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前ページで解説したエアコンの悪臭対策は、どちらかといえば予防法。
強い悪臭が付いてしまった場合は、アマチュアによる対策は難しい。こんな場合はプロに任せるとよい。購入した中古車の悪臭がひどい場合もプロに任せるのがベスト。
プロがエアコン消臭を行なう場合、さまざまなテクニックが使用される。臭いの程度に応じて、これらのテクニックが使い分けられる。
たとえばオートバックスの場合は、オゾン消臭やエバポレーター清掃といったものがある。オゾン消臭はすべての店で対応しているものではないが、専用の
オゾン発生器を使用して、オゾンの力で消臭を行なうもの。市販のスプレータイプや蒸散タイプと同じように、オゾン濃度の高い空気を循環させることで除臭を行なう。
多くの店で対応しているのがエバポレーターの清掃だ。これには2種類の方法がある。ひとつは、エバポレーター部の排水ホースを使用して、クリーニング用の薬剤を注入するというもの。エバポレーター部にムースタイプ(発泡タイプ)の薬剤を送り込むと、内部で発泡してエバポレーター全体を包み込み、消臭や除菌を行なう。
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もうひとつの方法は、車室内側から穴を開けて、直接エバポレーター部に薬剤を送り込むというもの。排水ホースから送り込む場合と同じようにムースタイプの薬剤を使用する(使用する薬剤の種類は多少異なる)。エバポレーター部に直接薬剤を送り込むことになるので、排水ホースから送り込む方法に比べると、さらに確実にエバポレーター全面をクリーニングすることが可能となる。
この方法の場合、エバポレーター部に穴を開けるが、作業後にはふさがれる。しかし、次にクリーニングを行なう際には、再びこの穴が利用できるので、初回より簡単な作業でクリーニングが行なえるようになる。悪臭がひどい場合には、1回のクリーニングで完全に消臭できないこともあるが、定期的に連続して作業することで、効果を高めることができる。
また、これらの消臭は、定期的に実施することで悪臭の発生を防ぐ効果がある。特に、エバポレーター洗浄に使用される薬剤には抗菌能力もあるので、エバポレーターにカビや雑菌が繁殖しにくくなる。新車時から定期的に使用すれば、無臭状態を長く保つことができる。

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