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ブレーキローターとも呼ばれるディスクローターは、パッドとの間で摩擦を発生させるためのもの。パッドが摩擦材なので、ローターが摩耗することはないと思っている人もいるが、実際にはローターも摩耗する。
メーカー推奨のディスクローターの交換時期は新品時から1〜2o摩耗した時。ソリッドディスクで新品時の厚さは9o程度でマイナス1o程度が交換時期、ベンチレーティッドディスクで新品時の厚さは18〜21o程度。この場合はマイナス2o程度が交換時期だ。しかし、国産車の標準装備のディスクローターは、非常に丈夫。一般的な走行ならば、10万q走行でもここまで摩耗することはない。
ただし、スポーティな走行でハードなブレーキングを繰り返していると、意外にローターの摩耗が進むこともある。スポーツタイプのブレーキパッドを使用していると、ローターが摩耗しやすくなることもある。
ディスクローターは、ブレーキパッドに触れる部分だけが摩耗する。ローターの最外周部分はブレーキパッドに触れることがないため、新品時の厚さが残っている。点検時には、摩耗した部分と最外周部分の段差を基準にして、摩耗量を点検する。
パッドの使用限界を超えて使用すると、ローターにレコード状のキズが刻まれることがある。また、パッドの表面に異物が付着し、この異物がローターにキズを残すこともある。
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キズが深い場合には、ブレーキのききが悪くなる。この場合は交換か研磨が必要になる。研磨してみて限界使用の厚さが残れば使用することができるが、キズが深くて薄くなってしまう場合には再使用不可。
なお、外国車のディスクローターが減りやすいのは常識。メーカーも消耗品と考えていて、1回のパッド交換でローターが1o減っていることもある。
また、点検でディスクローター表面に、油膜状の光る汚れがある場合は要注意だ。ドライブシャフトのブーツ破れでグリスが飛散して付着した可能性が高い。ローターのメンテナンスはブレーキクリーナーでクリーニングすればよいが、早急にブーツを交換すべきだ。
なお、ディスクローターにサビが発生していることがあり、キーキーといったブレーキ引きずり音が発生したりする。
だが、表面だけのわずかなサビは心配無用。ブレーキを使えば簡単にサビが落ちてしまう。
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