【夏は家族でドライブ！】一度はクルマで走りたい国内ドライブコース3選＆お役立ちグッズ特集

砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」

石川県羽咋市と宝達志水（ほうだつしみず）町を結ぶ「千里浜（ちりはま）なぎさドライブウェイ」は、日本で唯一、世界でも3カ所にしかない特徴を持っている道として知られています。それは「砂浜を走れる」こと。千里浜の砂は粒子が細かく、水分を含むと硬く締まるため、車が走っても崩れることはありません。

千里浜なぎさドライブウェイでは、夏になるとさまざまなサンドアートが出現するのも特徴。個性豊かな芸術作品を、家族みんなで楽しむことができます。さらに千里浜は日帰りで海水浴が楽しめるスポットとしても非常に人気の高い場所なので、ぜひ足を運んでみてください。

雄大な富士山の姿を満喫できる「富士山スカイライン」

日本最大の山にして、世界遺産にも登録された富士山。その南麓にある富士宮市と御殿場市をつなぐ総延長34.5㎞の山岳道路が、有名なドライブコースである「富士山スカイライン」です。北を見れば雄大な富士山の姿が、南を見れば美しい駿河湾と伊豆半島の姿が視界に飛び込むこのコースは、日本でも屈指の景観といえます。また、日本最高地点（約2,400m）まで車で行けるのも、このドライブコースの特徴。ひと夏の思い出を作るには、ぴったりのコースといえます。

このコースを走るときは、ドライブだけでなくキャンプや登山の計画を立てておくのもいいでしょう。夏場であれば、夜間でも寒さが厳しくなることは少ないため、車中泊も可能です。テントなどを持参せずに済み、持ち物を最低限に抑えられ、非日常的な体験ができます。「ひと味違った体験がしたい」という方は、一度ご家族でトライしてみては？

車中泊をする場合は、目隠しのためのカーテンや、車内で寝やすいまくらなどを用意しておきましょう。

また、富士山には「富岳風穴」や「鳴沢氷穴」など有名な洞窟がいくつも存在し、鍾乳洞ツアーが行われています。夏にぴったりのひんやりスポットで、平均気温はなんと 3℃！天然記念物を全身で感じ、自分や子供の見識を広げることができるでしょう。

7つの島、5つの街を堪能できる「とびしま海道」

穏やかな瀬戸内海にかかる橋を渡り、7つの離島を巡るドライブができるのが広島県呉市の「とびしま海道」です。このドライブコース最大の特徴は、海道を渡れること。涼しい海風を浴びながら美しい瀬戸内海の景色を目にできるドライブは、家族全員が楽しめること間違いなしです。

また、7つの離島の中には個性豊かな5つの街が存在しており、それぞれ独自の雰囲気を持っています。1つのドライブコースでさまざまな風景が堪能できるのも、大きな魅力といえるでしょう。

その中でも特におすすめなのが、ドライブで最初に向かうことになる「下蒲刈島」。「蘭島」とも呼ばれるこの島は、春蘭が自生していることで知られる美しい島です。庭園や美術館が多く、温泉施設などもあることから、この島だけでも十分に楽しめるでしょう。

紹介した以外にも、素敵なドライブコースはいっぱい！

今回ご紹介したスポット以外にも、魅力的なドライブコースは数えきれないほど存在します。家族と一緒に楽しめるドライブコースをもっと知りたいという方は、日本自動車連盟（JAF）やおでかけコンシェル（アルパイン）のサイトから探してみてください。希望にマッチするドライブコースが見つかるはずです。

また、夏のドライブに向けて準備しておきたいのが「ドライブレコーダー」や最新の地図情報が入った「カーナビ」。流行りの大画面ナビなら、ルート案内が見やすいだけでなく、テレビや映画などのコンテンツを楽しむのにも最適。ドライブレコーダーの取りつけサービスは費用も大変お得なので、積極的に活用してみましょう。

今年の夏は、家族で素敵な思い出作りを！

日帰りや土日を利用した一泊の旅行でも、素敵なドライブコースを家族みんなで楽しめたら最高の思い出になるはずです。今回ご紹介したグッズを持参して、家族で過ごす夏の思い出に花を添えてみてくださいね！