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◆ドアが下がっていれば密閉度は低くなる。
 
 動きが悪い部分も不快なので解消しておく
ドア下がりを直すには非常にパワフルな工具を使用する必要がある■

 あなたのクルマのドアはちゃんと閉まっているだろうか? 半ドアとか、ロックの異常といった話ではない。ドアが、ドア枠であるボディにちゃんと収まっているかという話だ。

 もちろん、ドアを閉めてロックができるということは、ドアがボディに収まっていることにはなるのだが、正しい位置に収まっていないこともある。
長い間クルマを使っていると、ドアの先端(ボディに接続されていない側)が、ドア自体の重みでわずかずつ下がることがある。子供がドアにぶら下がったりするなど、ドアの先端に大きな力がかかって、一気に下がってしまうこともある。

 ドアが多少下がった状態であっても、ボディ側のドア枠には許容範囲があるので、ドアはボディに収まる。ドアを閉める際に、正しい位置にズレながらドア枠に収まることもある。

 しかし、ドアが下がった状態なっていれば、ドアの密閉度は低下していることになる。周囲に設けられたゴム製のパーツであるウエザーストリップの弾力によって、雨水などの侵入は防がれているが、騒音の侵入は増えているはず。

 点検を行なってみて、ドアが下がっているようならば、調整を依頼したほうがよい。
ボルトやナットをゆるめて締めるといった単純な作業で直すことができるのだが、アマチュアは手を出さないほうが無難だ。これらのボルト類は、非常に強く締められている。




 

そのためプロの場合も強い力がかけられる工具を使って作業する。アマチュアが安易な工具で作業すると、ボルトなどの頭をなめてしまい、大がかりな補修作業が必要になることもある。

 なお、ドアを点検するのなら、ボンネットやトランクリッドなどの開閉部分もまとめて点検しておくとよい。動きが悪くなっているようなら潤滑剤を供給しておくべきだ。ペダルからキーキーといった不快な音がすることもあるが、これも潤滑剤の供給で直すことができる。

ペダルの根元に潤滑剤を供給して動きをよくすれば異音が出なくなる
 
 ドアを閉まる直前の位置にしてドアの先端が下がっていないかを確認する。長く使っているクルマではドアが下がっていることがけっこうある
 ドア側のロック機構の状態も確認。ドアの下がりが大きくなってくると、内部のロック機構にキズが残ったりする
 ドアのロック機構に収まるボディ側のストライカー。ドアの閉まりが悪くなると、ここにもキズが付くようになる
 ドアの動きが悪いようならばヒンジの部分を潤滑。スプレータイプのグリスを使うのがベストだが、手近にあることが多い防錆潤滑剤でも大丈夫
 トランクリッドの動きもよくしておく。ヒンジ部分はトランク内になっていることが多い。アームとアームが動くように連結されている部分にスプレー

 ボンネットのヒンジ部分も同様にして潤滑剤を供給。ボンネットのロック機構内部にも潤滑剤を供給しておくとよい

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