車購入時の諸費用を徹底解剖
車を購入した時、「諸費用って意外と掛かるんだな」と思われた方は多いのではないでしょうか。
一般的に諸費用は、車両本体価格のおよそ10~20%と言われており、大きく分けると「法定費用」と「手続き代行・販売諸費用」となります。
法定費用とは
法定費用・・・自動車税、環境性能割、自動車重量税、自賠責保険料、リサイクル預託金、消費税
自動車税
普通車は納車(登録)時の翌月から次の年の3月までの分を一括で支払う費用で、軽自動車に関しては、いつ購入しても10,800円の定額となっています。
環境性能割
車両の購入時に支払うもので、車の取得価額に対し、車の燃費性能に応じて非課税、1%~3%の税率が設定されています。
重量税
車両の重量によって金額が異なり、購入時に次回の車検までの有効期間分をまとめて支払う税金です。
リサイクル預託金
廃車処分に必要な費用を車購入時に事前に支払っておくもので、金額は車種によって異なります。
車両売却時には、所有者にリサイクル預託金相当額は返戻され、次の購入者がリサイクル預託金相当額を支払い引き継ぎます。
車種ごとのリサイクル預託金は各メーカーのホームページにて、ご参照ください。
手続き代行・販売諸費用とは
手続き代行・販売諸費用・・・登録代行費用、車庫証明取得代行費用、納車費用、希望ナンバー費用、保証継承手続き費用、印紙・証紙代等があります。
登録代行費用(名義変更関連)
車の名義登録や変更手続きの代行費用です。 新車も中古車も運輸支局に登録が必要となります。
車庫証明取得代行費用
車を保管する場所を確保していることを証明する「車庫証明書」の取得を代行する費用です。 新車・中古車どちらでも必要となります。
納車費用
車を納車するにあたって掛かる費用です。
希望ナンバー費用
ナンバープレートを希望の数字にされたい場合は、申請手続きが必要となり、その手続きを代行する費用です。
保証継承手続き費用
メーカー保証期間が残っている中古車の場合、保証継承費用が発生する場合がございます。
その他費用
カー用品、有償保証、メンテナンスパック、ボディコーティング(ポリマー加工等)などのユーザーが任意で購入する商品・サービスとなります。
まとめ
車購入に掛かる費用は多数あるので、難しく感じるかもしれませんが、見積書に記載されている内容で不明な部分は、販売店舗に質問してしっかりと説明を受けましょう。
また、諸費用以外で任意とはなりますが「自動車保険」も検討の一つです。
必要な諸費用として考えてみましょう。