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エンジンオイル

エンジンを快調に長持ちさせる最も手軽でよい方法はオイル交換だ


オイル交換は、エンジンを長持ちさせる最良の方法だ。オイル交換を行うことによって使用中に発生するスラッジ、スス、混入してくる水分や空気中の塵埃、不完全燃焼したガソリン、エンジンの摩耗粉など、エンジンに不具合いを発生させる異物を排出することができるからだ。
特に、市内運転での発進停止の繰り返し、一回の走行が10km程度の高速走行、ホコリが多い道路、エアコンの使用などシビアな条件下での走行は異物の混入が増えるので3000km(または3ヶ月)ごとの交換をおすすめする。このようにクルマの特性や走行状況を考慮して銘柄や交換時期を選んでほしい。
ところで、オイル交換は「上抜き」と「下抜き」どちらがよいのか?という質問を受けるが、これは車種とオイルパンの構造により、適・不適がある。ドレンプラグがオイルパンの下部にあるものでは下抜きが楽で、オイルパンの横にあるものは上抜きが良いだろう。
ただし、バッフルプレート(じゃま板)がついているものは作業性がかなり悪くなる。このため、一般的には真空を利用した上抜きの方がよく抜ける。

1 手順1の写真 2 手順2の写真 3 手順3の写真
  オイルレベルゲージを引き抜き、交換前のオイル量と汚れ具合を確認する。そして、フィラーキャップを取りはずす。   下抜きで交換する場合、クルマの下に潜る必要がある。このため、背の高さまでリフトアップする   排出用のドレンプラグは、エンジンの真下に取り付けられた「オイルパン」の底面、もしくは側面に設置されている
4 手順4の写真 5 手順5の写真 6 手順6の写真
  ドレンプラグは固く締まっているため、メガネレンチもしくはソケットレンチを使用するのが原則だ   ドレンプラグに確実にはめ込み、手の平で叩くようにして一気に力を加えて(ショックを与えるようにして)緩める   ドレンの真下にオイルドレンアップ(廃油受け)をセットしてから、ドレンプラグを取りはずす
7 手順7の写真 8 手順8の写真 9 手順9の写真
  オイルの流れ落ちる方向が変わる場合があるので、バケットの位置に注意しつつ抜けきるまで放置する   はずしたドレンプラグ、パッキンに破損がないか点検する。   オイルを抜いている間に新オイルの準備をする。オイルジョッキに規定量のオイルを入れてやる
10 手順10の写真 11 手順11の写真 12 手順12の写真
  オイルパン側の旧パッキンの残り、キズなどの点検を行う。OKならドレンプラグをセットし手で回らなくなるまで締める   締め付けにはトルクレンチを使用する。カーメーカー指定の規定トルクで、確実に締め付ける   締め付け後、ドレンプラグ回りのオイルを拭き取り、オイル漏れをチェック。OKならリフトを下げる
13 手順13の写真 14 手順14の写真    
  給油口の周りにウエスを巻き、オイルジョッキに入れた規定量のオイルを注入後、オイル量をチェックする   レベルゲージ、フィラーキャップを取り付け、エンジンを始動・油圧計の針が動くことを確認して終了だ    

オイル交換を自分で行なう場合

15 手順15の写真 16 手順16の写真 17 手順17の写真
  自分で行なう場合、廃油の処理がもっとも問題となる。収集ゴミで捨てられる廃油処理箱を必ず用意したい   平行に持ち上げないとオイルパンが傾くため、段ボールなどを敷いてクルマの下に潜り込みドレンプラグを取りはずす   ドレンプラグの締め付けの加減は、固くなったところから90度くらい「グッ」と一息で締めてやる
18 手順18の写真          
  廃油処理箱を捨てるときは、オイルが漏れ出さないようにビニール袋の口を付属のタイラップで確実に締めることが肝心だ        

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