タイヤ交換 基礎知識

整備シーン

【ピットサービス紹介】タイヤローテーション


オートバックスの整備品質 No.011 タイヤローテーション

AUTOBACS GUYSとは、全国のオートバックスから選りすぐられたプロフェッショナルなメカニックたちの総称です。スーパーオートバックス函館(北海道)で二級整備士自動車検査員を担う天野孝宣が、タイヤローテーションにまつわるオートバックスの誇る整備品質について解説します。

目次

タイヤローテーションとは


整備シーン

タイヤを長持ちさせるための工夫です


天野さん

「車の走行中、タイヤは道路と接地して転がっています。車のバランスによって、タイヤの外側が減ったり、中央が減ったり、内側が減ったりします」


例えば後輪駆動車(FR)の場合、フロントタイヤは舵取り、リアタイヤは駆動を担当しています。役割が異なるのでタイヤの消耗の進行に加え、どの部分から摩耗が進むのかが異なります。前輪駆動車(FF)であれば前輪が舵取りと駆動の両方を担当するので、後輪よりも消耗が激しくなりがちです。



天野さん

「定期的にタイヤの位置を付け替えることによって、タイヤを長持ちさせましょうというのが、タイヤのローテーションの目的になります」


タイヤの位置や働きによって、タイヤの消耗の進み方や減り方が異なります。タイヤの位置を付け替えて4本のタイヤをバランスよく使い切ろうというのがタイヤローテーションです。


車種が異なればタイヤの減り方も異なります



天野さん

「一例を挙げると、ミニバンやワンボックスは重心が高く、傾きやすいので、タイヤの外側が減りやすい傾向にあります」


車によってタイヤの減り方が異なりますので、どのようにローテーションするかを適切に見極めることが必要になってきます。



天野さん

「後輪駆動車の中には前後のタイヤでサイズが違ったりですとか、タイヤの向きに指定があったりするので、そういったことにも注意を払いながらローテーションします」


高出力な後輪駆動車であれば、トラクションを効率よく路面へ伝えるためフロントタイヤよりもリアタイヤが太くなっている車種もあります。この場合、前後のタイヤを入れ替えることができません。また回転方向の定められたトレッドパターンをもつユニディレクションタイヤであれば、左右のタイヤを入れ替えることができません。

タイヤローテーションの種類



整備シーン

基本はクロスローテーションを行います



天野さん

「タイヤローテーションにはいくつか種類があります。装着されているタイヤが4本ともタイヤサイズとホイールが同じであれば、基本的にクロスローテーションを行います」


タイヤローテーションは前後のタイヤを交換することが基本です。その上で、クロスローテーションは、前輪もしくは後輪の左右の位置の入れ替えもともなうものです。

前輪駆動車のクロスローテーション

左フロント→左リア
右フロント→右リア
左リア→右フロント
右リア→左フロント

後輪駆動車および4WDのクロスローテーション

左フロント→右リア
右フロント→左リア
左リア→左フロント
右リア→右フロント


前後でタイヤサイズが異なる場合なども



天野さん

「タイヤとホイールサイズが前後で異なる場合は前後輪ともに右と左を入れ替えます。また、進行方向(マーク)がついているタイヤに関しましては左右のローテーションができませんので、前後のみ入れ替えます」 ※前後サイズ違い、かつ、進行方向有の場合はローテーション不可となります


前後異サイズのローテーション

左フロント→右フロント
右フロント→左フロント
左リア→右リア
右リア→左リア

方向性パターンをもつタイヤのローテーション

左フロント→左リア
右フロント→右リア
左リア→左フロント
右リア→右フロント

タイヤをローテーションするメリット



説明シーン

タイヤが長持ちするので経済的です



天野さん

「タイヤの減り方はタイヤが付いている場所によって違いますので、前後左右に付け替えるとタイヤがより長持ちします」


ローテーションを行わないと、前輪や後輪だけ寿命を迎えたり、トレッドパターンの内側や外側など一部の消耗が進行する「片減り」が発生します。いずれもタイヤ交換が必要となります。

タイヤローテーションの作業工程



整備シーン

まずは安全なリフトアップから



天野さん

「ローテーション作業の手順は、お車にあったリフトアップに必要な工具を準備させていただくことから始まります」


リフトアップする前に必ずお車の前後左右のすべてについて安全確認をします。リフトアップした状態で前後でバランスが崩れる恐れがないかを確認してから作業を開始します。



タイヤの位置を変更します

天野さん

「お車の車種、タイヤやホイールサイズ、タイヤのパターンに適したローテーションをさせていただきます」


先ほど申し上げた通り、お客さまのお車に最適な方法でローテーションします。このとき、タイヤに異物が刺さっていたり、ひび割れがないかなどもチェックします。



トルクレンチを使って仕上げます

天野さん

「取り付けが完了したら、オートバックス独自のマニュアルに沿って、トルクレンチで適正な締め付けを行います」


タイヤ&ホイールをボルト留めするとき、締付けトルクが厳密に定められています。指定通りに行わないと脱輪の恐れがあります。安全・安心ドライブのために、トルクレンチの使用は必須と言えます。

まとめ



説明シーン

効果を考えるとリーズナブルなメンテナンス



天野さん

「タイヤローテーションの費用は、1台あたり税込2,200円からになります。また、タイヤローテーション作業の所要時間は1台あたり30分からになります」


タイヤは車の消耗品の中でも高価なパーツです。ローテーションはリーズナブルな費用でタイヤを無駄なく使い切れるのでおすすめです。また、オートバックスのメンテナンス会員へご加入いただくとよりリーズナブルです。年会費は税込1,100円、継続時は税込550円と有料になるものの、加入期間中は年1回タイヤローテーションの基本工賃が無料になります。


タイヤのローテーションは少なくとも1年に1度



天野さん

「乗り方ですとか、走行条件にもよりますが、基本的に最低でも1年に1度のローテーションをおすすめしています」


峠道でお車がロールするような乗り方、乗車定員いっぱいで荷物も満載にして車高が下がるような乗り方、また、滑りやすい路面を走る距離が長いといったケースなど、走行条件によってタイヤの消耗、傷みが変わってきます。それらを考慮した上で、1年に1度、タイヤをローテーションしたいところです。タイヤのローテーションは、お近くのオートバックスをぜひご利用ください。

タイヤ交換 Q & A

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