目次
サスペンションシステムは、アームやロッドで車輪が動けるように骨組みが構成され、これがスプリングで支えられ、スプリングの動きをショックアブソーバーで抑制している。単に乗り心地をよくするためだけのものと思っている人もいるようだが、実際には非常に重要な役割を果たしている。 サスペンションシステムが正しく動くことによって、タイヤがつねに正確に路面に接するようにしてくれている。これにより駆動力も制動力も操舵力も確保され、コーナーでもタイヤが踏ん張ることができるのだ。 サスペンションシステムのうち、アームやロッドが損傷するということはほとんどない。オフロードでジャンプを繰り返すようなクルマでない限り、まずは大丈夫だ。 スプリングについても、一般的な走行をしているクルマならば、さほど劣化しない。サスペンションシステムのなかで、もっとも注意すべきなのはショックアブソーバーだ。このパーツは消耗品と考えるべきだ。1〜2万qの走行でもへたりが始まり、数万q走行ともなると、かなり状態が悪化している。 ショックアブソーバーの状態は、コーナリングや段差の乗り越えで分かる。 ショックアブソーバーが劣化していると、コーナーからの立ち上がりでクルマにロールが発生したり、段差を越えると、しばらくフワフワと振動が続いたりする。
タイヤを外すとサスペンションシステムが見えるようになる。アーム類にガタがないかをチェック