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本気で潤滑システムの清浄を行なうのなら
  フラッシングマシンを使うのがベストだ
まじめにオイルを交換しているのならばフラッシングは不必要だ
 エンジンオイルを長く使っていると、カーボンやススの混入によって、泥状物質であるスラッジや樹脂状物質であるワニスが発生する。こうした異物をそのままにしておくと、潤滑システムに詰まりが発生し、オイルが入っているのに潤滑不良が起こったりする。エンジン内の部品の摩耗も早まる。

 エンジン内に付着したスラッジなどの異物を、分解清掃せずに洗浄除去することをエンジンフラッシングという。これにはフラッシング剤を使う方法、フラッシングオイルを使う方法、フラッシングマシンを使う方法がある。もっとも手軽なのはフラッシング剤を使う方法で、排出前の古いオイルにフラッシング剤を入れて指定時間アイドリングするというもの。使っている人も多いはず。

 フラッシングオイルは整備工場などで使われることが多い。古いオイルを抜き、そこに専用のフラッシングオイルを入れ、しばらくアイドリングしてから排出する。安いオイルをフラッシングオイルの代わりに使うこともある。
   フラッシングマシンは、最近注目を集めているもの。
マシンによってフラッシングオイルを強制循環させ、マシン内のフィルターで異物を除去する。

 市販のフラッシング剤は、はっきりいって効果はそれほど高くない。しかし、5000q走行以下で定期的
にオイル交換を行なっているのなら、これで充分。3000q走行で交換し続けているのなら不要なぐらい。

 しかし、まじめにオイル交換を行なわない時期が長かったクルマや、整備歴が不明の中古車を購入したような場合は、一度ぐらいのフラッシング剤の使用では不充分。マシンを使った洗浄がおすすめだ。潤滑システムをクリーンナップできる。







エンジンフラッシングマシン

エンジンフラッシングマシンはオイルドレンとオイルフィルター装着孔を利用してフラッシングオイルを循環。全潤滑システムを洗浄できるわけではないが、オイルパンなどスラッジがたまりやすい部分には充分に対処でき、潤滑システムをよみがえらせてくれる

 
 古いエンジンオイルを完全に排出したら、フラッシングマシンのホースを接続するための専用のプラグをドレンプラグの代わりに装着する
 オイルフィルターも交換のために取り外す。
オイルフィルターの装着部分にもフラッシングマシンのホースを接続するためのアダプターを装着する
 オイルパンのドレンプラグ孔に装着したプラグにフラッシングマシンのホースを接続する。
オイル漏れが発生しないように確実に固定
 オイルフィルター孔に装着したアダプターのホースにもマシンからのホースを接続。圧力がかかるので確実に固定できる方式が採用されている
  これで準備は完了。マシンを作動させるとフラッシングオイルがエンジン内を循環して汚れを洗い落とし、マシン内のフィルターで除去する
 使用前のフィルターと使用後のフィルターを比べると、どれだけの汚れが取り除かれたかが一目瞭然。潤滑システム内はこんなに汚れていたのだ

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