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◆エバポレーターを洗浄したりオゾンで消臭。
  エアコンの悪臭に悩んでいるならプロの技で
■費用はかかるが効果は高い。定期的な洗浄を可能にする方法もある

 前ページで解説したエアコンの悪臭対策は、どちらかといえば予防法。
強い悪臭が付いてしまった場合は、アマチュアによる対策は難しい。こんな場合はプロに任せるとよい。購入した中古車の悪臭がひどい場合もプロに任せるのがベスト。

 プロがエアコン消臭を行なう場合、さまざまなテクニックが使用される。臭いの程度に応じて、これらのテクニックが使い分けられる。

 たとえばオートバックスの場合は、オゾン消臭やエバポレーター清掃といったものがある。オゾン消臭はすべての店で対応しているものではないが、専用の
オゾン発生器を使用して、オゾンの力で消臭を行なうもの。市販のスプレータイプや蒸散タイプと同じように、オゾン濃度の高い空気を循環させることで除臭を行なう。

 多くの店で対応しているのがエバポレーターの清掃だ。これには2種類の方法がある。ひとつは、エバポレーター部の排水ホースを使用して、クリーニング用の薬剤を注入するというもの。エバポレーター部にムースタイプ(発泡タイプ)の薬剤を送り込むと、内部で発泡してエバポレーター全体を包み込み、消臭や除菌を行なう

 

 もうひとつの方法は、車室内側から穴を開けて、直接エバポレーター部に薬剤を送り込むというもの。排水ホースから送り込む場合と同じようにムースタイプの薬剤を使用する(使用する薬剤の種類は多少異なる)。エバポレーター部に直接薬剤を送り込むことになるので、排水ホースから送り込む方法に比べると、さらに確実にエバポレーター全面をクリーニングすることが可能となる。

 この方法の場合、エバポレーター部に穴を開けるが、作業後にはふさがれる。しかし、次にクリーニングを行なう際には、再びこの穴が利用できるので、初回より簡単な作業でクリーニングが行なえるようになる。悪臭がひどい場合には、1回のクリーニングで完全に消臭できないこともあるが、定期的に連続して作業することで、効果を高めることができる。

 また、これらの消臭は、定期的に実施することで悪臭の発生を防ぐ効果がある。特に、エバポレーター洗浄に使用される薬剤には抗菌能力もあるので、エバポレーターにカビや雑菌が繁殖しにくくなる。新車時から定期的に使用すれば、無臭状態を長く保つことができる。

 
オゾン式の消臭を行なう場合は、車内にオゾン発生器をセット。スプレー式のエアコン消臭剤などと同様に、エアコンを内気循環で作動させて車室内を密閉した状態でオゾンを発生させる。オゾンがエアコンの空気の経路ばかりでなく、車内全体に行き渡ることで全体の消臭が可能となる
 
 ムースタイプの薬剤でエバポレーターを洗浄する場合は、エバポレーターの排水ホースを利用して薬剤を注入する
 排水ホースにさらに細いホースを送り込み、薬剤が直接エバポレーターに届くようにする。
かなり奥までホースを挿入することになる
 ホースの挿入が完了したら薬剤の缶をホースにセット。全量をエバポレーター内に送り込む。
薬剤はエバポレーター室内部でムース状に発泡して、バポレーター全面を覆って洗浄を行なう。
しばらくするとムースが液状になって、汚れた薬剤が流れ出す。全量が流れ出せば消臭は完了
 
 

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