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◆車検の2回に1回はブレーキホースを交換。 
  強化タイプに交換してレスポンスを向上
確実に劣化するゴム製パーツなので指定時期に交換したほうが無難■

 ブレーキホースのメーカー推奨の交換時期は初回は5年、以降は4年ごととされていることが多い。ブレーキホースはゴム製のパーツであるため、紫外線や温度変化などで劣化する。
劣化するとゴムが硬くなり、ヒビ割れなどを起こしやすくなる。通常のブレーキングでは使用できていたとしても、フルブレーキングで高い圧力がかかった際に耐え切れず、ホースが破裂してしまうこともある。こうなればブレーキは使用不能となる。

 安全性に大きな影響を及ぼすパーツだけに、メーカー推奨の指定時期はセーフティマージンを大きくとったものと考えられ、この時期を越えてもまだ使えそうだが、安全を考えてメーカー推奨の時期に交換したほうが無難。つまり車検2回に1回は交換ということになる。

 走行距離で考える場合は、6万q走行程度を目安にする。交換時期より先に6万qも走行した場合は、指定時期より早めであっても交換したほうがよい。


 

 どうせ交換するなら、強化タイプのブレーキホースに交換してもよい。ゴム製のブレーキホースは、ブレーキングで高い圧力がかかった際に、実は微妙に膨らむ。これにより液圧が逃げることになり、ブレーキのレスポンスも悪くなる。強化タイプであれば、こうした液圧の逃げがなくなり、ブレーキのレスポンスが向上する。

 
今回取り付けた用品

今回交換に使用したのは銀功物産のアールズ・車検対応ブレーキラインシステム。車種ごとに専用設計とされているので、純正と交換してもピタリと収まる。付属のライセンスカードを提示すれば、車検にも問題なくパスできる。

 
 純正のブレーキホースのキャリパー側を外す。信頼性の高いレンチを使用してゆるめていく
  ボルトが外れるとブレーキホースの下端、通称バンジョーが外れる。ブレーキフルードは塗装を傷めるので注意する
 ブレーキホースとブレーキパイプの接続部分を外す。この作業ではフレアレンチが必要。2本のレンチを使ってはずす
 ホースの上端が外れたらストラットにホースを固定しているクリップなどを外し、ホースを取り外す
 新しいブレーキホースをパイプに接続する。フレアレンチを使用して固定し、規定トルクで締める
 ホースの下端のバンジョーも同様にして規定トルクで締める。銅ワッシャーを挿入することも忘れずに
  付属のタイラップを使用してホースの位置を固定。ハンドルを切った際に周囲に干渉しないかを確認しておく
 全輪を作業すればブレーキホースの交換は完了だが、ブレーキフルードからのエア抜き作業が必要

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