クルマのメーターにスパナマークが点灯?その意味と対処法・オイル交換との関係性を解説! クルマのメーターにスパナマークが点灯?その意味と対処法・オイル交換との関係性を解説!

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クルマのメーターにスパナマークが点灯?その意味と対処法・オイル交換との関係性を解説!

クルマに乗っているとき、常に目にしているのがメーターです。じつはメーターには想像以上に多くの情報が表示されています。赤色や黄色(橙色)、青色と色分けされた警告灯もそのうちのひとつです。そして、そのなかにスパナマークのピクトグラムがあります。一見して、メンテナンスをイメージさせるこのピクトグラムは何を意味しているのでしょうか。

赤色の警告灯が点灯したら要注意!すぐに確認・対処を!

一般に、メーター内の警告灯で、赤色に点灯するものは重要度が高い位置づけです。走行中に赤い警告灯が点灯したときは、すぐに修理工場へ持ち込むレベルのトラブルが発生したことを示します。可能な限り、すばやく安全な場所に緊急停止して、修理の手配をすることが求められます。

▲ブレーキ警告灯


たとえば、パーキングブレーキをかけた状態で赤いブレーキ警告灯が点灯しているのは正常な状態ですが、走行中にこの警告灯が点灯したときはブレーキにトラブルが起きていることを意味しています。

黄色(橙色)の警告灯が点灯したら?原因を確認して対処しよう!

黄色(橙色)の警告灯は、そこまで緊急性はないけれど、なんらかの対応が必要であることを示す警告灯に使われることが多くなっています。

▲燃料残量警告灯



給油ポンプのカタチをした燃料残量警告灯は通常黄色(橙色)ですが、これは「そろそろガス欠になりますよ」とクルマが教えてくれているものです。ただし、雪道など滑りやすい道路を走っている際に、クルマが滑っている様子を示す警告灯が点滅しているときは「横滑り防止装置が作動している」ということですから、機械としては正常です。滑りやすい路面であることの注意喚起として認識するといいでしょう。

▲トラクションコントロールの警告灯は、タイヤのスリップが検知された際にそれを抑えるためのさまざまな機能が作動していることを知らせるために点灯する。これら機能の作動は、スリップによる危険を回避するためのものであり、点灯しても心配する必要はない。

青色の表示灯はクルマの状態を知らせるサイン!

青色や緑色に点灯するものは、警告灯ではなく表示灯と呼ばれます。トラブルとは関係のないクルマの状態を示す内容に使われることが大半です。ハイビームやウインカーといった動作状態に応じて点灯するものが、その代表となっています。

ただし、注意が必要な青色の警告灯もあります。温度計のような警告灯が青く点灯しているのは、水温(エンジンを冷やすための冷却水の温度)が低い状態を示しています。通常は走り出してしばらくすると消灯しますが、この警告灯が点きっぱなしの状態は、なんらかのトラブルの可能性もあります。

▲水温警告灯は青色に点灯する場合と赤色に点灯する場合がある。前者は水温が低い状態であることを表し、後者は正常よりも水温が高い状態であることを表している。


警告灯は時代やクルマの変化に応じて、追加されることもあります。その中でも黄色(橙色)の警告灯において、2000年前後から加わったのが、通称「スパナマーク」と呼ばれる警告灯です。

スパナマークって何を知らせてくれるの?

メンテナンスに使う工具の象徴ともいえる、スパナもしくはレンチのピクトグラムを用いた、この警告灯の点灯は何を知らせているのでしょうか。

▲メンテナンスマーク


自動車関連で工具を使うことといえば整備を思い浮かべるでしょう。スパナマークの警告は「メンテナンスランプ」や「レンチ表示灯・警告灯」と呼ばれるもので、「そろそろ点検の時期です」もしくは「オイル交換のタイミングです」ということを教えてくれるものです。多くの場合、消すためにはリセット作業が必要となります。

自動車メーカーによって「スパナマーク」の意味が違う?

じつは、スパナマークが意味している内容は、自動車メーカーによって異なります。

自家用乗用車は、1年(12ヶ月)ごとおよび2年(24ヶ月)ごとに定期点検を実施することが法律で義務付けられていますが、そのタイミングのリマインドとしてスパナマークを点灯させるメーカーもありますし、点検のなかでもエンジンオイルの交換時期に特化してスパナマークを点灯させるメーカーもあります。オイル交換のタイミングもメーカーによって考え方はさまざまで、走行距離と期間を考慮してリマインドする場合もあれば、実際の走行状況をふまえて注意喚起する場合もあります。

▲オイル交換はクルマのメンテナンスの基本作業のひとつ。警告灯が点灯したからといってあせって交換する必要はないが、定期的な点検と交換が望まれる。


このあたりのアプローチの違いは、取扱説明書に記載されていますから目を通しておくといいでしょう。

スパナマークが点灯する代表的な車種を紹介!

ここまでスパナマークに関する解説をしてきましたが、ではどのような車種にスパナマークの警告灯が採用されているのでしょうか。

代表的なモデルはホンダN-BOXです。N-BOXでは、オイル交換時期が近付くとスパナマークが点灯します。N-BOX以外にもN-WGN、N-ONE、N-VANなどのNシリーズも同様です。

▲ホンダN-BOXはスパナマークの点灯でオイル交換時期を知らせてくれる。


そのほか、日産デイズ/ルークス、マツダ・ロードスター/CX-5、スズキ・スペーシアシリーズなどにも採用されています。また、三菱であれば、デリカD:5やアウトランダー・eKシリーズなどで表示されることがあります。

▲ただし、トヨタ・アクアではハイブリッドバッテリーの冷却ファンやフィルターがホコリで詰まっていることを知らせる警告灯として、スパナマークが点灯するので注意しましょう。


このように、スパナマークの警告灯は多くの車両で採用されていますから、マーク点灯が意味することと点灯した際にすべきことを覚えておくといいでしょう。

スパナマークが点灯したままでも大丈夫?放置せずに対処しよう!

いずれにしても、スパナマークが点灯してエンジンオイル交換をリマインドしているならば、それに従うのは基本中の基本といえます。取扱説明書に従って、所定の操作をすれば、スパナマークの点灯を消すこともできますが、オイル交換をせずに警告灯を消灯させるだけでは意味がありません。

エンジンオイル交換というのは、欠かせないメンテナンスですし、その交換スパンを伸ばしても、クルマにとっていいことは何もありません。

エンジンオイルを交換しないことは百害あって一利なしの悪手なのです。

オイル交換はディーラーや整備工場だけでなく、オートバックスでも作業を受け付けていますから、スパナマークが点灯した際には、早めのオイル交換を検討するのがいいでしょう。

▲オートバックスではエンジンオイル交換作業も行っており、工賃も比較的安価。プロによる確実な作業を望むのであれば任せてしまうのが安心だ。

スパナマークが点灯したら余裕をもってオイル交換を!

スパナマークが点灯したらすぐにオイル交換をしないといけないわけではありません。この警告灯を確認してからオイル交換の予定を組んでも十分に間に合うようなタイミングで点灯するようになっています。

余裕があるからこそ、スパナマークの点灯は無視してはいけないのです。スパナマークのリセットを含めて、安心して作業を任せられるプロにエンジンオイルの交換を依頼することが、愛車のライフを伸ばしてくれるでしょう。


編集:交通タイムス社
写真:オートバックス/交通タイムス社

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