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Vol.62

 

【寒くなってからでは遅い?】早めの準備で愛車を守る、冬支度特集その①

【寒くなってからでは遅い?】早めの準備で愛車を守る、冬支度特集その①

暦の上では間もなく冬(11月7日の立冬から2月4日の立春まで)を迎える日本。そろそろ車にも冬支度が必要な時期となってきたのではないでしょうか。まだ早いと感じる人がいるかもしれませんが、寒波はいつ襲ってくるか分からないため、準備は早いに越したことはありません。気象庁が発表する予報をしっかりと確認し、冬の到来を前に、万全の冬支度をしておきましょう。

2017年の冬の寒さは?

気象庁が発表した9月時点での3ヶ月予報によると、気温は全国的に平年並みかやや暖冬の予報となっています。また、降水量は北日本太平洋側では高めの予報となっている一方、それ以外の地域では平年並みか低めになるという予報でした。全体的に、2017年の冬は暖冬の傾向にあるといっていいでしょう。

 

しかし、2016年の冬は厳冬になるという予報から一転、平年を上回る暖冬になったという事実があるため、油断は禁物です。暖冬予報だからといって冬準備を怠っていると、突然寒波が襲ってきた際に対処ができなくなるかもしれません。そうした事態を防ぐためにも、今のうちにできることから対策をしておきましょう。

冬を前に準備しておきたい対策とは?

冬を前に準備しておきたい対策とは?

▼スタッドレスタイヤに交換

冬を前に確実にしておきたいのが、「サマータイヤ」から「スタッドレスタイヤ」への交換です。雪上や氷上であっても駆動力を発揮し、非常に滑りやすいシャーベット状の道であってもしっかり走り止まれるスタッドレスタイヤは、冬の運転に不可欠といえるでしょう。また、スタッドレスタイヤは昔と違いドライ路面であっても高い性能を発揮するものが一般的となっているため、雪の少ない地域であってもタイヤを交換しておくことをおすすめします。

 

スタッドレスタイヤ検索

 

タイヤ交換をお店ではなく自分でしようと考えているのであれば、下記のアイテムが大いに役立ちます。

・トルクレンチ2059

トルクレンチ2059

タイヤ交換時、トルクレンチがあれば、ホイールをしっかり締め付けられるため、安全性が高まります。値段も手ごろで扱いやすいため、おすすめの一品といえるでしょう。

 

▼フロントガラスの凍結を防止する

フロントガラスの凍結を防止する

暖かい日中から夜間一気に気温が下がる現象「放射冷却」。この放射冷却が起きると、空気中の水分が凍りつき、さまざまなモノの凍結につながります。車のフロントガラスも、凍結するモノの1つです。凍結したフロントガラスは霜で真っ白になってしまうため、とても運転できる状態ではありません。

 

一刻も早く氷を溶かす必要がありますが、熱湯をかけるのはガラスに亀裂が入る可能性があるため絶対NGです。プラスチック素材のスクレイパーがあればガラスを傷つけることなく霜を落とすことができるため、あらかじめ準備をしておきましょう。また、もう1つ凍結対策として有効なのが融氷剤入りのウィンドウォッシャー。ワイパーを作動させ、ウォッシャー液をかけるだけで霜を除去できる手軽さには助けられること間違いなしです。

・解氷ウインドウォッシャー

解氷ウインドウォッシャー

通常のウインドウォッシャーをはるかに凌ぐ不凍性を備え、-55℃まで耐える優れものです。日本の過去最低気温が-41℃なので、各地の冬の気候でウォッシャーが凍結する心配はありません。冬場のフロントガラスの凍結が心配な方はもちろん、特に冷え込む山間部に在住の方にもおすすめの商品です!

 

▼バッテリーをチェックする

バッテリーをチェックする

冬になり寒さが増していくとバッテリーがあがりやすくなります。バッテリーは古ければ古いほどあがりやすくなるため、状態次第では冬を迎える前にバッテリー交換を検討しておきたいところです。バッテリーの状態を調べる際には、下記のようなアイテムを使用しましょう。

 

・バッテリーチェッカー

バッテリーチェッカー

シガーソケットに挿すだけで、6つのLEDによってすぐにバッテリーの電圧チェックをすることができます。状態が迅速かつ簡潔に確認できるため、所持しておいて損はありません。

 

突然寒波が襲ってきた際の運転のコツ

突然寒波が襲ってきた際の運転のコツ

しっかりと準備を整えておけば、寒波が突然襲ってきたとしても問題ありません。ただし、道路凍結などが起きている可能性があるため、運転には普段以上に注意を払う必要があります。走行中カーブや交差点付近ではしっかりと減速するようにしましょう。

 

また、注意しておきたいのがブレーキのかけ方です。凍結した道路で急にブレーキを踏むとABS(アンチロックブレーキシステム)が装着されていない車だとタイヤがロックされ、スリップする原因を作ってしまいます。道路が凍結するくらい寒い日には、断続的ブレーキを心がけ、急ブレーキを避け十分な車間距離を空けて走行するようにしましょう。

備えあれば憂いなし!冬に向け万全の対策を

備えあれば憂いなし!冬に向け万全の対策を

冬の運転はその他の季節に比べ事故が発生する確率が高く、いつも以上に注意しなければならない点が多いです。しかし、事前にしっかりと準備をしておけば、不安も軽減されるはず。冬であっても安全に運転するため、今のうちから万全の対策をしていきましょう!

 

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