目次
ディファレンシャルギアに使用されているギアオイルの交換時期は、トランスミッションオイル同様にさまざまな交換指定時期があり、数万q走行程度までなら、さほど違和感なく使用することができるが、ディファレンシャルギアにとってはベストな状態とはいえない。 FF車のデフはトランスミッションに内蔵されていて、まとめて潤滑が行なわれている。しかし、それほど内部のギアに大きな負担はかからない。 FR車などのリアデフでは動力の伝達方向を変えるファイナルギアの部分にハイポイドギアを使用しているため、FF車のトランスミッションや内蔵のデフに比べると、オイルに対する要求度が高くなる。オイルが古くなり、劣化した状態のまま使い続けると、ギアがすり減ったり欠けたりして、どんどんデフの動きが悪くなっていく。 こうした事態を防ぐためにもデフオイルは早め早めに交換したほうがよい。特にLSDの場合は指定時期以前に交換すべきだ。2万q走行を交換時期の基本と考えればよいだろう。
使用するオイルはGL-5クラス。規格にはGL-6もあるが、このオイルが必要とされる一般車はない。粘度はSAE80W-90程度が基本。特別の希望がある場合はカー用品店で相談するとよい。
今回交換に使用したのはオートバックスプライベートブランドのハイポイドギアオイル。APIのグレードはGL-5で粘度はSAE80W-90。ヘビーデューティな使用でも、安定した性能を発揮してくれるギアオイルだ。