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vol.79

 

【夏のドライブ前に点検を】プロに頼むべきことと自分でもできるメンテナンス項目

【夏のドライブ前に点検を】プロに頼むべきことと自分でもできるメンテナンス項目

イベントが目白押しの夏は、車で出かける機会が多くなる季節。しかし、同時に交通量が増え、事故が起こりやすくなる時期でもあります。万が一を避けるため、車のメンテナンスには万全を期しておきたいところではないでしょうか。メンテナンスを考えたとき、意識しておきたいのが「プロに任せるべき部分」と「自分でも可能な部分」の項目をしっかり把握すること。今回は、このメンテナンスを区別するポイントについてご紹介していきます。

プロにメンテナンスを任せた方が良い項目とは?

プロにメンテナンスを任せた方が良い項目とは?

車のメンテナンスを行う上で、車の性能や機能面に大きく関わり、専門の工具や確かな技術を求められる項目がいくつもあります。そうした部分は無理をせず、素直にプロの業者に依頼することをおすすめします。費用は発生してしまいますが、満足できる結果を手にできるのは間違いありません。

中でも、特にプロにお願いするべきメンテナンスが「バッテリーの交換」です。バッテリー交換は配線をいじる必要があり、危険性も高く、確かな知識と技術を要するため、個人で行うのは避けましょう。同様の理由で、ヘッドライトや電装系の交換についても、自信がない限りはプロにメンテナンスを任せた方が無難です。

また、メンテナンスのため分解する必要のあるブレーキやサスペンションについても、知識のない素人が行うのは困難といえます。しっかりとした整備ができないだけではなく、分解後に正しく復元できなくなってしまう恐れがあるため、プロに任せるのが安心でしょう。

自分でできる車のメンテナンス

自分でできる車のメンテナンス

メンテナンスの中には、個人でも問題なく対応できる項目もあります。自分でメンテナンスを行うことは、手間と時間はかかりますが、余分な費用が発生しないため非常にお得に感じることでしょう。一般的に、個人でも可能なンテナンスの項目は以下の通りです。

▼洗車

メンテナンスの中では基本中の基本ともいうべき洗車。単に汚れを落として見栄えを良くするだけでなく、塗装の劣化を防ぐことができます。プロに依頼するとだいたい1,000~2,500円程度の費用が発生するため、可能であれば自分で洗車しておきたいところでしょう。詳しい洗車方法に関してはこちらの記事をご覧ください。また、少しでも洗車の手間を省くため、アイテムを積極的に活用していきましょう。

・シュアラスター クイックワックス

シュアラスター クイックワックス

よほど車体が汚れている場合でなければ、ボディに吹きかけ拭くだけで洗車とワックスが同時に完了します。水を使用せずに済むため、洗車の時間短縮に非常に効果的です。また、洗車後に使用すれば、ツヤと撥水力を付与することができるなど、さまざまな使い方ができます。研磨成分を使用していないため、どんなカラーの車であっても問題ありません。

▼エンジンオイルのチェック

エンジンオイル関連は難しい印象がありますが、チェック自体は非常に簡単です。方法はオイルレベルゲージを引き抜いて、量と色をチェックするのみ。もしも色が黒ずみ、ドロッとした状態であれば、交換を検討しましょう。ただ、エンジンオイルの交換は、チェックと違い難易度が高く、専用工具も必要になるためプロの業者に任せた方が安心です。エンジンオイルについてはこちらのコラムでもご紹介しているので、これを機会にぜひご確認ください。

・AQ. スクープ 0W20/SN/4L 鉱物油

AQ. スクープ 0W20/SN/4L 鉱物油

経済性を重視したエンジンオイルで、エコカーなどに特におすすめです。また、商品を予約してからお店へ行くと、エンジンオイルの交換を行ってくれるサービスがあります。自分でエンジンオイルを交換するのは難しいと感じているようなら、ぜひ依頼をしてみてください。

▼ウォッシャー液補充

ウォッシャー液のメンテナンスは、ただタンクに液を補充すれば良いだけであり、個人で行ってもまったく問題ありません。ただ、つい補充を忘れてしまうケースが多く、必要なときに液が足りないという事態に陥ることもあるため、定期的な確認と、クルマをメンテナンスするときはしっかり意識しておきましょう。

▼ラジエーター液補充

ウォッシャー液同様に、メンテナンス時しっかりチェックしておきたいのがラジエーター液です。こちらもメンテナンスは簡単で、ラジエーター液をタンクに補充すれば完了となります。ラジエーター液を切らすとエンジン故障の原因につながってしまうため、常に気を配るようにしてください。

ワンランク上のメンテナンスとは?

ワンランク上のメンテナンスとは?

自分でも簡単にできるメンテナンスについてご紹介しましたが、可能であればもうワンランク上のメンテナンスを実行したいところです。その一つが、ボディコーティング。洗車後にボディコーティングをしっかり行っておけば、汚れの付きにくいボディが実現するだけでなく、耐久性を上げることも可能です。時間があるのであれば、洗車とセットで行っておきたいところ。洗車後にしっかりとしたボディコーティングをしたいのであれば、以下のアイテムがおすすめです。

・No8 ハイブリッド ガラスコーティング

No8 ハイブリッド ガラスコーティング

使えば使うほどガラスコーティングの効果が増していき、最終的には水洗いをするだけで汚れを落とせるようになるコーティング剤です。スプレータイプのため、ムラなく簡単にコーティングをしていけます。もしもコーティングの作業が面倒だというのであれば、プロにお任せできるサービスもあるため、そちらを利用していきましょう。

また、これからの季節、観光地などへ向かうため長距離ドライブをする機会が多くなる人は多いはず。そうであれば、必ずしておきたいメンテナンスが「タイヤ・ホイール」です。タイヤの空気圧や溝のチェックはすぐにでもできるため、お出かけの前には必ずしておきましょう。空気圧チェックに関しては、こちらのコラムで詳しく説明しています。

タイヤの溝をチェックして、もしスリップマークが出ているようであれば、タイヤの交換時期。タイヤにはいくつもの種類があるため、自分の車に最適のタイプを選ぶようにしましょう。

メンテナンスを万全にして、楽しい夏を迎えよう

メンテナンスを万全にして、楽しい夏を迎えよう

車のメンテナンスを万全にするためには多くの項目をクリアしていくことが求められますが、プロに任せる部分と自分で行う部分をうまく使い分けていけば、難しいことではありません。もしも忙しい日々を送っていて、自分たちで車をメンテナンスする余裕がないのであれば、ピットサービスを利用していきましょう。自分や家族の命を守るためにも、メンテナンスにはしっかりと目を配ってくださいね。

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