目次

 冬季用品


Question

積雪地に車で行く場合どんなものを装備すればいいんですか?

Answer

不意の降雪にも慌てず対処できるよう、以下のような安全のための装備を車に積んで行かれることをお勧めします。

●タイヤチェーン

スタッドレスタイヤを履いていても傾斜角のきつい登板路ではスリップして登れない事もありますので、もし経済的に余裕がございましたら装備される事をお勧めします。

●解氷剤

ガラスの霜や鍵穴の凍結を防ぐスプレー剤があります。

●ブースター
   ケーブル

もしバッテリーが上がってしまった場合にマニュアル車なら押しがけできますが、ATは出来ません。必ず装備しておきたい一品です。

●スクレパー

窓ガラスに付いた氷を除去するのに便利なヘラです。

●手袋

チェーン装着時には必ず必要です。ゴム手袋や軍手を用意しておきましょう。

●牽引ロープ 

もしも雪道で身動きが取れなくなったとき他の車に引っ張ってもらえるかもしれないので装備しておくと安心です。

●スノ-ブレ-ド

普通のブレードなら凍り付いてしまい前方が見えなくなってしまう場合があるのでとても危険です。雪専用のブレードが市販されていますので交換される事をお勧めします。


この他、スコップ、懐中電灯、常備しているはずの三角表示板も改めて点検しておきましょう。


Question

冬タイヤを買い換えようと思っているのですが夏タイヤと同じサイズ(フロント205/55R−16、リア 225/50R−16)にしても良いのでしょうか?現在持っているスタッドレスタイヤは純正サイズと同じでフロント、リアとも205/60R−15です。
そもそも、スタッドレスタイヤは太くて接地面積が広いのと、細くて接地面の圧力が大きくなるのとではどちらがグリップが良くなるのでしょうか?

Answer

1.

最近のサイズ選定の傾向としては、タイヤメーカー、タイヤショップ共に純正サイズを推奨するのが一般的です。ですから205/60R−15のサイズチョイスは最も一般的と言えます。

2.

ところで、かってスノータイヤ、スパイクタイヤが主流の頃(スタッドレスタイヤがまだ無かった時代)は、純正サイズよりも1ランク幅の狭いタイヤの装着が一般的でした。スノータイヤが重視するのは雪上性能で、これはタイヤブロックと溝の間で雪を噛むことにより発生する「雪中せん断力」によりグリップを発揮していたからです。接地部の面圧を上げるとこのせん断力も大きくなります。即ち、雪上では面圧を上げる=タイヤ幅を狭くするのが有効との考え方です。(ちなみに氷上はスパイクピンに頼っていました)
しかし、最近のスタッドレスタイヤはより氷上性能を重視する設計へと変化し、より柔らかいゴム質、エッジ効果のあるサイプ、氷上の薄い水膜を排除するパターン等、ゴム自身によって接地部分との摩擦力向上を狙っています。
従って、接地面積が広いと氷上グリップも向上します。特に氷上性能を重視されるなら夏タイヤと同じサイズをお使いになるのも一案でしょう。
最終的に、求める性能は氷上路か雪道か?また、お住いの周辺の路面状況は?等ご検討の上でサイズチョイスされるのがベストでしょう。


Question

スタッドレスタイヤの交換は「ゴムの劣化を考慮すると3年程度だよ」と友人に勧められたのですが、ほとんどゴムが減っていなくても交換した方がよいのでしょうか?

Answer

タイヤの原材料はご存知のように、約70%弱が石油(ナフサ)を原材料とする化学製 品であり、石油に対する依存度は高い。
ゴムの劣化(質問の意味をゴムの硬化と考える)はゴムの配合割合(天然ゴム主体、合成ゴム主体、その他各種配合剤)にもよるが、一番影響度合が大きいのは保管状態です。即ち、直射日光、雨及び水の湿気、油類、ストーブ等の熱源等の影響をどの程度受けたかでゴムの劣化も変わってくると言えます。ちょっと極端な比喩を言えば、赤ちゃんや若い人の肌はつやつやしていますが、年とともに残念ながら肌に油分が不足し荒れてくる(ゴムで言えば硬化してくる)現象と言えましょうか。
この劣化は夏タイヤもスタッドレスタイヤも基本的には同じです。
スタッドレスタイヤの場合には氷雪上での性能(摩擦)を向上させるために夏タイヤのゴムより柔らかいゴムが採用されているとか、パターンに細かなサイプを沢山加えて、より摩擦力を高めるブロックのエッジ効果の動きを取り入れています。 ゴムの硬化度合がどの程度氷雪上の性能低下に影響あるのかの試験データは有りませんが、一般的に言えばタイヤの保管状態と使用地域によるも、ご質問のごとくほとんど減っていないタイヤの場合には3〜5年(5シーズン)を目安としてよいでしょう。

【補足説明】
スタッドレスタイヤの性能が一番要求されるのは氷上(アイスバーン、ミラーバーン)性能です。従って雪が主体の関東以西で1シーズンの走行距離も短い人の場合には実用上、5シーズン以上と考えてOKです。 また、スタッドレスタイヤの寿命(ライフ)のご質問もよくありますが、一般的な使用でスタッドレスタイヤの使用限界のプラットフォームが出るまで約25,000km(1シーズン10,000km走行として)を目途としてタイヤ・メーカーがタイヤの設計をしております。


Question

システムキャリアとスキーキャリアは何が違うのですか?

Answer

キャリアには大きく分けて2種類あり、一つは専用キャリアでもう一つはシステムキャリアと呼ばれているものです。

したがって「スキーキャリア」と呼ばれているものは、正確には「スキー・スノーボード専用キャリア」ということになります。
これはその名の通り、スキー(ストック)とスノーボードのみ積載可能なキャリアで、積載物は限られますが、それゆえの使い勝手の良さと低価格を兼ね備えています。

もう一つの「システムキャリア」は、ベースキャリアとアタッチメントを組み合わせることにより、スキー・スノーボードはもちろん、自転車、カヌー、サーフボード、クーラーボックスなど、用途にあわせて色々なものが積載出来るキャリアです。但し、積載物にあわせてアタッチメントを買い足していくことになるので、目的をスキー・スノーボードに限った場合は一般的に高価になってしまいます。


Question

新車に適合するキャリアは、車が発売されてからどのくらいで発売になるのですか?

Answer

各メーカーによって異なるのですが、一般的には新車発売から3〜4ヶ月で適合キャリアが発売になります。
但し、ルーフレール付きの車は既存の商品で使えることが多く、この場合は発売直後に適合表に追加されることもあります。
逆に、特殊な形状のルーフレールを持つ車や、純正指定のフィッティングポイントを持つ車などは、キャリアが専用設計となる為発売が遅れる場合もあります。

Question

違うブランドのバーとアタッチメントは互換性があるのですか?

Answer

バーの断面サイズは各社微妙に異なります。組み合わせる品番によって一概には言えないのですが、THULE・INNO・MONT BLANCの3ブランドは互換性のある場合が多いようです。
但し、これはあくまでも寸法上の互換性なので、万一のトラブルの際は同一メーカーのアタッチメントでないと、保証が受けられない場合もでてきます。ちなみにTERZOのバーは、幅・厚さともに他社と比較して1mm程度小さい為、他社どうしの場合に比べて互換性は少ないようです。各社のバー断面サイズは下記の通りです。

ブランド名

厚さ

TERZO

31mm

21mm

THULE

32mm

23mm

INNO

32mm

23mm

MONT BLANC

32mm

22mm


Question

ルーフボックスをつけたいのですが、サイズ・価格等を教えて下さい。

Answer

ルーフボックスには大きく分けて次の4サイズがあります。

 

長さ

厚さ

LL

220〜230cm

70cm前後

40cm前後

L

220〜230cm

50cm前後

40cm前後

M

170〜180cm

70cm前後

40cm前後

S

120〜140cm

50cm前後

40cm前後

価格は、LLサイズが 100,000円前後、
    L・Mサイズが 60,000円前後、
    Sサイズが   50,000円前後です。

但し、ルーフボックスは同じサイズでも塗装・機能によって価格に開きがありますので、ぜひ店頭・カタログにて確認される事をお勧めします。


Question

新品のスタッドレスタイヤは慣らし運転が必要と聞きましたがどうしてですか?

Answer

慣らし運転とは、過激な運転をする前に準備運動で体を動かすのと同じ意味です。

スタッドレスタイヤの慣らし運転の目的は主に3つあります。

1)

路面に接触して仕事をしてくれるタイヤのトレッド(頭の部分)のゴムを地面に馴染 ませる。(氷上性能を向上させる為にトレッドゴムの中に特殊粒子が入っているものが多く、タイヤ本来の性能を引き出す為、一皮剥いてシーズン到来に備えます。

2)

タイヤの空気を保持するタイヤのビード部分をホイールにしっかりと固定させる。 (金属のホイールに直接接触するタイヤのビード部分の外側のゴムの内部には、金属の鋼線の束がホイールの外周に沿って組み込まれている)

3)

夏タイヤとは違うスタッドレスタイヤの運動性能、剛性に慣れる。(夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えた直後の運転には注意が必要です)



新品のスタッドレスタイヤは、舗装路(乾燥路)で速度80km/h以下で100km以上の慣らし運転が推奨されているのは以上の目的からです。
冬シーズン到来前、早め早めにスタッドレスタイヤを装着した方が良い理由もこれでご理解いただけたと思います。


Question

スタッドレスタイヤってどれくらい持つものなんですか?

Answer

正直に申し上げますと残念ながらこの答えはありません。それでもあえてお答えするとすれば、タイヤメーカーさんでは一般的な使い方で2〜3シーズンは持つ事を想定してタイヤを設計しています。

なぜ答えられないのか説明させてください。

車の基本的な仕事(走る・曲がる・止まる)は、タイヤの摩耗によって行われている事はご存知と思います。
車が氷雪路上ばかりの走行ではタイヤはほとんど減りません。しかし現実には、乾燥したコンクリートの上を走る場合も多い事でしょう。
走行路面の変化の割合は降雪地域でも非降雪地域でも変わります。また、雪の降り具合やシーズンでも変化がありますね。
週末のみの運転、毎日使う営業用や通勤用と車の使い方も色々ですね。
1シーズンに走る距離も個人によって大幅に差があると思います。
また、タイヤの摩耗は路面状況や走行距離の他に、車の駆動方式(FF、FRや四駆等)でも異なる事も広く知られていますね。

このように、スタッドレスタイヤの減り方は走行条件や車によって大きく差が出てしまう為、冒頭に答えがないと申し上げた次第です。

≪補足≫
新品スタッドレスタイヤの溝の深さが半分になるとトレッド表面に現れるプラット・フォームの表示が出たらスタッドレスタイヤとしての性能は発揮出来ません。


Question

スキーに行こうと思っているのですが、「スタッドレスタイヤ」にするか「タイヤチェーン」にするか迷っています。なにかアドバイスをお願いします。

Answer

ご予算や車の使い方でアドバイスも異なりますが、もしご予算に余裕があればスタッドレスタイヤを優先すべきです。理由は、チェーンのように路面状況によって装着、脱着しなければならない煩わしさが無いからです。
(もし、彼女とご一緒でしたら少しくらい無理をしてでもスタッドレスタイヤにする事をお薦めしたいと思います。だって、彼女の辛抱強さを試さなくて済みますからね)


≪補足≫

スタッドレスタイヤは、駆動輪のみ(2本だけ)の装着では、本来の性能は発揮出来ません。必ず4本装着しましょう。

スタッドレスタイヤを履いていても、傾斜角のきつい登坂路では、スリップして登れないなんて事もあります(特にFR車は要注意!)ので、スタッドレスタイヤの他にチェーンを携帯されるのがベストと言えます。
また、雪の深い所ではスタックしてしまう事も考えられる為、さらに脱出用のスノーヘルパーもご用意いただければどんなスキー場でもOKですよ。


Question

タイヤチェーンには金属製のものとゴム製のものがありますがどちらがお薦めですか?

Answer

使われる条件によって違ってきます。
金属チェーンは、比較的価格も安く、普段降雪のない地域にお住いで、降雪があった時の応急対応の為に使いたいという方にお薦めします。 また、ゴム製チェーンは、スキー場によく行かれる方や乗り心地が良く音の静かなチェーンが欲しいという方にお薦めします。


Question

タイヤチェーンはどれくらい持つものなんですか?

Answer

路面の状況や走行速度によって寿命は違ってきます。
寿命を伸ばすためには、出来るだけ積雪の無い路面での高速走行を避けることが必要です。
ちなみに、積雪の無い路面を一般的なチェーン制限速度(金属30km/h、非金属50km/h)で走行した場合でも、金属チェーンで100km、非金属チェーンで300km程度は走行可能です。


Question

サイズの違うタイヤチェーンを装着して走るとどうなりますか?

Answer

サイズの小さいチェーンを装着することはまず無理です。
もし、無理矢理に装着できたとしても不自然な装着状態となりますので破損の危険性が高まり、当然本来の性能は発揮できません。
逆に、サイズの大きいチェーンは装着できますが、たるみが発生するため、この状態で走行するとチェーンが外れ易くなったり、遠心力による膨らみによって車体に当たってしまう場合があります。


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