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◆フワフワしたブレーキペダルの感触が不満なら
  マスターシリンダーストッパーで強力サポート
■車種対応品しかないので指定のボルトに固定するだけでよいが…

 クルマの車内とエンジンルームを区切っている壁の部分を、一般的にバルクヘッドと呼んでいる。ブレーキペダルはこのバルクヘッドの車内側に、その力を受けるマスターシリンダーや倍力装置はバルクヘッドのエンジンルーム側に固定されている。

 バルクヘッドはモノコックボディの一部を構成している部分なので、丈夫なことは丈夫なのだが、実はブレーキペダルを思い切り踏み込むと、多少はたわんでしまう。
つまり、ブレーキペダルを踏んだ力のうち何%かは、ここで失われる。

 上級車種になればなるほどバルクヘッドが強固になる傾向はあるが、ある程度のたわみは発生するもの。こうしたバルクヘッドのたわみを防止してくれ、ハードなブレーキング時のマスターシリンダーなどの動きを抑えてくれるのが、マスターシリンダーストッパーというチューニングパーツだ。

   バルクヘッドにたわみなんかないと思っている人でも、マスターシリンダーストッパーを装着してみると、その違いに驚くこともある。試してみる価値は充分にあるものだ。

 チューニングパーツとはいうものの、マスターシリンダーを支えるだけのパーツなので、シンプルな構造のものが多い。それぞれの車種専用に作られていて、エンジンルームの既存のボルト穴を流用して固定を行なうので、大がかりな加工も必要ない製品がほとんど。アマチュアでも取り付けられるものだ。

 ただし、エンジンルーム内のボルトは固着していることも多く、作業には信頼性の高い工具が必要になる。固着したボルトをゆるめるために潤滑剤が必要になることも多い。不安ならばカー用品店などに依頼したほうが無難だ。


 
今回取り付けた用品

今回装着したのはキャロッセのクスコ・ブレーキシリンダーストッパー。シンプルな構造ながら確実にシリンダーを固定してくれる。独特なブルー色がエンジンルームでよく目立つ。
既存のボルト穴を使って取り付けを行なう。対応車種も幅広い。

 
 ノーマル状態のマスターシリンダーは倍力装置(ブースターパック)を介してバルクヘッドに固定されているだけ
 位置合わせをしてマスターシリンダーストッパーの装着に流用するボルトを確認したうえで、それぞれのボルトを外し、ストッパーを間に入れて締め込む
 位置によってはかなり作業しにくいボルトもある。さまざまなレンチが必要になることも多く、下回りから作業したほうが簡単なこともある
 マスターシリンダーとストッパーの間にはさむカラーと呼ばれる部品を入れたうえで調整ボルトを締め込んでいく
 調整ボルトを締め込んでマスターシリンダーが充分に固定されたらロックナットを締めて、調整ボルトの位置を固定
 装着が完了したら停車状態でブレーキペダルを踏んでみて違和感がないかを確認。さらに実際に走行してみて異常がないかを確認すればよい

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