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vol.37

 

「スタッドレスタイヤへの履き替えはいつごろを予定していますか?」 スタッドレスタイヤが冬道で滑らないメカニズムを徹底解析

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オートバックス・ドットコムのメールマガジンで行った読者アンケート「スタッドレスタイヤへの履き替えはいつごろを予定していますか?」では、お答えいただいた半数の方が「スタッドレスタイヤには履き替えない」、3割の方が「12月」、2割の方が「10月から11月の間」という結果でした。

円グラフ

さて、意外に多くの方がスタッドレスタイヤへの履き替えを行っていることがわかりましたが、そもそもなぜ、スタッドレスタイヤは滑らないのかご存じですか? 今回は、そのメカニズムを詳しく解説いたします。

スタッドレスタイヤが滑らないワケ

夏タイヤと冬タイヤの大きな違いは「ゴムの質」です。スタッドレスは低温でもしなやかさを保てるゴムを採用し、滑る原因となる「氷上の水膜」を除去する工夫が施されているのです。

またタイヤ本体に深い溝を作ることで、氷上あるいは積雪路でも強いグリップが得られるようになっています。ほかにもゴムに硬い物質を混ぜる氷上性能を高める、ゴムの構造を調整してタイヤ本体の除水性能を高めるなど、滑らないようにするあらゆる工夫がスタッドレスタイヤには施されています。

スタッドレスに履き替える適切なタイミングとは?

適切な交換タイミングは「10月から11月の間」です。時期的に少し早いと感じるかもしれませんが、いつ雪が降っても大丈夫なように早めの交換がオススメ! 実際、交換する方の半数以上が10月から11月の間にタイヤ交換を行っていることがアンケートからもわかりました。

スタッドレスの寿命と保管方法

スタッドレスタイヤの寿命は一般的に「3年」と言われていますが、タイヤ本体の溝にある「プラットホーム」と呼ばれる出っ張りをチェックすることで交換時期を把握することができます。タイヤがすり減ってプラットホームと同じ高さになった時がタイヤの寿命といわけ。ゴムが硬くなるとグリップ性能が低下するので、タイヤを触ってみて感触も確認しましょう。また、古くなるとヒビ割れなどが発生して、パンクしてしまうこともあるのでご注意ください。

正しい保管方法に関しては、徹底的に洗浄してから保管用の袋あるいはケースに入れ、「日陰で風通しの良いところ」に置くようにしましょう。置き方にも注意が必要で、タイヤが変形しないよう壁に立てかけるように保管してください。

最近は10月末、11月上旬に雪が突然降ってくるケースもあります。早めのタイヤ交換を心がけるようにしましょう! オートバックスでは、皆さんからのアンケート応募も大募集中ですのでメールマガジンをご利用いただければ幸いです。

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