VECafe

vol.4

 

「オイル交換どれくらいの頻度で行ってますか?」
オイル選びの基礎知識

弊社が行ったオイル交換の頻度に関するアンケートによると、全体の50%以上の方が「6ヶ月に1回」、30%が「1年以内」という結果でした。逆に、「12ヶ月以上」と答えた方が10%に達し、人によってはエンジンオイルをほとんど意識しないということにも気づきました。

エンジンオイルは定期的に交換しないと、「燃費の低下」や「エンジン性能の低下」といったことにつながりますし、エンジンの寿命にもかかわります。走行10万km 以上でも絶好調といったクルマの多くは、しっかりとオイル交換されているものです。
そこで今回は、「エンジンオイルの基礎知識」についてご紹介していきます。知っているようで知らない、エンジンオイルの世界を楽しんでいただければと思います!

円グラフ

オイル交換どれくらいの頻度で
行ってますか?

そもそも、なんでエンジンオイルは必要なの?

エンジンオイルは自動車が走るために必要な「潤滑油」です。エンジン内で発生する摩擦を軽減し、スムーズに稼働するために使われます。エンジンオイルが持つ役割をまとめたのでご覧ください。

バッテリーチェック

減摩作用 摩擦を軽減する作用
冷却作用 摩擦により生じた熱を吸収する作用
緩衝作用 クッションの役割をする作用
防錆(ぼうせい)作用 金属が錆つくのを防ぐ作用
密封作用 混合気(ガソリンと空気を混ぜたもの)を外に逃がさないようにする作用
清浄作用 エンジン内のゴミを浮かせて流す作用

ご覧のように、エンジンオイルには6つの役割があります。どれも重要な役割であり、自動車が安全に走っているのは、エンジンオイルのおかげと言っても良いでしょう!

エンジンオイルを交換しないといけないワケ

エンジンオイルは期間が経つにつれて劣化していきます。劣化したエンジンオイルを使い続けると、自動車本来の性能を発揮することができなくなるため、定期的に交換する必要があるのです!

ちなみに、エンジンをかけなくてもオイルは劣化していくので、「あまり乗っていない」という理由で交換をしないのはNGです! チョイ乗りでもオイルを交換する必要がある、ということを覚えておいてくださいね。

交換時期は5,000kmが目安です

オートバックスでは5,000kmの走行、または6ヶ月を目安としたオイル交換を推奨しています。また、車種や使用しているオイルによってもタイミングは変わるので、わからないときは店舗スタッフにお問い合せください。

エンジンオイルの選び方の基本

エンジンオイルの容器には、以下のような数字が書かれています。

左側の「W」がついている数値が低温時のオイル粘度で、右側の数値が高温時のオイル粘度になります。詳しく説明すると非常に難しいので簡単にご説明します。オイルは温度があがると粘度が低下する特性があり、粘度が低下するとオイルはサラサラの状態になります。すると、潤滑油としての性能が下がってしまいます。

そして、スポーツカーのような高回転かつ高温の環境で使用する場合は、よりエンジンを保護するために粘度の高いオイル(=熱に強いオイル)が一般的に用いられます。逆にエコカーなどの場合は、ドロドロな粘度の高いオイルはエンジン内で抵抗になって燃費に影響するので、粘度の低いオイル(=やわらかいオイル)が推奨されています。

バッテリーチェック

あくまで一般的なお話ですが、オイルはそれぞれの車の特性によって選び方が変わります。ご自身の車がどのような使用環境・車種・年式なのかを考慮しながら選ぶようにしましょう。

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