VECafe

Vol.40

 

読者アンケート「どんな道路での運転が最もワクワクしますか?」走りを楽しむ、足まわりメンテナンス講座

読者アンケート「どんな道路での運転が最もワクワクしますか?」走りを楽しむ、足まわりメンテナンス講座

オートバックス・ドットコムのメールマガジンで前回「どんな道路での運転が最もワクワクしますか?」というアンケートを実施しました。その結果、1位は43%と断トツで「くねくねの山道」となっています。次いで「高速道路」と「長い直線の一本道」が21%と同率で並びました。ハンドルワークが求められる山道、スピード感を楽しめる高速道路や一本道。どれもホントに運転していてワクワクしますよね。そんなときに気をつけないといけないのがクルマの足まわりです。

円グラフ

前回のクルマ生活mini-mini情報局では、アライメント調整についてご紹介しましたが、足まわりのメンテナンスは奥が深いのです。そこで足まわりシリーズ第2弾として、メンテナンスの基礎知識をご紹介します!

ガタガタ、ゴトゴト、それって足まわりが原因かも!?

クルマの運転をしていて、「なんだか乗り心地が悪い」「スムーズに走らない」と感じたことはありませんか? また、タイヤやホイールのあたりから「ガタガタ」「ゴトゴト」「キシキシ」といったような異音が聞こえませんか? もしかしたらトラブルのサインかもしれません。

クルマの足まわりには、乗り心地や走行の安定性を保つ装置、ブレーキの効きを左右する装置などがあります。これらに異常があれば当然、事故を起こす可能性が非常に高まりますよね。そこで少しでもいつもとは違う音が聞こえたり、「違和感があるときは」早めにチェックするように心がけましょう。

足まわりってどこを指すの?

クルマの足まわりといってすぐに思い浮かぶのはタイヤでしょうか? もちろんタイヤも重要な部品ですが、それ以外にもクルマを支える足まわりには大切なパーツがたくさん。その中でも特に重要なパーツについてご紹介します。

足まわりってどこを指すの?

ブレーキ

現在のクルマの多くはディスクブレーキを使用しています。このディスクブレーキは、ブレーキローターと呼ばれる円盤状のパーツをブレーキパッドで押さえ込んで、摩擦によってクルマを減速・停止させます。ブレーキトラブルは即事故につながるので、定期的に点検するように心がけましょう。

サスペンション

サスペンションは、路面からの衝撃や振動を吸収して車体を安定させ、快適な乗り心地を実現するためのパーツです。長年乗っていると、経年劣化によってショックを吸収する性能が低下することもあるので注意しましょう。

ドライブシャフトブーツ

エンジンの回転をミッションやデファレンシャルギアを介して、最終的にタイヤに伝えるパーツがドライブシャフトです。ドライブシャフトには、可動部分を保護するためにゴム製の部品「ドライブシャフトブーツ」がついています。このドライブシャフトブーツは経年劣化によって破れることも多いので注意しましょう。

メンテナンスの交換時期や目安は?

最後にそれぞれの部品の交換時期と目安についてご紹介していきます。

ブレーキ

一般的にブレーキパッドがすり減り、厚みが残り2mmほどになると「キーキー」という音がします。この音が聞こえたらパットの交換時期となります。ブレーキの使用頻度や材質によって、すり減り具合は変わってくるため3,000km走ったら点検を行い、交換時期はショップなどの判断を仰ぐようにしましょう。

サスペンション

サスペンションはゴム製のブッシュやショックアブソーバーなどの部品から構成されていますが、「ゴキゴキ」や「コンコン」といった音が聞こえたらブッシュが劣化している可能性があります。一般的にブッシュは8万km、ショックアブソーバーは4万kmが交換時期の目安と言われています。

ドライブシャフトブーツ

一般的には5年もしくは5万kmが交換の目安となりますが、足まわりで「カタカタ」といった音がしたら、経年劣化によりドライブシャフトブーツが破れている可能性があります。そのまま走り続けると、重大なトラブルを招く恐れもありますので早めに点検しましょう。

ブレーキやサスペンション、ドライブシャフトなど、足まわりの異常は即大事故につながってしまう可能性があります。そのため交換時期はあくまでも目安と考え、半年や1年に1度は必ず点検を行い、少しでも違和感や異音があるようなら修理してもらうようにしましょう。

ネットで買い物をする

メールマガジンに登録する

前のページに戻る


  • メールマガジン登録
  • ネットショップ
ページトップへ