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親子でワクワク!大阪オートメッセに誕生した「こどもビリティPARK」で、未来のクルマ好きが育つ1日

西日本最大級のカスタムカーの祭典「大阪オートメッセ2026」。
今年も、次世代のクルマファンを育てるためのエリア『オートバックス・こどもビリティPARK』が登場!
「あそびがまなびに変わる」をテーマに、さまざまな企業が出展。本物のクルマに触れたり、プロの仕事を体験できたりと、こどもたちが夢中になれるクルマのコンテンツが盛りだくさんです。
今回は、クルマが大好きな男の子・ゆきひろくんとお母さんが、この新しいエリアを体験取材!
プロの整備士になりきったり、デザイナーのお仕事に挑戦したり…。
小さな「クルマ好き」が目を輝かせた、ドキドキの1日をレポートします。

■プロフィール
ゆきひろくん&ゆきひろくんママ
クルマとモノ作りが大好きな、好奇心旺盛な男の子・ゆきひろくん。自宅でもミニ四駆に親しむ「小さなクルマ好き」。今回はお母さんと共に「こどもビリティPARK」を徹底取材。親子ならではの等身大な視点で、各ブースの体験レポートを届ける。

【オートバックス】本物の工具にドキドキの整備士体験

まずは、オートバックスのブース「コドモバックス」から体験開始…!
最初の体験は「整備士体験」から。ロゴが入ったかっこいい黒のつなぎにお着替え。整備士に変身して気合十分、早速タイヤ交換に挑戦です!

体験で使うのは、おもちゃではなく本物の工具「インパクトレンチ」。
ずっしりとした重みと、スイッチを入れた瞬間の「ダダダッ!」という振動に、最初は少し驚いた様子のゆきひろくん。
でも、隣についてくれたスタッフさんが「ここをしっかり持って、まっすぐ当てるんだよ」と優しくサポートしてくれます。

真剣な眼差しでナットに工具を合わせ、自分の手でナットが外れた瞬間、「取れた!」とパッと表情が明るくなりました。
ただ作業するだけでなく、「道具の使い方」や「安全確認」の流れを教わることで、クルマを整備する仕事のかっこよさを肌で感じられたようです。

レーサー体験:憧れのレーシングカー「ARTAガライヤ」に乗って記念撮影!

整備体験のあとは、レーシングドライバー体験へ!
ブースの中央に展示されているのは、実際にSUPER GTレースで活躍したオートバックスのスポーツカー「ARTA Garaiya(ガライヤ)」。
鮮やかなオレンジのボディは迫力満点です。

ここではレーシングスーツに着替えて、ガライヤと一緒に記念撮影ができたり、実際にコックピット(運転席)に乗り込んだりすることができます。
地面スレスレの低い座席に体を滑り込ませ、ステアリングを握ると、気分はすっかりプロドライバー。

最後はガライヤと写真を撮ってもらい、少し照れくさそうにしつつも、得意げな表情を決めてくれました。

▲撮影した写真は自分だけの「コドモバックス・ライセンスカード」に

ペーパークラフト:実車を観察して再現!親子で没頭クルマアート

体を動かしたあとは、じっくりモノづくり体験。「クルマアート」のコーナーでは、GTカーのペーパークラフト作りに挑戦です。
このコーナーの面白いところは、組み立てから色塗りまで、すべて自分たちで行うこと。

「ここはこう折るんだよ」と親子で会話を弾ませながら、世界に一台だけのGTカーが完成しました。
自分の手で形にする。そんなクリエイティブな楽しさが詰まった時間でした。

【JEGT】大人顔負けのドライビング!本格e-MotorSports体験

続いて訪れたのは、「こどもe-MotorSports体験会 『JEGT』」のブースです。ここでは、リアルなハンドルコントローラーとドライビングシートを使い、本格的なレースゲームでタイムアタックやレースを体験できます。 実はオートバックスは、国内最大規模のeモータースポーツカテゴリーである「JEGT GRAND PRIX」のメインスポンサーなのです。

さっそくシートに乗り込んだゆきひろくん。ゲームがスタートすると、そのドライビングテクニックには、横で見守っていたお母さんも驚くほどでした。

特に印象的だったのは、そのペダルワーク。なんと、右足でアクセル、左足でブレーキを巧みに踏み分けていたのです!これは「左足ブレーキ」といって、実際のレーシングドライバーも駆使する高度な技術。ゆきひろくんは自然とこの技術を使いこなし、スピードをコントロールしていました。

難しいコーナリングでは、たまに壁にあたってしまうこともありましたが、すぐに立て直してスムーズにクリア。見事にゴールまでたどり着きました。 小さな体がドライビングシートに収まり、真剣な眼差しで画面を見つめる姿は、まさに未来のプロドライバー。大人顔負けの走りを披露し、体験後は満足げな笑顔を見せてくれました。

【ダイハツ】プロが教える本格派!カーデザイナーのお仕事体験

地元・大阪に本社を置く「ダイハツ工業」のブースでは、現役のプロから学べる「カーデザイン教室」が開催されていました。
ここでは、クルマのデザインが形になっていく4つの工程(デジタル着色・アナログ着色・1/20クレイ・1/1クレイ)を順番に体験し、クルマができるまでの過程を学びます。

まずは「デジタル着色体験」からスタート。
タブレットを使って、ダイハツの人気車種「タフト」に色をつけていきます。
ここでは、実際のプロも使用する画像編集ソフト「Photoshop」を使用するという本格派!

あらかじめ用意されたテンプレートに、デジタルのブラシ機能を使って色を乗せていきます。
講師の方にツールの使い方を教わりながら、真剣な表情で画面に向かう姿は、まさに小さなデザイナーです。

白いボディにグレーで色を塗り、自分だけのタフトを完成させていきました。同じ「色を塗る」作業でも、デジタルとアナログでは全く違う面白さがあるようです。

続いては「1/20 クレイモデル体験」。ここからは立体的な造形に挑戦です。
1/20スケールのモデルを使った体験では、粘土をこねて、自分の好きなパーツを作っていきます。
ここでゆきひろくんが黙々と作り始めたのは……なんと「サイドミラー」。

ただ粘土を盛るだけでなく、実際のクルマには欠かせないパーツを再現しようとする姿に、「クルマの形を普段からよく見ているんだな」と、ママも新たな発見があったようです。
講師のプロデザイナーさんも「おっ、サイドミラーいいね!」と感心してくれていました。

最後は、実際の開発現場と同じ「1/1スケール(実物大)」の「1/1 クレイモデル体験」。
本物のクルマと同じ大きさの粘土の塊は、大人が見ても圧倒される迫力!
専用の道具で表面を削りながら、「クルマを作る前には、こうやって実際の大きさの模型を作っているんだ」という開発プロセスを肌で感じることができたようです。

【TAMIYA】巨大コースに大興奮!親子で白熱のミニ四駆体験

続いてやってきたのは、模型メーカーの老舗「タミヤ」のブースです。 こちらでは、たくさんの種類の中から好きなマシンを選んで、本格的な3レーンコースで走らせる「ミニ四駆の体験走行」が無料で楽しめます。

ゆきひろくんのお家にはお兄ちゃんのミニ四駆コースがあり、普段からよく一緒に遊んでいるのだとか。ただ、いつもはお兄ちゃんのお下がりを使うことが多いそうで、今回はずらりと並んだサンプルの中から、自分好みの「青いミニ四駆」をチョイス!自分でマシンを選べたことも嬉しかったようです。

いよいよ、お母さんとの対決! 家にあるものよりもはるかに大きな本格コースを目の前にして、ゆきひろくんのテンションも跳ね上がります。 結果は2回勝負をして、一勝一敗の引き分け! 普段とは違う大きなコースでミニ四駆のスピード感を存分に味わい、大満足の笑顔を見せてくれました。

【ガレージ愛知】実物大ラジコンカー!?巨大な「ランチボックス」に圧倒!

次の「ガレージ愛知」ブースに現れたのは、とんでもない存在感を放つ黄色い車。ここに展示されているのは、タミヤのラジコンカー「ランチボックス」を、なんと1/1スケール(実物大)で再現したカスタムカーです!ラジコンの約10倍というスケールの大きさに、ゆきひろくんも驚いている様子。

ブースには「ランチボックスをひっぱってみよう」という看板が。その文字とイラストを見たゆきひろくんは、さっそく挑戦!
ロープを両手でしっかり握り、腰を落として全力で引っ張ります。しかし、巨大なタイヤと車体はビクともしません。おもちゃとは全く違う、本物の車の圧倒的な「重さ」を肌で感じたようです。

続いて、運転席に座ってみることに。車体の横に設置された専用の階段を使い、高い運転席へと乗り込みます。地面から遥か高い位置にあるシートに座り、大きなステアリングを握ると、気分はすっかり巨大モンスターマシンのドライバー。窓からお母さんにピースサインを送り、高い視点からの眺めを満喫していました。

【NAPAC】「くるま好き免許証」を発行!自分だけのクルマを彩る塗り絵体験も

続いて訪れたのは、「NAPAC(ナパック)」のブースです。NAPACは、安心・安全なカスタムパーツの普及や、自動車文化の振興を目的として活動している団体。今回の「こどもビリティPARK」では、次世代のクルマ好きを育むため、「くるま好き免許証」の発行と、ワクワクぬり絵体験を用意していました。

まずは、「くるま好き免許証」の発行に挑戦!
受付では、スタッフの方が「好きなクルマは?」「いま何を頑張りたい?」と優しくヒアリングしてくれます。

写真撮影を終えて完成した免許証を見てみると、「条件」の欄に「1、パトカー限定」「2、サッカーをがんばる」という文字が!先ほどのヒアリングでの回答が、本物の免許証の条件のようにしっかりと記載されていました。自分の顔写真と名前、そして今の自分が頑張っていることが詰まった、ユーモアたっぷりの特別なカードです。

免許証のあとは、「ワクワクぬり絵体験」のコーナーへ。ここでは好きな車種の台紙を選んで、クーピーを使って自由に色を塗って遊びます。ゆきひろくんは、クルマのフロントガラスを鮮やかな水色で塗るなど、クーピーならではの温かみのあるタッチで独特な色使いを披露。自分だけの一台を完成させ、のびのびと楽しんでいました。

【SUBARU】音と映像に大興奮!本物のレーシングカーで本格VRドライビング

続いてやってきたのは「SUBARU」のブース。こちらに展示されているのは、実際にレースで活躍している大迫力のマシン「SUBARU BRZ GT300」です。このブースの目玉は、なんとこの本物のレーシングカーのシートに座って楽しめる「VRドライビング体験」!

さっそく車内に乗り込み、大きなVRゴーグルを装着します。映像がスタートすると、目の前には実際のレース中にドライバー視点で撮影された大迫力のサーキット映像が広がり、同時に体に響くような凄まじいエンジン音が!
実際には車体は1ミリも動いていないのですが、あまりにリアルなスピード感と音の迫力に、ゆきひろくんは思わず映像に合わせてステアリング(ハンドル)を右へ左へと動かしていました。すっかりプロのレーシングドライバーになりきっているその真剣な姿が、とても印象的でした。

企業が手を取り合い、こどもたちの「クルマと未来」を育てる場所に

1日を通してさまざまなブースを巡ったゆきひろくん。 本物の工具の重みを知り、デザイナーの視点に触れ、VRでサーキットの風を感じる。

そこにあったのは単なる展示ではなく、こどもたちがクルマ文化を自分事として楽しむ姿でした。

この「こどもビリティPARK」は、多くの企業が協力し合い、次世代を担うこどもたちにクルマの魅力を伝えるための大切な場所。オートバックスも「コドモバックス」などの活動を通じて、未来のクルマ好きを育てる一翼を担っています。

今日ゆきひろくんが感じた「かっこいい!」「自分でできた!」という小さな感動。それがいつか、彼が自分の意志でハンドルを握り、新しい景色を見に行くための原動力になるのかもしれません。クルマの未来がもっと楽しみになる、そんな熱気に包まれた1日でした。

取材・写真/高山諒
編集/ヒャクマンボルト

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