タイヤ交換 基礎知識

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タイヤに発生するピンチカットとは?原因と対処法を解説

ピンチカットとは、タイヤのトラブルのひとつです。もしもタイヤの側面にコブのようなぽっこりとした膨らみを見つけてしまったら、それがピンチカットです。ピンチカットはタイヤのバーストを招くので、そのままの状態で走行することは大変危険とされています。そこで、ピンチカットの発生原因から対処方法まで、安全運転に必要な知識について解説します。

目次

ピンチカットとは?


ピンチカット画像

タイヤ側面に深刻なダメージを受けると現れる症状

ゴムの塊のようのに見えるタイヤですが、内部には金属や特殊な繊維のケーブル、そして帯(ベルト)が入っており、その構造を支えています。ちょうど、ビルのコンクリート壁に骨格として鉄筋が入っているのと似ています。

タイヤ全体を支えているのはカーカス、もしくはカーカスコードと呼ばれるもので、ポリエステルやナイロン、レーヨンなどを編んだものです。このカーカスのおかげで、タイヤはその形を保っていられるだけでなく空気を閉じ込めたり荷重を受け止めることができます。

カーカスの他にも、ベルトと呼ばれる金属の補強帯もありますが、これは地面と接するトレッド面にしか入っていません。つまり、タイヤのサイドウォールにはカーカスコードしか入っていないことになります。

このことからもわかるように、ここはタイヤの弱点であり、タイヤ側面のカーカスコートが切れると内部の空気圧を保持できずそこだけ膨らんでしまうことになります。外から見るとコブ状になっており、このような変形した状態をピンチカットと呼びます。ちなみに、外部から見るとコブ状ですが、ピンチカットを起こしたタイヤをホイールから外して内部(裏側)から見ると、裂傷になっています。

ピンチカットが発生する原因とは

どのようなことが原因でサイドウォールの内部構造であるカーカスコードが損傷するのでしょうか。ピンチカットが発生する原因としては次のようなケースが考えられます。


縁石などにタイヤを激しくぶつけてしまったとき

走行中にタイヤのサイドウォールを縁石などに激しくぶつけてしまったりなど、大きな衝撃を与えるようなことがあるとピンチカットが発生することがあります。


空気圧を正しく調整しないまま走行を続けたとき

タイヤの空気圧を適正な値に整えずに走行を続けると、サイドウォールは大きなストレスを受け続けることになります。このような場合もピンチカットが引き起こされます。


過積載の状態で走行を続けたとき

乗車定員での走行に加えて、ラゲージルームに重い荷物を満載した状況で走行し続けたときや、さらにはルーフキャリアに荷物を積む過積載の状態で走り続けることもピンチカットの理由のひとつになります。


タイヤの品質に問題があったとき

そもそもタイヤそのものに欠陥や問題があった場合など、初期不良によってピンチカットができてしまうことも考えられます。

ピンチカットの予防方法とは?


タイヤ空気圧調整

安全運転を心がける

タイヤの側面に衝撃を与えるようなアクシデントを起こさないよう、安全運転を心がけるようにしましょう。また、一般的に走破性が高いと言われるSUVタイプの車であっても、タイヤのサイドウォールが弱いことには変わりありませんので、乗用車と同様にケアすることをおすすめします。


空気圧を正しく調整する

タイヤの空気圧を正しく整えることも予防方法のうちの大切な一つと言えます。昨今ではセルフサービスのガソリンスタンドが増え、そもそも燃費が良いのでガソリンスタンドに立ち寄る機会が減ったこともあり、エアチェックも滞りがちと言われています。お車の適正な空気圧は、運転席のドアを開けたところに貼られているラベルや取扱説明書で確かめることができます。


過積載は避ける

アウトドアブームもあり、キャンプ道具を満載して大勢で出かけることは楽しいものです。さらには、ルーフテントを積んだりカヌーを載せて走ったりといったことも珍しくありません。こういったライフスタイルのドライバーなら、空気圧を頻繁にチェックするのはもちろん、タイヤのサイドウォールにコブができていないか普段から目視で確認するようにしておくことをおすすめします。


安心できるお店で高い品質のタイヤを選ぶ

タイヤには国産や輸入など、さまざまなメーカー、ブランドが存在します。オートバックスでは有名ブランドはもちろん、コストパフォーマンスに優れたプライベートブランドに加え、独自の厳しい基準をクリアした製品を厳選してお届けしています。

ピンチカットができたときの対処方法とは


もしもピンチカットを見つけてしまったら、どのように対処すべきかを紹介します。


作業

運転しない、とくに高速道路は厳禁

ピンチカットが見られるタイヤで走行するのは、パンクしたタイヤで走行するのと同じことになります。一瞬でタイヤが破裂するバーストと呼ばれる現象が起きると、大きな事故につながります。とくに高速道路での走行は禁物ですのでレスキューなどを依頼しましょう。


タイヤを取り替える

ピンチカットしたタイヤは修理ができません。サイドウォールにはタイヤの構造を支えるためにカーカスコードが入っていますが、このカーカスコードのダメージは修復することができないため、ピンチカットができてしまったタイヤは必ず交換するようにしましょう。ちなみに、サイドウォールを強化することでパンクしても一定の条件下であれば走行できるランフラットタイヤであっても、ピンチカットは発生します。ランフラットタイヤも交換が必要です。


タイヤを取り替えるときは4本交換

ピンチカットができてしまったタイヤを交換するときは、1本だけでなく4本全てのタイヤを交換するのがベターな場合もあります。タイヤの残り溝が半分になっていたり経年変化でヒビ割れや偏摩耗があるときは、4本全てのタイヤを交換するようにしましょう。

もちろん必ず4本すべてを交換しなければならないわけではありません。激しく摩耗していたり劣化したりしていないようであれば、4本のうち2本を交換して駆動輪に新しいタイヤを配置することで、タイヤを効率よく使い続けることができます。例えば、お車がFF(前輪駆動)であれば、前輪に新しいタイヤ2本を付けます。こうすることで左右輪のバランスも整い、ハンドリングに違和感を覚えることもありません。

また、タイヤを新調したばかり、ということでしたら、ピンチカットした1本だけを交換するようにします。いずれにしても、交換に迷った場合は最寄りのオートバックス店頭でお気軽にご相談ください。


タイヤ陳列

オートバックスの「あんしんタイヤ補償」

オートバックスでタイヤを4本同時に購入していただくと、「あんしんタイヤ補償」に加入できます。この補償に加入すると、購入してから30ヶ月の間、パンクやピンチカットなどのトラブルに対して補償が受けられます。

※しかもパンクしたのがタイヤ1本でも、4本全て交換できる手厚いものとなっています。万一のパンクやピンチカットに備えて、タイヤ交換はぜひオートバックスをご利用ください。

※免責期間があります。ゴムバルブ交換等、一部お客様の負担がございます。

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まとめ


接客シーン

タイヤのピンチカットは単なるコブのように見えてパンクしたタイヤと同じく危険な状態ですので、すみやかに新しいタイヤに交換するようにしましょう。オートバックスであれば、ピンチカットの有無、タイヤの空気圧チェック、残り溝や劣化の具合、タイヤローテーションなど、タイヤにまつわるメンテナンスを万全にサポートしてまいります。お近くのオートバックスへお気軽にお立ち寄りください。

画像参考元:住友ゴム工業株式会社

画像参考元URL:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/dictionary/pinchcut.html

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