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Vol.54

 

【夏までに知りたい暑さ対策&熱中症対策】車内温度の下げ方と、熱中症にならないためにできること

【夏までに知りたい暑さ対策&熱中症対策】車内温度の下げ方と、熱中症にならないためにできること

梅雨のジメジメとした空気が残る中、気温もぐんぐんと高まっていくこの時期。そこで注意をしておきたいのが、熱中症です。屋外に出ている時はもちろん、実は車の中でも熱中症や脱水症状になりやすいとご存知でしたか?屋外に比べ直射日光を受けないという安心感からか、車中の熱中症対策は疎かになりがちかもしれません。自分だけでなく家族の健康を守るために、しっかりとした対策をとっていきましょう!

車中では隠れ脱水・熱中症に要注意

▼隠れ脱水

夏に向けて暑さが増していくと、徒歩での外出を避け、車を利用する機会が多くなっていくのではないでしょうか。しかし、たとえ車の中であったとしても暑さ対策は必須。さらに、注意をしておきたいのが水分不足による脱水症状。知らない間に「隠れ脱水」になっているかもしれません。

 

輻射熱(ふくしゃねつ)を受ける車内では、ドライバーが想像しているよりはるかに水分を消費している場合が多く、さらにエアコンを使用することで車内が乾燥してしまっているため、気付いた時には極めて深刻な脱水症状に陥ってしまっている危険性があります。こうした、気付かないうちに進行してしまう脱水症状のことを俗に「隠れ脱水」と言います。

 

こうした隠れ脱水を防ぐためには、こまめな給水(利尿作用のあるコーヒーや緑茶などのカフェイン飲料は避ける)と適度な休憩が不可欠です。これは運転者だけでなく、同乗者にも同様のことがいえ、特に高齢者や子どもには注意を払う必要があります。

▼熱中症

運転中であれば、エアコンが効いていれば熱中症にかかる心配は少ないですが、問題は運転をしていない間です。真夏の炎天下で、エンジンを切った状態の車内温度は50℃以上にまで上昇するといわれています。

買い物をするため、僅かな時間だからと車の中に残した子どもが熱中症で亡くなってしまうという悲しいニュースが毎年のように報じられていますが、車内温度はエアコンを切ると急激な速度で上昇していくということは、しっかりと理解しておかなければいけません。

車内温度の下げ方

車の臭いを解消するには?

急激な速度で上がる車内の異常に高い温度は、どのようにして下げたら良いでしょうか。すぐに思いつくのは、エアコンが効くまでの間、車内の熱気を出すために窓を全開にするという方法ではないでしょうか。他にも、ドアを開け閉めして空気を入れ替える、という方法も効果的です。ひとつの窓やドアを開け、対角線上のドアを開け閉めすることで、空気の通り道を作り車内の空気を素早く入れ替えることができます。

 

一方で、できるだけ避けておきたいのが車体に「水をかける」こと。熱を冷ますためには水をかけるのが1番手っ取り早いように感じるかもしれませんが、夏の暑さの前ではすぐに水は蒸発してしまい、ただウォータースポットを作るだけになってしまいます。また、車体外部の温度を一時的に下げられたとしても、車内温度が急激に下がるわけではないため、オススメはできません。

夏場の車内を快適にするアイテムとは

車内の空気を入れ替えることで素早く車内温度を下げることはできますが、シートが熱かったり、体感温度は高いままだと快適なドライブはままなりませんよね。クーラーが効くまで暑さを我慢しないで済む、そもそも車内温度を上昇させないためにオススメのアイテムをご紹介します。

熱いシートに直接座ると必要以上に汗をかき、熱中症や隠れ脱水の原因になってしまいます。乗車時にこうしたクッションを使用すれば、シートからの熱を直接受けずに済むので、快適なドライブにつながりそうです。

車内温度の上昇を防ぐためには、車内に降り注ぐ日光を遮断することが1番です。このフロントシェードは日差しだけでなく熱も遮断することができ、取り付けや取り外しも簡単に行えるため、夏に欠かせないアイテムといえます。光消臭効果も持ち合わせる優れモノです!

しっかりと熱中症対策をして、楽しい夏のドライブを!

しっかりと熱中症対策をして、楽しい夏のドライブを!

夏はリゾート地へ家族で旅行に、という方も多いのではないでしょうか。移動に車を利用する場合は、自分だけでなく家族の健康も考え、しっかりとした熱中症対策をしたいところです。今回ご紹介したような車内の熱を逃がす工夫や対策だけでなく、こまめな水分補給を心がけて楽しい夏にしてくださいね。

 

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