カーリペア





ペイント作業前に、カラーカットを使って下地処理。塗装する部分とその周囲の日焼けや褪色、汚れ、油分などを取り除きます。
できればパーツ(ドアであればドア1枚)全体を塗装するのが最適ですが、部分塗装の場合、補修箇所の3〜4倍の範囲を目安にします。プレスラインやモールなどを利用すると塗装の境目が目立たなくなります。
新聞紙を使用してマスキングする場合は、ボディに新聞紙を当ててマスキングテープを貼ると楽です。境目を目立たなくするために、新聞紙を写真のように反転して貼りつけるといいでしょう。
マスキングシートで周囲をマスキングします。
補修部分と塗装面の境目を目立たなくし、美しく仕上げるのがボカシ処理。写真のようにマスキングテープ幅の半分を浮かす方法も。
カラーペイントを補修部分を中心に弧を描くように動かすボカシ吹きを行えば、さらに境目を目立たなくできます。

ボカシ吹きを行っても境目が気になる時は、ボカシ剤を使うと効果的です。ボカシ剤はベースカラー塗装後、境目のザラつき部分が半乾き状態の時に上から薄く塗ります。ボカシ剤は特にタレやすいので段ボールなどに軽く吹き付けて様子を見てください。

さらに一辺が20〜30cm位の段ボール紙などを利用して、スプレーの吹き始めを受け止めるようにすれば、ペイントのタレが防げます。
部分的なペイントを可能にするため、厚紙や段ボールで、ペイントするキズの大きさに合わせて切り抜いた当て紙を作ります。
当て紙をボディから1cmほど離し、プラサフ(下塗り)を薄く3〜5回に分けて塗ります。

それぞれのボディカラーにあったプラサフを使います。バンパーには専用のバンパーブライマーを。
約1時間後、下塗りが乾燥したら800〜1200番の耐水サンドペーパーで表面を平滑化。
吹き付け前にスプレー缶をよく振り、段ボールなどに吹いてみてボディ色と合っているかを確認しましょう

冬の寒い時にカラーペイントを使う場合は、お湯で暖めると混ざりやすく、スプレーの状態もよくなります。
薄く何度も重ね塗りするのがきれいに仕上げるポイントです。最低でも7〜8回、できれば10回以上重ね塗りを。5〜10分間乾燥させ、次のクリアペイントの作業に。
ヒジと手首を使って塗装面と平行に肩幅(約1m)を目安に約1秒の早さで、一方方向に動かします。
クリアペイントを吹き付ける前に、スプレーする周囲を1000番の耐水サンドペーパーで軽く磨いておくのがコツ。この後、全体にボカシ剤をスプレーすると、よりきれいに仕上がります。
クリアペイントはカラーペイントした部分より広めに1〜2回薄く塗り、乾燥に5〜10分待ってから、さらに7〜8回重ね塗りをします。

ホワイトパールマイカはベース塗料の上にパールマイカ塗料を重ねて塗ることで色を出しているため、クリアペイントを含めて3種類のペイントが必要になります
1〜2時間後、表面がある程度乾いたらマスキングテープを直角にはがします。
約1週間後、ペイントした塗装面は、表面が細かく波打っているユズ肌のようになっています。平滑化するために1200番の耐水サンドペーパーで軽く水研ぎします。
コンパウンドの細目→極細の順で磨きます。柔らかいネル布を使い、タテ・ヨコ・タテにゆっくり動かします(円を描くようにしないこと)。最後にワックスで仕上げます。
完成

▼今回の補修に使用した主なアイテムはこちら
  プラサフ グレー ペイントの下塗り塗料。 詳細はこちら
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