| ■オートバックスのメニューにも登場。対応している スタンドもある■ |
タイヤに空気の代わりに窒素を入れるというのが、一部で密かなブームになっている。一般的にタイヤに入れられている空気の約8割は窒素で、残り約2割が酸素だ(二酸化炭素もわずかに含まれる)。問題となるのは、この酸素の存在だ。
パンクもしていないのに、タイヤの空気が少しずつ抜けて空気圧が低くなっていくのは、実は酸素がタイヤのゴムを通り抜けてしまうため。窒素はまったく通り抜けないというわけではないが、酸素と比較すると非常に遅い。つまり、タイヤのなかに入れる気体を窒素だけにすれば、圧力の低下がグッと遅くなり、頻繁に空気圧を調整する必要が
なくなるわけだ。
もともとは航空機のタイヤで使われ始め、レースカーにも使われるようになり、さらに一般のクルマへと広がってきたもので、タイヤ&ホイールを中心としたタイヤメーカー系のカー用品店では対応していることが多く、窒素注入が可能なガソリンスタンドも登場してきている。もちろんオートバックス(一部店舗)でも窒素の注入が可能だ。
レースカーから一般のクルマへと広がったため、走り屋の間では空気圧のロングキープ効果に加え、走りにも影響があるといわれているが、まだ完全に評価されているわけではない。
ただ、空気圧低下の影響を考えてみると、内部に保持している空気の量が少ないロープロファイルタイヤの場合、わずかな抜けでも空気圧に及ぼす影響が大きい。
空気圧は走りに大きな影響を及ぼすため、つねに適正空気圧でベストな状態を保ちたいのなら、ロープロファイルタイヤに窒素注入はおすすめだ。
また、こまめにメンテナンスされることが少ないスペアタイヤにもおすすめといえる。 |
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窒素ガスタンク
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| 空気中から窒素だけを取り出すマシンを一部タイヤメーカーが開発し、系列のカー用品店などで使用しているが、オートバックスではストレートに窒素ボンベを使っている。窒素ボンベならば、専用のマシンも必要なく、タイヤに手軽に窒素を注入することが出来る。 |
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| 初めてタイヤに窒素を注入する場合は、まずタイヤのなかに
入っている空気を完全に抜かなければならない。バルブから徐々に抜くか、バルブインナーを
外して一気に抜く |
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| タイヤから空気が抜け切った状態。まだ多少は空気が残っていることになるが、
この程度ならば問題にはならない |
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窒素ボンベからタイヤに窒素を注入する。不燃性のガスなので安全に扱うことができる。
さほど大きなボンベではないが高圧の窒素を注入することが可能。注入方法は空気を入れる
場合とまったく同じ。注入を始めると次第にクルマが持ち上がってきて、タイヤ内の圧力が
高まっているのが分かる |
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| 窒素を使った場合も適正空気圧の設定は空気の場合と同じ。
クルマ指定の適正空気圧まで入れればよい。手元で確認しながら注入できるので、確実に適正空気圧に設定できる |
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| いざという時に空気が抜けていては困ってしまうのがスペアタイヤ。
もしもの時に備えるのならスペアタイヤにも窒素を入れておけば安心だ |
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