんので一度オートバックス店にご相談ください。
|
|
|

|
ラジアルタイヤには、なぜ回転方向があるタイヤとないタイヤがあるのですか?
|
|

|
回転方向があるタイヤは、基本的に高性能タイヤに多くあります。(いわゆるロープロタイヤ55/50以下)タイヤは、偏平率が小さくなるにつれてタイヤの接地幅が広くなります。(ロープロ化)この為、排水効率を高めるためにパターンの設計方法として回転方向を一定にしているものです。
尚、1)偏平タイヤに採用されている設計方法としては、回転方向指定パターン
以外に次のような特徴を持たしております。
・パターンにストレート溝採用
・接地面積内の溝面積の割合を多くする
・接地部分のゴム質を運動性能の良いものに換える
2)偏平率60以上(60シリーズを含む70、80シリーズ等)では、
タイヤへの要求性能として、乗り心地、ノイズ等の居住性や
ライフの経済性等の汎用性能を要求するクルマに装着される
こともあって回転方向の指定のないパターンが多い。 |
|
|

|
タイヤ交換しようと思い、カタログを集めてみたところ、同じサイズでもメーカーによって外径が違うのがありました。
これはなぜでしょうか?また、不具合はないのでしょうか?
|
|

|
タイヤのカタログの「外径」という表示には、同じサイズでも数値の違うものがありますが、実際に装着したときのタイヤのたわみなどもクルマの重さ、空気圧などでも変わってくることも考えると、5mm程度の違いならばほとんど影響はないといえるでしょう。ただ、装着の基本として4輪のタイヤのメーカー、ブランドは揃えた方がよいでしょう。
|
|
|

|
タイヤの交換時期を教えて下さい。
|
|

|
タイヤの横を見ると6ヶ所に三角形の印があります。この印がついているところのタイヤの表面の溝の底は、他の部分より深さが浅くなっています。ここがスリップサインと呼ばれるもので、この部分がタイヤの表面に出てきてしまうと整備不良となってしまいますので、この時点で交換が必要となります。また、スリップサインが出ていなくても表面にひび割れが出てきたら交換した方がよいでしょう。
|
|
|

|
タイヤローテーションは、何万kmを目安にやればよいのでしょうか?
|
|

|
5,000〜10,000kmが目安とされています。
但し新品タイヤの場合は、第一回目のローテーションは3,000〜5,000kmを目安として下さい。
理由は、第一回目のローテーションをタイヤが異常摩耗する前に行うのがポイント。
一度偏摩耗を起こしてしまうとローテーションをしても直らないケースがあるからです。
第二回目以降は、交換のタイミングが延びてもそれ程大きな偏摩耗は発生しないことを知っておいて欲しい。
特に前輪駆動(FF)の場合、フロントタイヤの摩耗が早いので日頃から溝の残り具合、傷の有無、空気圧などをチェックしましょう。
|