目次

◆内装やオーディオのパネルは次第にゆるむ。
  ビビリ音を防止するにはクッション材を使用
■パネルが確実に固定されているかを再チェックすることから始める

 前ページで解説したのは、不注意や整理整頓不足による異音だが、異常によって車内で異音が発生することもある。一般的にビビリ音といわれるもので、走行振動によって発生する。異常とはいっても、走行
性能には影響がないものなので、そのまま放置しておいても問題ないとはいえるが、ロングドライブなどではツライもの。オーディオを楽しんでいる時にも不快だ。逆に、オーディオを大音量でかけたりすると、ビビリ音が出ることもある。

 こうしたビビリ音の原因は、ほとんどの場合が内装のパネル類など。内装のパネル類やオーディオの前面パネルなどは、個別のパーツで作られ、それぞれが独自に固定されている。ひと昔前はビスなどで固定されていることが多かったが、最近ではクリップでパチンとはめられていることが多い。ビスを使用するより、クリップ固定のほうが製造工程での手間を省くことができるため増えている。

   こうしたクリップは、樹脂や金属の弾力を利用しているが、長く使っていると弾力がなくなってきて、ゆるみやすくなってしまう。また、カー用品の装着などでパネル類の脱着を行なうだけでも、クリップがゆるくなってしまうことがある。

 ビビリ音を解消したい場合、まずは音の発生源を探る。そのうえでパネルを装着し直してみる。それでもビビリ音が直らない場合は、パネルが当たる部分や、パネル裏面の周囲にクッション材を貼ってやればよい。これで解消できることが多い。
 
 また、グローブボックスなどの開閉できる部分のヒンジがゆるんでくると、ドア部が振動してビビリ音を発するようになるが、これもドアが当たる部分にクッション材を貼ってやれば、簡単に解消することができる。
 

 
今回取り付けた用品

今回のビビリ音解消に使用したのはエーモン工業のデッドニングテープ。
スピーカー周辺のデッドニング(防音)用のものだが信頼性の高いクッション材なので、今回はビビリ音の解消に使用。かなりの厚さなのでパネル裏には無理なこともある。

 
 オーディオのパネルはビス固定が減っている。クリップがゆるんでいると指だけで簡単に外せてしまうこともある
 パネルがゆるんでいるようならば、はめ直してみる。これだけでビビリ音が直ることもある
 ドアの内張りのパネルも金属クリップでとめられているだけ。ビビリ音の原因になったりする
 装着し直してもビビリ音が解消されないようなら、裏面にクッション材を貼ってビビリ音の発生を防止する
 オーディオ裏の配線が動いて音が出ることもある。特にAVを交換したりユニットを加えて配線が増えると音が出やすい

 オーディオなどを外す方法を知っているのなら配線をタイラップなどで束ね、さらに位置を固定する

 グローブボックスなどが走行振動でビビリ音を発する場合はカバーの接触面にクッション材を貼る

 広い面積にクッション材を貼らなくても、部分部分に貼っていくだけでビビリ音が解消されうことが多い


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