AUTOBACS GUYS OFF TIME / ON TIME オートバックスガイズの裏側 Vol.3 : 赤嶺寿彦 TOSHIHIKO AKAMINE AUTOBACS GUYS OFF TIME / ON TIME オートバックスガイズの裏側 Vol.3 : 赤嶺寿彦 TOSHIHIKO AKAMINE

整備士への道は漫画からはじまった

僕が整備士になろうと思ったきっかけは漫画なんです。整備士を題材にしたストーリーで、それまでは大工になろうと思っていたのですが、読み終わった後には「クルマをいじる」ということにすごく惹かれていました。その後、両親と話をしながら、自動車科のある高校に行き、専門学校に通い、整備士になりました。

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クルマへの思い

プライベートも仕事と変わりがないですよ、クルマをいじったりクルマに乗って走ってみたり。新しい道ができたと聞いたら走ってみようかと行ってみたりだとか。県南じゃ走ったことのない道はないんじゃないかっていうくらい、いろんなところに行きましたね。距離にしたら相当なものだと思います。景色が良い道よりも、気持ち良く流せる道の方に自然と脚が向かってしまいますね。20代の頃は仕事が終わってから阿蘇の山の上まで走ったりもしていました。夜中の3時まで走り回って遊び、家に帰って1時間も寝ないでまた仕事に行ったりね。今の若い子を見ていると、四六時中クルマのことを考えてないんだろうなと思ったりね。僕は四六時中、ほぼ8割〜9割がクルマです。僕にとってクルマは最高のおもちゃなんです。

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思い出のシルビア

このシルビアは2年前まではナンバー付けて走っていたけど、しばらく自宅で保管していたのをメンテナンスして久々の走行。10年ぶりのサーキット走行です。あの時代のクルマは全てアナログで、全て自分で考えて手作りできるんです。今のクルマと比べると、いじれる範囲が広い。今回も脚回りを全部変えたり、本屋で資料を見つければ買って調べ尽くしたり。時間さえあればもっともっと手を掛けてやりたいと思いますね。昔からずっと一緒に走っている仲間も見に来て、みんな家族もいてなかなか時間も合わなかったけど、ようやく落ち着いてきてまたそういう遊びをしたいなという話をしているところなんです。久々にサーキットを走ったら、もっともっと走っていたくなってしまいました。このシルビアもまたナンバーを付けてあちこち走れるようにしたいですね。

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良き父親としての顔

家族は家族、クルマはクルマとはっきり分けています。休みが合えばクルマに乗っていろんなところに行ったりだとか、家族サービスもしっかりするようにしています。いろんなところに一緒に行くから、同年代の子たちと比べるといろんな市町村を覚えているみたいですね。周りのお父さんよりはいろんなことをして、こうやって機会があれば一緒にクルマに乗って、いずれは自然にクルマ好きになってくれるんじゃないかと思っています。

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「一手間を惜しまず」
これがプロとしてのこだわり

整備をするときに大切にしているのが、誰に見られても恥ずかしくないようにする、ということです。仕事上、他のところでやった整備を後から手直しするようなことがあります。ということは、私の仕事を他の人から見られる可能性もあるということです。その時に「よく考えてやっているよね」と思われるような仕上がりでありたい。そう思われるためには、やはり手間を惜しんではならないんです。販売しているものを取り付けて終わりではなく、どう取り付けたらより安全か、新しい部品に替えたことで出るトラブルの可能性なども予想しながら、時間の許すかぎり手を入れてあげたいと思っています。

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