車検費用はクレジットカード払いできる?費用負担の抑え方も紹介
車の維持費の中でも大きなウエイトを占めるのが車検費用です。決して小さくはない出費だけにどのような支払い方法が可能なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
オートバックスでは現金払いだけでなくクレジットカードや各種電子マネー、ショッピングローンなども用意しています。
ここでは車検費用の内訳と利用できる支払い方法についてご案内します。
車検代はクレジットカードで支払いが可能
車検費用は、クレジットカードで支払えるお店が増えており、現金を用意する手間を省けるだけでなく、ポイント還元や分割払いといったメリットを享受できます。
ただし、クレジットカード払いが可能かどうかはお店ごとに異なるため、事前に公式サイトや店頭で確認することが大切です。また、利用できるクレジットカードの種類が限定されている場合もあるため注意が必要です。
ただし、法定費用はクレジットカード払いできないところが多い
注意すべき点として、車検費用のすべてをクレジットカードで支払えるわけではないことがあります。特に、自賠責保険料や重量税、印紙代などの法定費用については、クレジットカード払いに対応していないお店がほとんどです。
車検を受ける際は、クレジットカード払いが可能な部分と、現金が必要な部分を事前に確認しておきましょう。法定費用分の現金を忘れずに用意することで、当日の手続きがスムーズに進みます。
オートバックスでお選びいただけるお支払い方法
オートバックスでの車検費用のお支払いには、クレジットカードを利用することができます。法定費用など一部の費用については、原則現金でのお支払いとなっています。
現金以外のお支払い方法をお選びいただけるのは、車検基本料や整備費用、交換部品代、部品交換のための作業工賃となります。
■オートバックスでお選びいただけるお支払い方法
・現金
・クレジットカード
・電子マネー ※
・プリペイドカード ※
・商品券 ※
※電子マネー/プリペイドカード/商品券については店舗ごとに対応状況が異なります。詳しくは店舗へご連絡ください。
現金での支払いが原則となる法定費用とは?
車検費用のうち法定費用については現金でのお支払いとなります。
法定費用には次に挙げるものが含まれていますが、重量税・継続検査手数料については各種クレジットカードなどがご利用いただける店舗もございます。最寄りの店舗にてご確認ください。
- 法定費用の内訳
-
継続車検の法定費用は、自動車重量税、自賠責保険料、法定手数料から構成されています。沖縄県や離島などお住まいの地域によって違いはありますが、同一車種、同一重量であれば金額は全国共通です。
- 自賠責保険料
-
自賠責保険は強制保険とも呼ばれ加入が義務付けられていて、万一の交通事故などによる対人賠償を確保することが目的となっています。
この自賠責保険で賠償できない場合はより広い補償範囲をカバーする任意保険によって賠償される仕組みですので、任意保険に入っているからといって自賠責保険の加入は免れません。
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自賠責保険 保険料例(本土用|令和3年4月1日以降保険始期の契約に適用)*
期間 |
37ヶ月 |
36ヶ月 |
25ヶ月 |
24ヶ月 |
13ヶ月 |
12ヶ月 |
自家用乗用自動車 |
¥24,190 |
¥23,690 |
¥18,160 |
¥17,650 |
¥12,010 |
¥11,500 |
軽自動車(検査対象) |
¥24,010 |
¥23,520 |
¥18,040 |
¥17,540 |
¥11,950 |
¥11,440 |
小型貨物自動車(自家用) |
- |
- |
¥20,950 |
¥20,340 |
¥13,480 |
¥12,850 |
*損保ジャパン調べ
*沖縄県、離島などの一部地域については、上記保険料例と異なります
自動車重量税
自動車重量税は継続車検時に納める税金であり、車検証の有効期間分をまとめて支払う必要があります。自家用自動車については0.5トン刻みで車両重量の重さによって税額が変わり、自家用軽自動車については車両重量にかかわらず定額です。
またエコカーについては減税措置がある一方、新車登録から13年以上経過すると税額がアップし、18年以上経過した車についてはさらに税額がアップします。
■自動車重量税の例 - 車両重量1.3トンの自家用車で7年が経過している場合
・車両重量0.5トンあたりの税額:4,100円
・自動車重量税の年額:4,100円×3=12,300円
・2年の継続車検の場合:12,300円×2=24,600円
自動車重量税の正確な金額は、国土交通省のウェブサイトで「車台番号」と「検査の予定日」を入力すると照会できます。
> 国土交通省 次回自動車重量税額照会サービス
自動車重量税の税額は以下の通りです(2021年1月時点)。
車両重量 |
税額(2年自家用) |
〜500kg |
8,200円 |
〜1,000kg |
16,400円 |
〜1,500kg |
24,600円 |
〜2,000kg |
32,800円 |
〜2,500kg |
41,000円 |
〜3,000kg |
49,200円 |
※エコカー減税や重課の対象ではない自家用乗用車の場合
法定手数料(印紙代)
法定手数料とは検査や車検証の発行にかかる手数料です。1,100円〜1,800円程度が必要になります。
車の種類 |
指定工場 |
認定工場 |
軽自動車 |
1,100円 |
1,400円 |
小型車 |
窓口:1,200円 |
1,700円 |
普通車 |
窓口:1,200円 |
1,800円 |
クレジットカードや電子マネーなどで支払える車検費用の内訳
ここで紹介する費用については現金のほか、各種クレジットカードなどのお支払い方法もご利用いただけます。
- 車検基本料
-
一般に車検と呼ばれるものには24ヶ月および12ヶ月点検といった法定点検と継続検査が含まれています。車検の基本料には点検の実施費用と検査を行う費用が含まれています。
■車検基本料の対象になるもの(プランによって異なります)
・12ヶ月および24ヶ月法定点検
・完成検査
・継続車検の登録申請
- 整備費用
-
整備費用とはお車を調整および整備する費用です。
この整備費用には大きくわけて二つあり、ひとつは法定点検の結果として必要となる調整・整備、そして継続検査をパスするために調整・整備する費用です。もうひとつはトラブル防止のために予め部品などを交換する費用です。
後者については予防整備とも呼ばれ、車の性能やコンディションを良好に保ち快適なドライブを続けるためのものです。
車検時に交換する可能性のある主な部品
●タイヤ交換
車検にパスするにはタイヤの残り溝が1.6mm以上残っていなければならず、トレッドパターンにスリップサインが出ているのならタイヤを交換します。
溝が1.6mm以上残っている場合でも残り溝が少なかったり劣化がみられるようであれば交換をおすすめします。
●バッテリー交換
バッテリーが劣化して弱くなると、エンジンの始動性が悪くなったりヘッドライトが暗くなったりパワーウィンドウの昇降が遅くなるといった症状が現れます。
バッテリーの平均的な寿命は2~3年とされており、ちょうど車検のサイクルと重なるため予防整備として交換されるケースが少なくありません。
●ブレーキパッド交換
車検では制動力が十分に確保されているかが検査されます。ブレーキパッドの残量そのものは保安基準がありませんが、パッドの残りの厚みが2mm〜4mmであれば交換をおすすめします。
●スパークプラグ交換
ガソリンエンジンの混合気を着火するスパークプラグは消耗品です。
ニッケル合金や白金、イリジウムなど、電極の材質によって寿命は異なりますが、一般的には走行距離15,000km〜20,000kmごとの交換が目安になります。車検を受けるときにこのタイミングが訪れている場合は交換がおすすめです。
●エアフィルター交換
エアフィルターはエンジンの内部にゴミやホコリなどが入るのを防ぐためのものでエアエレメントとも呼ばれ、定期的な交換をおすすめしています。
交換は4年ごと、もしくは走行距離30,000kmごとをおすすめしています。エアフィルターの汚れがあまりにも酷い場合はエンジンのパワーが落ちたり燃費が悪化するといった症状が現れます。
●クーラント交換
クーラントはエンジン内部を循環する冷却水です。交換しないまま使い続けるとラジエター内部に錆が発生しやすくなるため、交換は2年ごと、または走行40,000kmごとがおすすめです。
ただしロングライフタイプのクーラントであれば4年ごと、または走行距離80,000kmごとの交換になります。
●エアコンフィルター交換
エアコンフィルターも定期的な交換が必要です。メーカーや製品によって推奨される交換時期は異なるものの、1年ごと、もしくは走行距離10,000kmごとの交換をおすすめしています。
また多機能タイプのエアコンフィルターなら花粉やアレルギー物質を取り除くのに加え消臭効果なども期待できますので、匂いに敏感なドライバーの方であればフィルター交換と同時にエアコンの消臭除菌施工もおすすめです。
●ワイパーゴム交換
劣化したワイパーゴムは柔軟性が失われてしまい窓ガラスの払拭性能が著しく低下します。
雨の日に雨筋が残るのは不快なだけでなくセーフティドライブの面でも好ましくありません。またゴムを押さえつける力が不足している場合はワイパーアームごと交換します
車検の費用負担を抑える方法
整備費用等をクレジットカード払いにする
法定費用が現金払いのみのお店でも、車検基本料金や整備費用はクレジットカード払いが可能な場合があります。車検費用の一部だけでもカード払いにすれば、ポイント還元や分割払いが利用でき、一時的な出費を抑えられます。
ただし、クレジットカード対応のお店は料金が割高になる場合もあるため、見積もり時に確認が必要です。
整備費用を抑える
法定費用はどのお店でも一律ですが、整備費用や車検基本料金はお店によって異なります。カー用品店などでは、予算に応じて整備内容や部品のグレードを調整できるため、無駄を省いて費用を抑えられます。
複数のお店で見積もりを比較し、安価で柔軟に対応してくれるお店を選ぶことが大切です。
ローンを組む
車検費用を一括で支払うのが難しい場合、フリーローンやカードローンを活用する方法もあります。分割払いにすることで、1回あたりの支払い負担を軽減できます。
ただし、金利負担が発生するため、利息を含めた返済計画をしっかり立てることが重要です。
オートバックスで車検の見積もり・予約をして車検費用を抑えよう
車検の費用はいくらくらいになるのか、金額を把握した上で支払い方法や支払いプランを検討したい方も多いはずです。そんなドライバーの方々へおすすめしたいのが車検のお見積もりです。
オートバックスはお客様のカーライフにマッチした最適なプランをご提案するとともに、お支払い方法についても詳しくご案内いたします。
- 車検の見積もりを予約する方法
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オートバックスでは車検の見積もりを予約いただけます。予約をいただいておけば待ち時間が短縮されるばかりではなく見積もりにかかる所要時間も約1時間(点検に約30分+見積書作成に約30分)とスマートです。
見積りの最適なタイミングは車検満了日の1ヵ月前が目安です。
- WEBで予約する
-
WEBサイトであれば365日24時間受け付けています。
> 車検WEB予約はこちら
まとめ
オートバックス車検では、さまざまなお支払い方法をご利用いただけます。車検を検討されている最寄りのオートバックス店頭にてご確認ください。
またオートバックスでは法定費用以外の部分について分割払いが可能なショッピングローンを用意しています。こちらも詳しくは店頭にてご相談ください。
- 車検の予約はできる?
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ご予約可能です。
ただし一部店舗では承っていない場合がございます。
作業をご希望の店舗までお問い合わせください
- 車検をオートバックスのようなカー用品店に頼むメリットは?
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車検を通す際に必要となる消耗品(オイル・タイヤ・ワイパー・バッテリーなど)を豊富な種類の中からお客様のご予算やお好みに合わせてお選びいただくことが可能です。
また、独自の会員特典として、オートバックスでは金額に応じてVポイントが貯まります。また、車検を受けられた方は自動的にメンテナンス会員となり、2年間愛車のメンテナンス費用がお得になります。
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