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vol.118

更新日:2020/03/05

掲載商品などは更新日時点の情報掲載となります。

【車検継続時や買い替え時は自動車保険険の見直し時期?】自動車保険を選ぶ際に押さえるべきポイントと見直し項目

【車検継続時や買い替え時は自動車保険険の見直し時期?】自動車保険を選ぶ際に押さえるべきポイントと見直し項目

車検の時期が近づくと「クルマを買い替えてしまおうか」と考えることも多いと思います。そんな時、クルマの買い替えと同時に見直すべきものが「保険商品」。保険の内容は常に進化を続け、自動車保険のプランを新たに組み直すことでお得になることもあるからです。「でも、面倒だから…」とそのままにしておくのは早計。プラン変更によって生じる月額差は小さく見えますが、長期間の契約を考えると大きなものとなり、プランを見直すことで生まれる節約効果は馬鹿にできません。複数の国内損害保険会社が2020年1月から自動車保険の3%一斉値上げを発表しました。これからは自動車保険をしっかりと考え、自分の自動車生活に最適かつお得なプランを選ぶことが重要になります。

自賠責保険で補えない保証を任意の自動車保険で賄っている

自賠責保険で補えない保証を任意の自動車保険で賄っている

自動車を購入する場合、必ず加入しなければならない自賠責保険。一般的に「強制保険」とも呼ばれ、法的に加入することが義務付けられています。「自賠責保険に加入しているのになぜ自動車保険にも加入するの?」と不思議に思う人も多いようですが、実は自賠責保険で補償されるのは「他人にケガを負わせてしまった場合と、死亡させてしまった場合のみ」とされ、自分のケガや対物、車両に対する補償はありません。

そのため、「任意保険」と呼ばれる自動車保険に加入しておくことが、安心してクルマを運転するためには必須になっているのです。

保険契約の流れを知る

保険契約の流れを知る

自動車保険に加入する場合、まずは保険会社によって異なる補償内容をしっかりと把握することからスタートします。ホームページや保険代理店などで無料で手に入れることができる資料を取り寄せ内容の比較を行います。そして自分に最適なプランがまとまったら、実際に契約を行うプランで見積もりを取ります。面倒くさがらずに複数の会社で見積もりを取る事が大切になります。

補償内容を検討するには、自分がどのような補償を求めているか知ることが重要になります。「対人・対物賠償保険」「搭乗者に対する補償金額」「車両保険」によって、保険料は大きく変わってしまいます。また、対象年齢によっても保険料が大きく変わり、契約者の年齢が若い人ほど高くなります。若い子供たちとクルマを共有するのか、自分だけが使用するのかによっても保険料が異なるのでしっかりと決めておきましょう。

年式が古い中古車ではクルマの市場価値が低く、車両保険を支払うよりも事故時に買い変えた方が安くなることもあります。そのため、本当に車両保険をセットにする方がお得なのかを考える必要があります。また、車両保険で注意して欲しいのが「自然災害」に対応しているかです。台風や洪水での水没、地震や台風などの自然災害では補償されないタイプもありますので、契約時にしっかり確認しましょう。

自動車保険には昔ながらの代理店型とインターネットや電話で申し込む通販型(ダイレクト型)があります。通販型の魅力は申し込みが簡単であることと、代理店手数料が掛からない分だけリーズナブルなプランが用意されていること。一方の代理店型は店舗や事務所を構え、フェイス・トゥ・フェイスで自分の利用状況に合った提案をしてくれるのが大きな魅力になります。地元の修理工場とのつながりも深く、万が一の事故の場合でも力になってくれることも少なくありません。

自動車保険の押さえておくべき3つのポイント

自動車保険の押さえておくべき3つのポイント

自動車保険の根幹となる3つのポイント。それは「対人賠償保険」、「対物賠償保険」、「人身傷害保険」です。自動車は便利な反面、万が一の時には人の命を奪う凶器にもなるのです。もしも…の時に備えてしっかりとした補償内容で備えておくことが重要です。

まず「対人賠償保険」ですが、これは事故を起こした時に相手に対する傷害補償です。これは人の命を補償するものですから、無制限に加入することをおすすめします。最近では死傷事故に対して1億円を超える賠償判決が下った例もあり、補償金額に上限を設けることなく加入しておくことをおすすめします。

次に「対物賠償保険」は物損に対する補償。最近では無制限に加入することが一般的です。道路標識やガードレールだけでなく、重要な建造物や建物に損害を与えた場合、高額な請求額になることも多いので無制限に加入しておくことで安心が得られるはずです。

最後に「人身傷害保険」は同乗者が死傷した場合の保険です。保険会社各社の多くは下限として3,000万円に設定しており、休業補償などを含めて3,000万円でカバーできると考えられています。もし、3,000万円で不安な場合には5,000万円、最上限では無制限で加入することも可能です。

自動車保険は使わないに越したことはありませんが、いつか起きるかもしれない事故への備えとして最大限の配慮をしておくことが大切。保険でカバーできない分は全て自己責任として身に降りかかり、自動車保険をないがしろにしたことで人生を破綻させてしまうケースも少なくありません。

自動車保険料算出ポイントを知る

自動車保険料算出ポイントを知る

自動車保険は万が一の事故によって生じる負担に備え、数多くの人で助け合う「相互扶助」の上に成り立っています。しかし、自動車保険料は一律ではありません。年齢、車種、型式、排気量、用途、使用者限定により保険料に違いが発生するのです。例を挙げれば、事故発生率の高い若年層やスポーツカーは保険料が高く、事故率リスクの低い年齢や軽自動車では保険料が安く設定されています。スピードが出るスポーツカーや事故率の高い20代よりも、事故率の低い40代や軽自動車の方が保険料は安くなると判断され、保険料は算出されているのです。

また、自動車保険に契約後、事故を起こさず自動車保険を使用しない場合には「等級」と呼ばれるランクが上がり、保険料の割引が行われるのです。一般的には1から20等級に区分され、新規加入の場合には6等級から始まりますが、事故を起こし自動車保険を使用すると等級は引き下げられます。

契約するドライバーがゴールド免許を取得している場合や、ドライブレコーダーや安全運転サポートシステムが装備されている場合にも、保険料の割引対象になることがあるので、契約時にはしっかりと確認しましょう。

自動車保険の見直し時期を知り保険料を節約

自動車保険の見直し時期を知り保険料を節約

自動車保険はクルマを維持する期間に必要となる金融商品だけに、定期的に見直すことが重要です。自動車保険は規約で定められる「全年齢補償」、「21歳以上補償」、「26歳以上補償」、「30歳以上補償」など、年齢区分によって保険料に差が生じます。年齢が高くなる毎に割引率が大きくなるため、契約に含まれる最も若い運転者の年齢が区分を越えた時には見直すことで保険料を下げることができるのです。

子供が独立してクルマに乗らなくなった場合や年老いた親が免許を返納し自分しか乗らなくなったなど、家族のスタイルが変わった場合も同様に見直すことをおすすめします。また、自動車保険料は使用する目的によっても金額差があり、「日常・レジャー」、「通勤・通学」、「業務」の順に高くなるのです。仕事をリタイアし業務に使用しない場合や、通勤に使わなくなった場合なども契約プランの見直しを図ることで保険料を節約することができるのです。

車両保険ではクルマの使用年数によっては車両価値が下がると同時に補償額も下がっていき、保険料に対して事故を起こした時に十分な補償を受けられない可能性もあります。保険の更新時に保険会社の担当に相談して車両保険の見直しを行うことも保険料の節約につながります。

自動車保険の見直しによって金額的な節約になることもありますが、その金額分だけ保険の内容を充実させることも考えておきましょう。事故を起こした加害者が任意保険未加入で、かつ被害者が「死亡や後遺障害」に至った場合に保険金が支払われる「無保険車傷害保険」や、面倒な交渉を選任の弁護士が行ってくれる「弁護士費用特約」を付帯させることでより高い安心につなげることができるのです。

自動車保険の加入は運転者の務め

自動車保険は任意ではあるものの、万が一の場合に備えた「安心」として加入しておきましょう。「自分は運転に自信があるから大丈夫」「事故なんて起こさない」などの過信は禁物。もしも他人の命を奪ってしまう交通事故を起こした場合、個人で抱える補償で人生が台無しになってしまうこともあるからです。今や自動車を所有する人にとって自動車保険は欠かせない存在だけに、定期的に補償内容を見直し、無駄のないカーライフを楽しみましょう。塵も積もれば…ではありませんが、月々の支払いを数百円抑えるだけでも数十年と言う長い年月で考えれば大きなものになります。

▼オートバックスグループで自動車保険

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