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◆タイヤ交換ぐらいは自分でできるようにする。
トラブルはもちろんメンテナンスにも有効だ
■車載のパンタグラフジャッキでできることは限られてはいるが
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もし、路上でパンクしてしまっても、スペアタイヤに交換すれば走行することが可能だ。
ところがジャッキアップやタイヤ交換の方法が分からないという人が意外なほど多い。JAFへの救援依頼の理由のなかで、パンクによるタイヤ交換はつねに上位に入っている。
スペアタイヤへの交換の方法が分からないというのならまだ程度のよいほうで、なかにはスペアタイヤやジャッキの場所が分からないとか、クルマにスペアタイヤが用意されていることを知らないという人もいる。
また、JAFへの救援依頼では、冬になるとチェーンの装着というのも多くなる。知っている人にとっては、簡単な作業だが、ジャッキアップの方法が分からなければ、確かにチェーン装着は難しいのかもしれない。
万が一に備えて、少なくともジャッキアップとタイヤ交換の方法ぐらいは、ちゃんと覚えておくようにしたい。スペアタイヤへの交換や、チェーンの装着などの緊急時の対処法として覚えておくのはもちろんのことだが、タイヤを外す方法をマスターしておけば、自分でできるメンテナンスの幅がグッと広がってくる。
確かに、車載のパンタグラフジャッキでは、ガレージジャッキとリジッドラックのセットのようにクルマを持ち上げて確実に固定することはできない。それでも、タイヤ&ホイールを外すだけで、サスペンション系やブレーキ系、ステアリング系などのある程度の部分を露出させることが可能となる。
ジャッキアップやタイヤ交換は、慣れてしまえば気軽に行なえるものになる。単に方法を知っているから、もしもの時でも大丈夫だというのと、必要があればすぐにできるというのとでは大きな違いがある。慣れるといっても、2〜3回実際に作業してみれば、簡単に身に付くもの。とにかく、実際に作業してみることだ。
ただし、パンタグラフジャッキの場合は、強い力が加わるとジャッキが倒れてクルマが落下することもあるので、力を必要とするような整備には適していないが、それでもさまざまな点検を行なうことは可能だ。ブレーキ系やサスペンション系、ステアリング系を自分で目視点検できるようになれば、クルマの楽しみ方が広がるというもの。また、ホイールの裏側だって徹底的に洗車できるようになる。
ジャッキアップ前にまずはホイールナットを少しだけゆるめておく。ジャッキアップしてからでは強い力がかけにくい
クルマごとにジャッキを当てるポイントが定められている。2個の凹の間にされているクルマが多い
ジャッキにハンドルを接続してゆっくり回していく。ジャッキが傾いていないかを確認しながら作業する
タイヤ交換を行なうのなら、タイヤが路面から5p程度浮き上がれば充分。高く上げれば上げるほど危険度も高くなる
先にゆるめておいたホイールナットをさらにゆるめていく。ホイールナットレンチを使ってスピーディに作業する
ある程度までゆるんだら、あとは指先で回して外す。もっとも高い位置のナットを最後に外すとよい
タイヤ&ホイールはかなりの重さがあるので、必ず両手でしっかり持ち、手前に抜くようにして外す
タイヤを外せば、ブレーキ系やサスペンション系の部品が見えるようになる。前輪ならばステアリング系も見られる