カーエレクトロニクス関連 基礎知識

「4K」「fps」「フォーマット」ドライブレコーダー
基礎用語を詳しく解説

いくら安全運転を心がけていても、もらい事故やあおり運転は思いがけず発生してしまうことがあります。そのような不安を解消するのに役立つドライブレコーダーの人気はますます上昇中で、店頭やオンラインでも豊富なバリエーションが揃っています。選択肢も多く車種やカーライフのスタイルにあわせて選べるのが嬉しい反面、わからない用語や単位が出てきて混乱することもあります。ここではドライブレコーダーを選ぶのに知っておくと役立つ基礎用語を解説します。

目次

画質に関する基礎用語


画質の解像度を表す「4K」

ドライブレコーダーの主流はフルHDですが、一部に「4K(ヨンケー)」画質を備えたモデルもあります。この「4K」とはセンサーやモニターの解像度を表すもので、横に3840画素、縦に2160画素が並ぶ高精細なものです。すでに家庭用の液晶テレビなどでは珍しいスペックではなくなっています。フルHDが横に1920画素、縦に1080画素が並んでいるのに比べると、「4K」は縦も横も2倍になります。画素数で比較するとフルHDが200万画素なのに対して4K800万画素で4倍です。

そのため「4K」のドライブレコーダーの映像は鮮明でナンバープレートもクッキリと判別できます。ただし「4K」は録画データが大きくなり同じメディア容量では記録できる時間がフルHDの半分以下になりますので、「4K」のドライブレコーダーを選ぶのではあれば製品に付属するSDカードに加えて大容量のメディアを用意するのがベターです。


1秒間に何コマ撮影するかを示す「fps」

動画は連続した静止画で、連続して画像を映し出すことで動いているように見えます。これはパラパラ漫画と同じ原理です。1秒間に何コマ=何枚の静止画を映し出すのかを示すのがフレームレートであり、その単位が「fps(エフピーエス)」。フレーム・パー・セカンドを省略したものになります。fpsの値が大きければ大きいほど一定距離を走った区間のコマ数が多いことになりますので、より詳細にアクシデントの経緯を記録できることになります。

気をつけたいのは、30fpsや25fpsといったフレームレートではLED信号機が消灯したまま、もしくはチラチラと点滅を繰り返して録画されてしまうことがあることです。LED信号機は東日本では1秒に50回、西日本では60回点滅していますので、この点滅と同期してしまうのが原因です。現在多くのドライブレコーダーでは27fpsや27.5fpsといったフレームレートを採用することでこの問題に対処しています。


記憶メディアを初期化する「フォーマット」

ドライブレコーダーの多くは記憶メディアにmicroSDHCカードを採用しています。このSDカードは定期的に「フォーマット」することが求められていて、ここで言うところの「フォーマット」とは初期化のことを意味しています。そもそも「フォーマット」とは形式のことであり、定められたルールに従って記憶メディアにデータを置くための一種のマス目のようなものを作り、そのルールに従うことで書き込み(録画)も読み込み(再生)もできるようにするものです。フォーマットが違うとドラレコでは映像が再生できても古いPCでは再生できないといったこともあります。

ドライブレコーダーに利用するSDカードを定期的に「フォーマット」しなければならないのは、繰り返し記録するうちにデータ容量が減少したり読み書きの速度が低下したりする場合があるためです。最近のドライブレコーダーでは、これらの「フォーマット」を機械が勝手に実施してくれる、またはその必要が無い「フォーマットフリー」と呼ばれる機能が付いたものも増えています。 ちなみに静止画や動画の保存形式もフォーマットと呼ばれます。代表的なものでは静止画ならJPEG(ジェイペグ)、動画ならMP4(エムピーフォー)、MOV(モブ)、AVI(エーブイアイ)などがあります。



明るいところと暗いところを同時に鮮明にする「HDR」

「HDR(エイチディーアール)」はハイダイナミックレンジの略で、明暗の強い静止画や動画を見やすくするための画像および映像処理技術です。人の目には虹彩があって、明るいところでは虹彩が絞られ、暗いトンネルなどでは逆に開き、目に入る光の量を調整してよく見えるようにしています。これと同じようにカメラの場合も絞りなどセンサーに届く光を調整する機構が備わっていますが、その調整範囲は肉眼よりも劣ります。

例えば、1枚の絵の中に極端に明るい部分と暗い部分がある場合、明るい部分に合わせると暗い部分が真っ黒になり、暗い部分に合わせると明るい部分が白くとんでしまいます。これを解決するのにハードウェア(機械)だけでは限界があるので映像処理によって解決するのが「HDR」です。この「HDR」を採用するドライブレコーダーでは晴天下のビルの影の映像も識別しやすくなっています。メーカーや機種によってはWDR(ダブリューディーアール)=ワイドダイナミックレンジと呼ばれることもあります。



暗いところをハッキリと映し出す「STARVIS」

「STARVIS(スタービス)」は夜間などの暗い環境下でも映像を鮮明にするためのもので、イメージセンサーの高感度・低ノイズ技術と広ダイナミックレンジ技術を示すソニーの登録商標です。もともとは監視カメラなどのイメージセンサーに採用されていたものですが、最近では「STARVIS」を採用するドライブレコーダーが増えています。「STARVIS」の中核をなすのは裏面照射型のイメージセンサーにあります。

一般的なイメージセンサーにおける光の通り道は、レンズ→フィルター→回路→受光部の順です。これに対して裏面照射型では回路と受光部の位置関係を裏返しにしています。レンズ→フィルター→受光部(この裏に回路を配置)であり、光が回路の狭い間を通らなくてよいので少ない光にも敏感に反応できるようになっています。

位置情報に関する用語


ロシアの衛星システム「GLONASS」

ドライブレコーダーにとって自車の位置情報は貴重なデータです。ほとんどのドライブレコーダーは自車位置を捕捉するために全球測位衛星システム(GNSS)を利用しています。その代表例がアメリカのGPSですが、GNSSには日本のシステムである「みちびき」に加えてロシアのシステムである「GLONASS(グロナス=グローバルナビゲーションサテライトシステムの略)」があります。

GPSによって実現する位置精度が5~10mの誤差と言われているのに対して、「GLONASS」では10~25mほどの誤差とされています。精度ではGPSが上にもかかわらず「GLONASS」が併用されるのは、利用できる衛星が多ければ多いほど位置精度が上がり高架やビルなどの陰で衛星を見失ってしまう確率が減るからです。ドライブレコーダーではGPSやみちびきに加えて「GLONASS」に対応しているモデルがあり、こういったモデルは位置情報の精度が高いと言うことです。

機能に関する用語


コマ送り撮影で省データ使用(省エネ)を実現する「タイムラプス」

「タイムラプス」とは駐車監視機能などで活用される動画撮影手法のひとつです。低速度撮影とも呼ばれ、通常の動画が例えば1秒間に24コマ以上撮影しているのに対して、「タイムラプス」では1秒間に1コマ、1分間に1コマといった微速度で撮影します。これを繋ぎ合わせて27fpsなどの動画として保存し、これを再生するとコマ送りのように見えます。ドライブレコーダーに「タイムラプス」を使うメリットはバッテリー(=電力)と、メモリー容量のセーブにあり、夜間の駐車監視機能などに利用されています。

ハードウェアに関する用語


電子機器の干渉を防ぐ「VCCI」

あらゆる電子機器は大なり小なり電磁波を放出しています。この電磁波の影響を抑えていることが認められた製品に対して与えられるのが「VCCI(ブイシーシーアイ)」協会によって発行される「VCCI」マークです。車の中は電波を利用する車載器が狭い空間に並んでいて、例えばカーナビやテレビ、ETC、レーダー探知機、そしてドライブレコーダーです。このような車載器は電波を利用する一方で電波ノイズを発生したり他の機器が発生する電波ノイズの影響を受けたりします。これが電波干渉です。

「VCCI」協会では電波干渉による誤動作を防ぐため、電波が漏れてしまっても許容される電磁波の量と電磁波を受けても誤動作しない範囲を自主基準として定めています。その自主基準の違いによって、「VCCI」には一般家庭向けの機器に対するクラスBと産業機器用のクラスAがあります。ドライブレコーダーをはじめとする車載機器の「VCCI」はおもにクラスBに該当します。


バッテリー上がりの原因にもなる「暗電流」

車のエンジンを切って停止している状態にもかかわらずバッテリーから消費されている電流を「暗電流」と呼びます。イグニッションスイッチをオフにしても車を制御する車載コンピューターやカーナビゲーションシステムなどはメモリーを保持するために電力が必要です。スマートキーやセキュリティーシステムも同様です。一定以下の電流であればバッテリーの消費は想定内ですが、ドライブレコーダーの駐車監視機能などをエンジンを停止した状態のまま働かせ続けると暗電流の値が大きくなり、その結果バッテリー上がりを招く原因になります。 最近の駐車監視機能付きドライブレコーダー(オプション対応含む)は「車両の電圧が一定数値以下」になると駐車監視機能をOFFにして、バッテリー上がりを防ぐ機能が付いた商品が大半です

お車の「暗電流」はテスターを使って計測することができます。ドライブレコーダーを取り付けて駐車監視機能を利用するようなケースにおいては「暗電流」を把握して適切に対処しておく必要があります。

まとめ

ドライブレコーダーの用語を知ることで、より自分に合った製品を選べるようになります。とはいえ、前後カメラの種類や数、カバーする画角、本体の設置場所など、ドラレコ選びは奥が深いのも事実です。ドライブレコーダー選びに迷ったり少しでも不安に感じられるようでしたら、最寄りのオートバックス各店までお気軽にご相談ください。お乗りの車種に最適な機種選びのお手伝いをさせていただきます。

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