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VOL.8 |
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エンジンの不要な熱を冷却水を循環させて大気中に逃がすラジエーターと、その冷却水を適温にコントロールするサーモスタット。 |
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冷却水は上から下へと流れる。白っぽいところがアルミ製のコアで、上下のタンクは樹脂製だ。
現在のほとんどのクルマはエンジンの冷却方法に水冷式を採用している。これはエンジン内部にウォータージャケットと呼ばれる水の通路を設けてポンプで冷却水を循環させ、エンジンを冷やす方式のこと。別の方式としては空冷式、油冷式などがあるがメリットが少なく主流にはなっていない(空冷式はポルシェやオートバイ、油冷式は一部オートバイなどに採用)。今回はその水冷式の冷却系統のパーツであるラジエターとサーモスタットを解説しよう。 ■サーモスタットの構造図 では、実際にエンジンをかけて走っているとき、冷却水の温度はどうやってコントロールされているのだろうか。そのカギを握っているのがサーモスタットで、上の写真のような外観でエンジンの内部の冷却水通路に取り付けられている。左上のイラストはその構造図で、温度が上がるとワックスエレメントが膨張し、ピストンが伸びてバルブを開けるという作動をする。このサーモスタットが故障するとオーバーヒートやオーバークールといった症状がでる。 |
外気温との温度差を利用して放熱するラジエーター、冷却水温で作動するサーモスタット
昔段は見えないサーモスタットがこれ。点検方法はバルブに糸などを挟んで水中につるして、火にかけながら温度を測り、バルブが開いて糸から落ちる温度を見る。温度調節のカギを握る重要な部品だ。