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ホンダN-BOXに最適なタイヤとは!? 選び方と費用を解説

N-BOXは個性的なデザイン、室内の広さ、使い勝手の良さで人気の軽自動車です。 2017年にフルモデルチェンジした2代目は全グレードに先進の安全技術であるHonda SENSINGを標準装備しています。これはホンダの軽自動車としては初の採用で、N-BOXが安全性の面でも優れていることがわかります。

しかし、どんなに優れた装備であっても、タイヤがすり減っていると本来の安全性を保つことは難しくなります。もちろん、N-BOXも例外ではなく、安全の鍵を握るのはタイヤです。

今回はホンダN-BOXのタイヤを交換すべきタイミング、選び方について解説します。

N-BOXのタイヤサイズ

N-BOXのタイヤ交換については、まずは第一歩としてタイヤサイズを正しく把握することから始めたいところです。ここではN-BOXに採用されるタイヤサイズとご自身のN-BOXに装着されているタイヤサイズの調べ方からご紹介します。

N-BOXのタイヤサイズの見方
タイヤサイズは「155/65R14」などと表記されます。タイヤは慣習として「イチゴーゴー・ロクゴー・アール・ジュウヨン」などと読まれることが一般的です。

表記はタイヤのスペックそのものを表しており、この155/65R14を例にとると、タイヤの幅が155mm、扁平率が65%、そして組み合わされるホイールサイズが14インチであることがわかります。

扁平率はタイヤの高さを幅で割った比率で、簡単に言うと扁平率が大きいほどタイヤ側面(サイドウォール)の厚みが増します。ちなみにRはラジアルタイヤであることを指し、これはタイヤの構造の一種を示すもので現在のタイヤの主流です。

■サイズ155/65R14
155:タイヤの幅
65:タイヤの扁平率
14:組み合わされるホイールのサイズ
タイヤサイズを知らなければならない理由
N-BOXに装着できるタイヤサイズは限られています。間違ったサイズのタイヤを選ぶとそもそも装着できなかったり、装着できてもタイヤが車体に干渉してしまったりと、スピードメーターの誤差を生むこともあります。また、Honda SENSINGといった先進安全運転装備が正確に作動しないことも考えられます。N-BOXのタイヤサイズは標準装備されているサイズを参照するようにしましょう。
N-BOXに標準採用されるタイヤとは?
N-BOXには2011年にデビューした初代と2017にフルモデルチェンジした2代目があります。初代の型式はJF1もしくはJF2、2代目の型式はJF3、JF4であり、車検証の型式欄に記載されているので簡単に確認できます。型式のJF1とJF3はFF(前輪駆動)、JF2とJF4がそれぞれ4WD(四輪駆動)であり、駆動方式によるタイヤサイズの違いはありません。また一般的な車と同じようにN-BOXは前輪と後輪に同一サイズのタイヤを採用しています。

N-BOXはグレードやアクセサリーオプションでタイヤサイズそのものが異なり、世代によってサイズのバリエーションに違いがあります。
初代N-BOXの標準タイヤサイズ
初代N-BOXのタイヤサイズには、大きく分けて15インチ、14インチ、13インチの3種類があります。概ね上位グレードでは15チンチ、普及グレードでは14インチ、エントリーグレードは13インチのものが装備されています。15インチは165/55R15、14インチは155/65R14、13インチは145/80R13となります。

・初代N-BOXに採用されるタイヤサイズの種類
165/55R15
155/65R14
145/80R13
2代目N-BOXの標準タイヤサイズ
2代目N-BOXに標準装備されるタイヤサイズは、15インチが165/55R15、14インチが155/65R14で、13インチの設定はありません。

・2代目N-BOXに採用されるタイヤサイズの種類
165/55R15
155/65R14
N-BOXのタイヤサイズを調べる方法
N-BOXはグレードやオプションでタイヤサイズが異なるのに加え、中古車で購入したのであれば新車のときに装着されていたタイヤとは異なるサイズを履いていることもあります。

またアクセサリーオプションのタイヤやホイールが装着されていることも考えられますので、タイヤを交換するときは今お乗りのN-BOXに装着されている実際のサイズを確かめるようにします。
タイヤのサイドウォール
タイヤの側面(サイドウォール)には必ずタイヤサイズが表記されています。またドアを開けたところにある空気圧ラベルにもサイズが表記されています。

ただし、新車から装着されていたタイヤとは限らない場合もありますので、やはりタイヤの現物をチェックするようにしましょう。少しでも不安に感じた場合はお気軽にオートバックス店頭でお尋ねください。スタッフがお調べしてご案内いたします。

> お近くのオートバックスでN-BOXのタイヤサイズを確認する

N-BOXのタイヤを交換するタイミング

N-BOXのタイヤを交換すべきタイミングには、タイヤを使い始めてから4~5年経っているとき、タイヤがすり減っているとき、タイヤがパンクしたときなどがあります。

使用開始から4~5年が経過しているとき
タイヤは使用を開始したら4~5年で寿命を迎えます。タイヤはゴム製品ですので、紫外線を受けたり温度の変化などによって徐々に劣化することが避けられないからです。またタイヤには油分が含まれており、時間の経過とともに揮発してしまい柔軟性が失われていきます。このため、ほとんど走行しておらずタイヤが摩耗していなくても、使い始めから4~5年でタイヤ本来の性能が期待できなくなります。とくに初代N-BOXは最終製造年のモデルであってもすでに5年以上が経過していますので、新車から一度も交換していない初代オーナーは要交換のタイミングです。
タイヤのサイドウォール
■タイヤの走り出しがわからないときは製造番号から判断

タイヤのサイドウォールには、タイヤサイズだけでなくタイヤの製造年週(製造時期)のわかる「製造番号」も記載されています。「XXX1217」といったもので、アルファベットの後に4ケタの数字が並びます。後ろの2ケタが西暦何年に作られたもので前の2ケタがその年の何週目に製造されたかを示しています。1217であれば2017年の12週目(3月)に製造されたことがわかります。

・製造番号XXX1217
12:12週目に製造
17:2017年に製造

製造番号がタイヤの片側に刻印されている場合、タイヤを外したりN-BOXをリフトアップしないと読めないこともあります。お困りの場合はお近くのオートバックスまでお気軽にお問い合わせください。

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N-BOXのタイヤが摩耗したとき

タイヤのスリップサイン
タイヤが摩耗していたらタイヤを交換しなければなりません。また摩耗によって使用の限界を迎えたタイヤで公道を走るのは違法行為になり、車検にも合格しません。

N-BOXに装着されているタイヤの使用限界はスリップサインで確認することができます。タイヤの接地面であるトレッドパターンには、一部だけ溝が底上げされているところがあります。

サイドウォールに▲のマークがあるところを目印としてその延長線上にあるトレッドの溝をチェックしてください。溝の底上げされた部分とトレッド表面の高さが同じになると残りの溝の深さが1.6mm以下になったことがわかるようになっており、これがタイヤの使用限界を示す「スリップサイン」です。

またスリップサインが出る状態にまでなっていなくても残り溝の深さが4mm以下になると、排水性能が低下して雨の高速道路などでハイドロプレーニング現象などを誘発しやすくなります。スリップサインが出ていなくても残り溝が浅くなったら早めのタイヤ交換が安心です。

N-BOXのサマータイヤの使用限界
・スリップサインが出る前に交換
・残り溝が4mm以下になったら早めの交換

スタッドレスタイヤについては一般的なサマータイヤ(夏タイヤ)に比べて寿命と摩耗による使用限界が異なります。より柔軟性が求められるスタッドレスタイヤは使用開始から3~4年で雪道や氷結路でのグリップ性能を期待できなくなるからです。また摩耗が進んで溝の深さが半分になるとプラットホームと呼ばれる溝の底上げが接地表面に現れます。これはスリップサインと仕組みは同じで、このプラットホームが出るとスタッドレスタイヤとしては寿命を迎えたことを意味します。
N-BOXのスタッドレスタイヤの使用限界
・プラットホームが出たらスタッドレスタイヤとしては使用できない
N-BOXがパンクしたとき
N-BOXにはスペアタイヤが搭載されていませんので、タイヤがパンクしたら応急修理キットを使うかロードサービスにレスキューを依頼します。N-BOXに限らず一度パンクしてしまったタイヤは修理しても本来の性能を取り戻すことができないので、タイヤの交換をおすすめします。タイヤの走行距離が短い場合はパンクした1本のみ交換。走行距離が短くない場合は2本を交換して新しいタイヤを前輪に装着するか4本すべてを交換するようにします。
N-BOXのホイールサイズをインチアップするとき
人気の高いN-BOXだけに、ドレスアップしてもっとN-BOXを楽しみたい、自分だけのN-BOXにしたいと考えるオーナーも少なくありません。ドレスアップの人気メニューのひとつがインチアップです。 インチアップとはタイヤとホイールのサイズを例えば15インチから16インチにサイズアップする手法のことを指します。

インチアップすると見栄えが良い、走行性能や乗り心地がスポーティになるといったメリットがあります。 一例として具体的には155/65R14サイズを165/55R15サイズにするといった具合です。

気をつけたいのは、間違ったサイズを選ぶとタイヤが車体に干渉したり速度計に誤差が生まれることです。またタイヤの他にホイールを購入しなければなりません。 オートバックスではN-BOXのドレスアップやチューニングのご相談もお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。

N-BOXのタイヤ交換費用の目安

タイヤを交換するときにかかる費用は、タイヤの購入費と交換工賃のふたつがあります。

サイズ別サマータイヤ価格の目安

タイヤ
タイヤの購入価格はタイヤのブランド、タイヤのサイズによって違いがあります。一般的にインチサイズの大きさに比例して価格は高く、対応するホイールサイズが大きいほど費用がアップする傾向にあります。 エアバルブ、廃タイヤに別途料金がかかります。お近くの店舗にご相談ください。

■165/55R15
税込5,170円/本~税込16,700円/本
1台分4本を購入した場合の概算:税込20,680円~税込66,800円

■155/65R14
税込3,290円/本~税込12,500円/本
1台分4本を購入した場合の概算:税込13,160円~税込50,000円

■145/80R13
税込2,970円/本~税込8,800円/本
1台分4本を購入した場合の概算:税込11,880円~税込35,200円

N-BOXのタイヤをオートバックスで交換するメリット

N-BOX
オートバックスはN-BOXのタイヤ交換について装着実績は豊富で、ご好評をいただいております。N-BOXに適合する豊富なタイヤを取り揃えているのはもちろん、タイヤの価格に交換工賃を加えた交換費用にも定評をいただいております。
取り付け工賃コミコミセットを選ぶことができる
オートバックスではタイヤ価格と交換工賃をセットにした「取り付け工賃コミコミセット」がトータルコスト的にもおすすめです。しかも単に組み替えるのではなく4本すべてバランス調整を実施いたします。交換作業に携わるのはオートバックスの誇る高い技術をもったメカニック達に限定されています。タイヤ&ホイールの取り付けは仕上げにトルクレンチを使って締め付けトルクを管理しています。装着後はダブルチェック、トリプルチェックで何重にも安全を確認していますので、安心してドライブしていただけます。
「あんしんタイヤ補償」に加入することができる

まとめ

オートバックスならN-BOXのタイヤをリーズナブルな費用で交換できるのはもちろん、定額で手厚い補償を受けられるので交換後も安心です。またタイヤ交換だけに限らず、エンジンオイル交換やバッテリー交換、車検など、N-BOXのトータルケアに自信があります。 ぜひお近くのオートバックスをご利用ください。

タイヤ交換の予約はできる?
オートバックスでタイヤ交換するときの費用は?
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