車種別ノウハウ
オススメの洗車グッズから実際の洗車の仕方まで、 スズキ「ジムニー(型式JB64、年式2018年~)」の洗車のポイントを解説します。
ガソリンスタンドの洗車機も高性能化したいま、給油ついでに本格的な洗車ができるようになりました。
それでも、やはり自分の手でしっかりと洗ったときの仕上がりは、ひとしおです。また、自分で手洗い洗車を行うと、より一層の愛着も生まれます。
そこで、オートバックスのスタッフが「ジムニー」に最適な洗車アイテムや洗車方法をご紹介。実際に試してみました。
▲今回、洗車を行ったのは現行型「ジムニー」(型式JB64、年式2018年~)
洗車機での洗車なら手ぶら、あるいは拭き上げ用のタオルを持ち込む程度でOKですが、自宅やコイン洗車場での本格的な手洗い洗車を行うには、各種の洗車アイテムが必要です。愛車を美しく仕上げるため用意しておきたいアイテムが、こちら。
▲今回、使用した洗車アイテム
●洗車グローブ
●マイクロファイバークロス
●バケツ
●カーシャンプー
●フォームガン
●ワックスまたはコーティング剤
「フォームガン」とは、カーシャンプーに圧力をかけ、泡にして噴射する器具のこと。今回は、オートバックスのプライベートブランド「AQ.」の「泡もっこシャワー」を使用しました。
▲「AQ. 泡もっこシャワー用シャンプー 1L」と「AQ. 泡もっこシャワー 2L」
●タイヤクリーナー
●タイヤ・ホイール用ウエットシート
●ホイールブラシ
★ポイント
納車時にガラスコーティングを行った車両には、コーティング車用のカーシャンプーをお選びください。コーティング剤を長持ちさせる、優しいカーシャンプーです。
洗車の基本的な流れは、次の5つからなります。
(1)水洗い
↓
(2)シャンプー
↓
(3)すすぎ
↓
(4)拭き上げ/ワックス・コーティング
↓
(5)後片付け
ここからは、実際の写真とともに詳しく見ていきましょう。
▲今回は高圧洗浄機を使用。水圧でホコリや汚れを吹き飛ばす
まずはたっぷりと水をかけ、ボディに付着したホコリや泥を洗い流します。できるだけ高圧で、しっかり洗い流すことがポイントです。
ここで砂がついたまま次の工程に移ってしまうと、その砂粒によってボディに傷をつけてしまうおそれがあります。
▲泡もっこシャワーは手動でボトル内を加圧し、シャンプー剤を吹き出す仕組み。加圧前にボトルをよく振り、水とシャンプー剤を混ぜるのを忘れずに
▲汚れを浮かび上がらせて落とすため、泡はたっぷりつける
フォームガンで泡立てたシャンプーをボディに吹き付け、汚れを落とします。
フォームガンがない場合は、バケツに水を溜めてシャンプーを泡立て、泡をすくいながら洗います。
ここでのポイントは、足回り(タイヤ・ホイール)から洗うこと。足回りに汚れが残ったままボディを洗っていくと、足回りの汚れがボディに飛び散ってしまうためです。砂などを巻き込み洗車キズをつけてしまう可能性もあるので、まずは足回りから洗いましょう。
▲さまざまな大きさや素材のブラシがあるので複数、用意しておくと洗いやすい
ブレーキダスト(ブレーキパッドやローターの粉)が付着するホイールの汚れは、高圧洗浄機だけでは落ちづらいため、ホイール洗い用のブラシを用意するといいでしょう。
特に「ジムニー」の場合は、今回のスチールホイールも上級グレードのアルミホイールも立体的な形状で洗いづらいため、ブラシが活躍します。実際に今回は2つのブラシを使いました。
▲柔らかい素材でホイールをキズつけにくい「AQ. ごっそりホイールブラシ」
▲細かく、洗いにくいところは「AQ. ディテーリングブラシ for ホイール」が活躍
足回りの汚れを落としたら、次はボディを洗っていきます。ボディを洗うときのコツは「上から下へ」。ルーフ(屋根)から順番に下へと洗っていくことで、少しずつ汚れを下へと落としていきます。
今回は泡立ちやすく、ボディに優しい素材の「AQ. もっこもこ泡洗車グローブ」を使いました。大きな面積で洗いやすい、グローブ(手袋)形状のアイテムです。
▲柔らかい素材でボディのキズつきも防ぐ
ボディ洗浄のコツは、洗車機では届かないような隙間を、忘れずに洗うこと。いくらボディを磨いても、隙間が汚れていると、くすんだ印象になってしまいます。
特にスクエア形状のジムニーは、バンパーとボディの隙間や、ボディサイドのプレスラインの部分に汚れが溜まりがち。隙間の汚れやくすみをキレイにすることで、新車時のようにシャキっとした印象に仕上がります。
▲洗車機で届かない隅には汚れが溜まりがち。やさしくソフトタッチで洗う
カーシャンプーを使って浮かび上がらせた汚れを、シャンプーの泡とともにしっかりとすすいでいきます。
▲タイヤとホイールの泡もしっかりと洗い流す
特に高圧洗浄機を使う場合、下のほうの泡を流そうとしても、上のほうへと広がっていってしまうもの。上から下へと泡を移動させていくように、すすいでいくとキレイに洗い流せます。ドアハンドルやグリルなど、入り組んだ形の部分のすすぎ漏れにも気をつけて。
すすぎが終わったら、拭き上げ/ワックス・コーティングです。
拭き上げは、吸水性のいいマイクロファイバークロスで行ないますが、今回はボディが濡れたままスプレーするタイプの撥水コーティング剤、「AQ. プレミアムボディコーティング 撥水タイプ 300ml」を使用しました。
▲「AQ. プレミアムボディコーティング 撥水タイプ 300ml」は撥水効果のあるコーティング剤
コーティング剤をボディに直接、吹きかけ、マイクロファイバークロスで拭いていきます。ボディが濡れたまま施工できるのがポイントで、乾くのを待つ必要がなく、タイパにも優れた製品です。
ボンネットやドアなどの広いパネル部分だけでなく、ドアハンドルの内側やバンパーのくぼみなども、くまなくコーティングしていきましょう。
▲ボディをキズつけないように、力を入れず優しく塗り拡げていく
▲ドアミラーやホイールなどにも忘れずにコーティングしていこう
なお、コーティング剤は製品によって、濡れたまま施工できるものと、乾いてから施工するものがあります。必ず、購入した製品の使用方法を事前にお読みのうえで作業をしてください。
次の洗車のため、使用した洗車グッズはきれいにして水気を拭き取り、乾燥させてから保管しましょう。生乾きのままだと、匂いやカビが発生してしまいます。また、コイン洗車場を使用した場合などは、ゴミや忘れものを残さないことも大切です。
▲洗車グッズのお手入れ時にもバケツが大活躍
▲キャスターやサイドポケットもつけられる「AQ. ペールバケツ15L グリットフィルター付き」
★ポイント
洗車をするときは日照りの強い日よりも、少し曇っている日や夕方がオススメです。日照りが強いと、ボディについている水玉がレンズとなってボディを焼いてしまいます。
ここまでボディのお話をしてきましたが、タイヤとホイールもクルマを美しく見せる大きなポイントです。
ホイールはボディと一緒に洗いましたが、タイヤは別途、水洗い、もしくは専用のタイヤクリーナーやタイヤワックスを使ってキレイに仕上げます。
タイヤのゴムは素材がデリケートなため、油分を一掃するような強い洗剤を使わないように。今回は「クリンビュー ノータッチUV」を使用しました。
▲タイヤクリーナーのロングセラー「クリンビュー ノータッチUV」
▲タイヤに吹き付けるだけでタイヤが真っ黒によみがえる
「クリンビュー ノータッチUV」はタイヤに吹きかけて、泡が落ちていくのを待つだけ。水洗いなどの必要はありません。4輪ともに泡を吹きかけ、待つこと数分。仕上がりはこのとおりです。
▲タイヤがキレイになるだけで新車のようなパリっとした印象に!
愛車の洗車をするときは、タイヤ・ホイールのクリーニングも忘れずに行ってください。満足度が断然、違います。
クルマを美しく見せるポイントは、「ボディを輝かせること」と「黒い部品を黒くすること」の大きく2つ。
いくらボディがツヤツヤに仕上がっても、タイヤやホイールが薄汚れていると綺麗な印象にはなりませんし、黒い樹脂部品が白っぽく劣化していると、古びた印象は拭えません。
こうした黒い樹脂製のパーツは、専用の仕上げ剤を使うことで美しく仕上がります。「ジムニー」はバンパーやフロントグリルが樹脂製のため、ここがキレイになるだけでもクルマの印象は大きく変わります。
▲「ジムニー」はグリルはバンパーなど黒樹脂部分が多い
▲「AQ. 未塗装樹脂コーティング 100ml」
製品によってすでに白化している樹脂パーツの黒さをよみがえらせてくれるものや、コーティングによって紫外線による劣化を防いでくれるものなど、さまざまなタイプがあります。
劣化が始まる前からコーティングをしておくことで、新車時の黒さを維持しておくといいでしょう。
ここまでボディやタイヤ・ホイールについて触れてきましたが、やはりウインドウガラスやミラー面を綺麗にするのも忘れずにいたいところ。窓やミラーを掃除すると、クルマが綺麗に見えるだけでなく、運転時の視界もよくなって、気持ちよく、そして安全なドライブができます。
たとえば、油膜取りや撥水・親水剤を活用して、綺麗と視界を両立するのがオススメです。ガラスを綺麗にするときは、室内側も忘れずに!
▲汚れないイメージの内窓も、静電気などで意外なほど汚れが付着する
また、ドアやドアノブまわりに付いた小キズを消す用品もあります。細かい傷が消えるだけで新車に近い印象になるので、オススメですよ!
▲小キズが消えると見た目だけでなく触ったときのツルツル感も新車のように
★ポイント
オートバックスでは、「ガラス撥水」のピットメニューも用意しています。雨の日にも走ることが多い方は、ぜひプロの施工による撥水を試してみてください。
オートバックスでは「ジムニー」に対応するさまざまな洗車アイテムを取り揃えています。どれを選んでいいかわからないときは、洗車アイテムに詳しいスタッフがおりますので、お気軽にお声がけください。
▲自分にとって使いやすい洗車アイテムを見つけてみよう
また、店舗によっては洗車機を設置してあり、店舗スタッフによる手洗い洗車サービスを行なっています。洗車にまつわる相談も、ぜひオートバックスへ!
※商品は取材時点のものです。予告なくパッケージ変更や廃番になる場合があります