目次

◆床下からのロードノイズをシャットアウト。
 
高い遮音効果で快適な音響空間を実現する
■フロアカーペットをはがすことができれば遮音材は簡単に貼れるぞ

 クルマのフロアというのは、フロアカーペットの下に鉄板が1枚あるだけ。
この1枚の鉄板だけで車内と車外が区切られている。フロアの下にはロードノイズの発生源であるタイヤがあり、エンジンルームは下部が開放されているので、
下方に向かってエンジン音などの騒音が流れ出す。クルマはルーフ側も鉄板は1枚だが、どうしてもフロアから騒音が侵入しやすい。

 フロアカーペットは遮音を考慮した構造とされていて、上級車になるほど遮音効果が高いものが使われているが、それでも充分とはいえない。安価な車種とも
なると、かなりの騒音がフロアから侵入している。

 大音量が趣味の人は別とすれば、オーディオは快適な適度な音量で楽しみたいもの。大音量では、車外の音が聞こえにくくなるという問題もある。ところが、騒音が大きいとどうしても音量を上げがちになる。また音楽を聴きながら会話を楽しめるような環境も作りにくい。なかには、可能な限り静かな車内で過ごしたいという人もいる。

 

 こうした車外からの騒音をカットするには、クルマのさまざまな部分を遮音する方法があるが、なかでもフロアの遮音は非常に効果が高い。しかも、フロアカーペットをはがして、フロアに遮音材を貼るだけの作業。

 周囲がサイドシルで押さえられている程度なので、シートを外せば、フロアカーペットは簡単にめくることができる。センターコンソールを外せば、さらに広い範囲を遮音できる。徹底的に隙間なく遮音材を貼るのがベストな方法だが、ある程度の面積をカバーするだけでも、充分に効果を発揮してくれる。自分で作業することに自信がなければ、対応していない店もあるが、オートバックスなどのカー用品店に相談すればよい。





 
今回取り付けた用品

今回のフロアの遮音に使用したのは東京防音のダイナマット・オリジナル。ダイナマットシリーズのベーシックタイプで、共振や共鳴を大きく低減してくれる。

 
 フロントシートを取り外したうえで、フロアカーペットを押さえているサイドシルなどの内装パネルを取り外す

  周囲を固定しているものをすべて取り外せば、フロアカーペットをめくることができる。露出したフロアが汚れていたらブレーキクリーナーなどで脱脂クリーニングしておく
 新聞紙などの紙を使って貼るスペースの形を取り型紙を作る。その型紙を使って、遮音材に切り取る部分をマークしておく。多少のズレがあっても大丈夫
 遮音材をカットしていく。遮音材の種類にもよるが万能ハサミのような丈夫なハサミやカッターで切れるものが多い
 遮音材裏側のはくり紙を取りフロアに貼っていく。寒い時期ならヒートガン(なければドライヤー)で温めながら作業
 フロア全面にぴったりと貼り付ける。曲面に密着させにくい場合は部分的に切れ目などを入れて、浮いている部分ができないように確実に貼り付ける。

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