修復歴あり・事故車の車買取も歓迎される?

車を買ったり売ったりするときに「修復歴あり」や「事故歴あり」「事故車」といった表示を目にすることがあります。これらの表示には、漠然と事故に遭った車というイメージを持たれると思います。今回は実際の意味や定義についておさらいするとともに、修復歴のある車は買取の依頼ができるのか? 買取査定額への影響は?など、気になる点について解説します。

買取査定のご予約はこちら

「金額だけ知りたい」という方も
お気軽にどうぞ!

事故車であっても必ずしも「修復歴あり」ではない

「事故車」とは?

一般論として、交通事故や不注意などによって損傷を受けた車をひとまとめにして「事故車」と呼ぶことがあります。この「事故車」はあくまで俗称であって定義や基準はありません。「事故歴あり」も同様です。

「修復歴あり」とは?

車を売買するときに広く用いられているのが「修復歴」です。修復歴については明確な定義があり「自動車の骨格に損傷・修復があるもの」を指します。たとえ事故に遭って損傷を受けたとしても、車の骨格となるフレームなどを修復することがなければ「修復歴あり」になりません。

車の骨格に該当するものの例

もっとも一般的な構造となっているモノコックフレームの車では、以下の部分が骨格に相当します。ただしネジ留めされているものについては骨格とみなされません。またフレームを修復した場合でも小さな凹みなどは修復歴とみなされないものもあります。

・クロスメンバー(フロント、リア)
・サイドメンバー(フロント、リア)
・インサイドパネル(フロント)、ダッシュパネル
・ピラー(フロント、センター、リア)
・ルーフ
・センターフロアパネル、フロアサイドメンバー
・リアフロア(トランクフロア)

車の骨格に該当しないものの例

フレームなどにネジ留めや両面テープなどで取り付けられている次のような部品を交換したり板金塗装しても修復歴には該当しません。

・フロントバンパー、リアバンパー
・フェンダー(アウターパネル)
・ドアパネル
・ヘッドライト
・ミラー
・アンダーガード
・エアロパーツ
・窓ガラス
・フロントグリル
・ホイール
・サスペンション

「修復歴」の基準は見直されることがある

修復歴には明確な基準がありますが、この基準は見直されることもあります。例えば修復歴があると判断するための損傷の大きさは、過去においては「軽微なもの(500円玉程度)」でした。2019年4月以降は「小さなもの(カードサイズ未満)」を超えた場合に修復歴があると改められています。

修復歴の見極めには専門知識が必要です。安易に判断せずに豊富な知識を備えたお店に査定を依頼するようにしましょう。

修復歴は隠さずありのままに伝えるのが吉

車買取の査定を受けるとき、過去に修理した経緯があれば修復歴であるか否かは別として、ありのままに伝えることが査定や売買をスムーズにします。

修復部分や程度を告知すべき理由

告知義務がある

車の売買で交わされる契約には、修復歴の告知が義務付けられていることが一般的です。

伝えなくても査定で判明してしまう

告知しなかったとしても、査定によって修復の有無や程度、それが修復歴に該当するのか明らかになります。

修復歴の有無が買取金額に影響を与える理由

修復歴があると買取査定額が下がる

仮に車の性能や機能、外観に何ら事故の影響がなかったとしても、修復歴ありと判定された車は買取査定額が下がる傾向にあります。その理由は、中古車として販売されるときに修復歴があると敬遠されることがあり、相場よりも車の価格を引き下げないと売買が成立しにくいためです。

一方で、割安で機能や性能に問題なければ修復歴があっても気にならない方もいます。修復歴のある車にも需要があるので、積極的に買取査定を利用されることをおすすめします。

「査定Dr.」なら愛車をしっかり査定

オートバックスの「査定Dr.」は全国統一基準で安心

オートバックスの車買取は特許を取得した査定システム「査定Dr.」を導入しています。「査定Dr.」を使用することによって、お客様の車の状態を適正に把握することができます。スタッフの熟練度合や勘に頼らない査定を実現していることから、お客様も安心して車の査定をお任せいただけます。

修復歴ありでも査定で好条件を引き出せるポイント

車に修復歴があったとしても走行に支障のない状態であれば査定が可能です。また次のようなプラス要素があれば買取額に加算される可能性があります。

車買取において好条件につながる要素

純正オプションなど装備品が豊富であること

純正オプションパーツや人気のアフターパーツが付いていると、査定にプラスの影響があります。

売却時期を明確に決めている

車は手放すのが1日でも早いほど好条件を引き出せる要素になります。これは修復歴があっても例外ではなく売却期日が明確なほど有利と言えます。

まとめ

アクシデントがあって車を損傷させたことがあっても、骨格部位に該当する部分を修復していなければ修復歴ありとはなりません。ご自身の車が修復歴に相当するのか否か気になっているならオートバックスカーズの買取査定をおすすめします。買取査定が無料であるのに加え、査定を受けたからといって必ず売却する必要もありません。買取金額を明記した見積書を持ち帰ってじっくり売却を検討できます。またWEBやアプリから買取査定を事前に予約できるのもスムーズでおすすめのポイントです。

加盟店の方はこちら

ページトップへ