目次

◆エンジンノイズやボンネットの共振をカット。
  車内はもちろん周囲への騒音も防いでしまう
■貼り付け作業よりも、準備段階で行なう脱脂クリーニングが重要だ

 最近のエンジンは静かになってきているが、やはり騒音のかたまりであることに変わりはない。
エンジン内の爆発音はもちろん、カムやバルブなどのメカニカルノイズが出ているうえ、エンジンの振動が周囲に伝わって騒音を発する。エンジンルームにはほかにもベルト類や、ファンなど動くことによってノイズを発するパーツは数多い。新しいエンジンでもそれなりに騒音や振動を発しているが、古くなるにしたがって騒音や振動がどんどん大きくなっていく。

 こうしたエンジンルームの騒音を少しでも防ぐために使用するのがボンネットの防音材だ。上級車種では、標準で装備されていることもあるが、市販の防音材に比べればチープなもの。市販の防音材に交換することで防音効果が高まる。もちろん、標準で装備されていないクルマなら、防音材を貼り付けることで、エンジンルームからの騒音が格段に小さくなる。

 

 作業そのものは、ボンネットのサイズに合わせてカットし、貼り付けるだけ。多くの防音材は裏面が粘着シートとされているので、貼り付け作業は簡単。アマチュアでも可能な作業だ。

 ただし、ボンネットの裏側は驚くほど汚れていることがほとんど。純正の防音材が配されていても汚れていることが多い。貼り付け前には充分に脱脂クリーニングしておかないと、新しい防音材がすぐにはがれてしまう。ブレーキクリーナーやパーツクリーナーを使って、充分に清掃してから貼るべきだ。

 なお、エンジンを支えているエンジンマウントはエンジンの振動を吸収している。古くなってくると硬化して振動を吸収できなくなる。このマウントを新しいものに交換することも、エンジンの振動や騒音を小さくする効果がある。

 
今回取り付けた用品

今回装着したのは東京防音のフッドライナー。エンジンルームからの騒音やボンネットの共振を強力に抑制。表面にはアルミ処理が施されているので、熱の7%を反射。耐熱性と高耐久性を実現している。
※一部のスーパーオートバックスでのみのお取り扱いとなります。

 
 撮影車ではボンネット裏に防音材が標準装備されていたが、非常に薄くあまり効果が期待できない
 クリップを抜き防音材を外していく。クリップで固定されているだけで、ボンネット裏面に密着しているわけではない
 取り外した標準装備の防音材を型紙に利用して防音材をカットしていく。標準装備がなければ新聞紙などで形を取る
 かなりの厚さがあるが防音材は柔らかな素材なので万能ハサミでカットすることができる
 ボンネットの裏側を充分に脱脂クリーニング。ブレーキクリーナーなどを使って油性の汚れを落とす
 防音材裏面のはくり紙をはがしボンネットに貼っていく。最初の位置合わせが重要。所定の位置に一発で決める
 防音材の表面から強く押して貼り付けていく。浮いている部分ができないように、確実に全面を作業していく
 ボンネットに密着すれば作業は完了。熱対策のためのアルミが輝きエンジンルームがドレスアップ

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