夏に近づくにつれて気になるのが、屋外に駐車した車の車内温度。炎天下にさらされていた愛車に乗り込むや、あまりの暑さに大汗を流し、ステアリングの熱さに四苦八苦……。そんな経験、ありますよね?  「炎天下では白い車よりも黒い車のほうが車内が熱くなる」……とはよく耳にしますが、本当にボディカラーは車内の温度と関係があるのでしょうか?  本格的な夏が訪れる前に、実際に計測してみました。 夏に近づくにつれて気になるのが、屋外に駐車した車の車内温度。炎天下にさらされていた愛車に乗り込むや、あまりの暑さに大汗を流し、ステアリングの熱さに四苦八苦……。そんな経験、ありますよね?  「炎天下では白い車よりも黒い車のほうが車内が熱くなる」……とはよく耳にしますが、本当にボディカラーは車内の温度と関係があるのでしょうか?  本格的な夏が訪れる前に、実際に計測してみました。

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【実験検証】黒と白でどっちが暑い? ボディカラーの違いで車内温度はここまで変わる!

夏に近づくにつれて気になるのが、屋外に駐車した車の車内温度。炎天下にさらされていた愛車に乗り込むや、あまりの暑さに大汗を流し、ステアリングの熱さに四苦八苦……。そんな経験、ありますよね?

「炎天下では白い車よりも黒い車のほうが車内が熱くなる」……とはよく耳にしますが、本当にボディカラーは車内の温度と関係があるのでしょうか?

本格的な夏が訪れる前に、実際に計測してみました。

黒と白、2台のヤリスを用意して計測開始!

検証にあたって、まずはボディカラーが黒と白、2台のトヨタ「ヤリス」を用意。ともに「X」グレードで、UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラスがついたもの。IR(赤外線)カット機能はありません。

▲晴天の日に計測を行いたかったが、生憎の曇り模様。とはいえ、気温およそ30℃で湿度も高く暑かった…

▲晴天の日に計測を行いたかったが、生憎の曇り模様。とはいえ、気温およそ30℃で湿度も高く暑かった…


それぞれのルーフ上、ダッシュボード上、ステアリング付近、そしてヘッドレスト付近の4カ所に温度計を設置。1時間でどう違いが出るのかを計測し、比較しました。

▲温度計は4箇所に設置。ルーフのみボディに直接、触れるように貼り付けた

▲温度計は4箇所に設置。ルーフのみボディに直接、触れるように貼り付けた

▲ダッシュボード上のもの以外は車外で温度を確認できるようにした

▲ダッシュボード上のもの以外は車外で温度を確認できるようにした


この日は曇天で最高気温は27.9℃と、蒸し暑い陽気。計測した時間は、日中の気温が高くなる、正午から13時にかけて。まずは車内のコンディションを近づけるべく、一時的にエアコンで調整します。

まずは、ルーフの温度を見てみましょう。なんと、黒ヤリスは常に白ヤリスよりも、7~8℃高い結果となりました。本当に黒い車って熱いんですね。

本題の車内のほうはというと、ダッシュボード上の温度は両車31℃程度、ヘッドレスト付近では約24℃で計測を開始。その結果がこちらです。

計測中の空模様は雲が薄くなったり、厚く覆われたりの繰り返し。ダッシュボード上の最高温度は、開始60分時の黒ヤリスが記録。そのときのダッシュボードの温度は黒ヤリスが43.1℃、白ヤリスが40.5℃でした。やはりボディカラーは白よりも黒の方が、車内温度は上昇するようです。

なお、ルーフ上での最高温度を記録したのは、日照りの具合で60分時よりも前、開始50分時でしたが、車内温度は、ルーフ温度が下がっても上がり続ける結果となったことにも注目。つまり、締め切った車内は日中、どんどん温度が上がり続けるというわけです。

一方、締め切った車内は、ルーフ温度が下がっても上がり続ける結果となりました。

黒い車の車内は、白い車よりも早く暑くなる!

今回の計測から、たとえ曇り空の涼しい日であっても、すぐに車内の温度は30℃をこえることがわかりました。温度が30℃をこえると、熱中症になる可能性が高まります。車から出る際は車内に乗員を残したままにしないよう、十分に注意したいものです。

▲日差しがなくても差が出るということは、直射日光の下ではさらに差は大きくなる…!?

▲日差しがなくても差が出るということは、直射日光の下ではさらに差は大きくなる…!?


それにしても、曇り空のもとでも黒い車と白い車で、車内温度に明確な違いがでるとは驚きですね。黒だけでなく、ダークブルーやダークグリーンのボディカラーでも、今回の黒ヤリスと似た結果が出るでしょう。夏の暑さを抑えたい方は、車選びの際の“色選び”も重要かもしれません。

オススメの夏向けカーグッズで、快適に酷暑日を乗り切ろう!

JAFの報告によると、酷暑日の車内温度は50℃をこえ、ダッシュボード上は70℃をこえるそう。炎天下の屋外に車を駐車するなら、少しでも車内の温度やステアリング・シートの熱さを低くおさえておきたいものですよね。

そこで、ここまでの結果を踏まえ、この夏を乗り切るためのオススメカーグッズをオートバックスバイヤー、カーライフ商品部/カーライフ商品課の濱村剛彦(はまむら・たけひこ)さんにうかがいます。

▲濱村さんのオススメは、サンシェード+クルマの扇風機の組み合わせとのこと

▲濱村さんのオススメは、サンシェード+クルマの扇風機の組み合わせとのこと

<お話を伺った人>

濱村剛彦(はまむら・たけひこ)
株式会社オートバックスセブン カーライフ商品部
2007年入社、複数の部署での経験を経てバイヤーに着任。着任後は洗車用品カテゴリーを担当。
現在はスマートフォンホルダーやサンシェードなどの車内用品を中心に取り扱いを行っている。
商品特性、市場動向など幅広い知識と実務経験を備えたバイヤーとして活躍中。

▲AQ.の「ダブル断熱サンシェード スタンダード」装着例。

▲AQ.の「ダブル断熱サンシェード スタンダード」装着例。開口部にドライブレコーダー用の加工が施されているのがわかる

▼AQ.フロントガラスのサンシェードスタンダード

https://shop.autobacs.com/ja/Shop/p/00613584

▼AQ.ダブル断熱サンシェード スタンダード

https://shop.autobacs.com/ja/Shop/p/00034325

――最近は傘式のサンシェードを使用している車を見かけます

濱村:はい、実際にここ1~2年で急速に人気が高まっています。認知度が上がってきたこともありますが、より軽く簡単にと、使い勝手が進化していることもあるでしょう。

折りたたむとコンパクトで、グローブボックスに入れることができます。ジャバラ型と比べて一番の利点は、収納に困らないことです。

▲傘式サンシェードはフロントガラスに密着するような設置が可能

▲傘式サンシェードはフロントガラスに密着するような設置が可能

▼AQ.傘型サンシェード

https://shop.autobacs.com/ja/Shop/p/01773987

――サンシェードの選び方や取り付け方のコツはありますか?

濱村:ありますよ!

まずはサイズです。ジャバラ型は、ジュニア/スタンダード/ジャンボ/スーパージャンボの4サイズ、傘式はS/M/Lの3サイズがありますから、ご自身の車に合うサイズを選んでください。適合表は各店舗のサンシェード売り場にあります。

装着時のポイントは“密着”です。フロントガラスとサンシェードの間にある空気は、常に暖められています。この空気が車内側に移動すると、温度が上昇してしまう。

そのため、可能な限りサンシェードをフロントガラスと密着させることが大切なんです。暖められる空気を少なくすることで、温度の上昇をやわらげることができます。

▲ジャバラ型はすき間ができやすい。

▲ジャバラ型はすき間ができやすい。立てかけるだけでなく、しっかりと吸盤を使ってフロントガラスに密着させよう

フロントガラスだけじゃない!日差し対策アイテム

濱村:「サンシェードは大げさで扱いが面倒」、あるいは「ステアリングが熱くなるのを防げればいい」というお客様には、断熱ハンドルカバーをオススメします。ステアリングにすっぽりと被せるだけなので、脱着に時間はかかりません。


――ステアリングが熱いと安全性に関わるので助かりますね。

濱村:その他、横からの日差しは、サイドウィンドウ用のマグネットカーテンで防ぐことができます。カーテンの上部にマグネットが施されており、誰でも楽に付け外しができます。プライバシーの保護グッズとして、車中泊をされるお客様にも人気の商品です。

ただし、後部座席は問題ありませんが、運転席や助手席のサイドウィンドウにマグネットカーテンを付けての走行は、道交法違反になります。走行前には必ず外すよう、注意してください。

▲セイワ「楽らくマグネットカーテン」はマグネットを窓枠に付けるだけ。

▲セイワ「楽らくマグネットカーテン」はマグネットを窓枠に付けるだけ。30秒もかからずに完了。未使用時は、折りたたんでドアポケットに収納できる。

▼セイワ「楽らくマグネットカーテン」

https://shop.autobacs.com/ja/p/01493337

「乗ったあと」の暑さ対策にもオススメのアイテムが!

――ここまでは駐車時の暑さ対策アイテムを取り上げてきましたが、「乗ったあと」に嬉しいアイテムもあるそうですね?

濱村:はい! 後部座席はエアコンの冷風が届きづらいですから、前席で留まってしまう冷えた空気を、効率よく送り込むことが冷房のキモになります。そこでオススメなのが、車内用の送風グッズです。

▲AQ.「クルマの扇風機(クリップ取付け)」。電源はUSBタイプAソケットから供給。

▲AQ.「クルマの扇風機(クリップ取付け)」。電源はUSBタイプAソケットから供給。シガーソケット用のアダプターも付属している


濱村:たとえば、クリップ装着の扇風機。前席用のアシストグリップやセンターコンソールに装着すれば、冷えた空気を後席に送ることができます。もうひとつはヘッドレストファンです。

▲ヤリス等、ヘッドレスト一体のシートには不適合。

▲ヤリス等、ヘッドレスト一体のシートには不適合。またヘッドレストがあっても、シャフトの太さや幅が適合しない場合もあるので、購入前に確認しておくこと(写真はフィットでの装着例)


前席シートのヘッドレストに装着し、後部座席に冷風を送ります。扇風機のようなハネがないので、お子さんが指を差し込んでケガをする心配がありません。後部座席に乗員がいない時は、空気の吹き出し口を前方に向け、ドライバーの首筋を冷やすこともできます。

▼EXEA「ヘッドレストスティックファン」

https://shop.autobacs.com/ja/Shop/p/01679866

快適と安全のために暑さ対策グッズを用意しておこう!

今回の実証では、ボディカラーが車内の温度に関係することが判明しました。こうなると酷暑日の炎天下で、どれほど車内の温度が高くなるのかも計ってみたいところ。いずれ実証の結果を、ご報告できるかもしれません。

余談ですが、サンシェードで紫外線による内装の劣化も防げるかと調べたところ、最近のクルマはフロントガラスに紫外線を通さない加工が施されており、99%の紫外線をカットするそう。

そのため、新しいクルマは紫外線による劣化をあまり心配しなくてもよさそうですが、古いクルマならば、サンシェードは紫外線対策の効果があると言えます。

いずれにしても車内の快適と安全のために、サンシェードは用意しておくとよさそうですね。

エアコンが冷えない…と感じたらエアコン点検がオススメ

最大風量にしても風がぬるい、設定温度を下げても冷えるまで時間がかかる……。それは、エアコンガスの不足や劣化が原因かもしれません。

もし、エアコンの効きが悪いと感じているなら、オートバックスのエアコン点検がオススメです。エアコンの症状をお伺いしたうえで、エアコンガス量や機器のチェックを行います。点検時間は約10分で、最適なメンテナンスを提案します。

「もっと涼しくしたい!」と思ったら、ぜひオートバックスのエアコン点検を受けてみてください。WEBで予約ができます。

▼エアコン点検をWEBで予約

https://www.autobacs.com/promotion/air-conditioner/

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