車検切れの車も買い取ってもらえる！無車検車を売る方法と注意点

車検切れの車を買い取ってもらう方法

車検が切れた車でも、買取業者などに買い取ってもらうことは可能です。多くの買取業者は、車検切れの車でも査定を行い、適正な査定価格を提示してくれるでしょう。

まずは、車検切れの車を売却する際の主な方法をご紹介します。

出張査定によって買い取ってもらう

出張査定とは、買取業者が自宅などの指定した場所で車買取のための査定をしてくれるサービスです。車検切れで公道を走れない車を売りたい場合には、最適な方法といえます。

出張査定は多くの場合、無料です。車買取の一括査定サービスを使えば、同時に複数の買取業者とコンタクトをとれます。

仮ナンバーを取得して店舗に持ち込む

車検切れの車は、赤い斜線が入った「仮ナンバー（自動車臨時運行許可番号票）」と「臨時運行許可証」を取得すれば一時的な公道走行が可能です。仮ナンバーなどを取得することで、車検が切れた車を買取業者の店舗などへ持ち込むことができます。

ただし、仮ナンバーなどを取得するには、居住地の市区町村窓口での手続きが必要です。

必要書類は運転免許証などの本人確認書類や車検証（自動車検査証）のほか、自賠責保険証明書（自動車損害賠償責任保険証明書）です。750円程の手数料もかかります。また、仮ナンバーと臨時運行許可証は申請日を含め5日間のみ有効で、使用後はすみやかに返却しなければなりません。

このように、仮ナンバーなどを取得するには手続きや時間を要します。出張査定に比べると手間がかかることに注意してください。

個人売買で売却する

個人間で車を売買するのも、選択肢の1つとして挙げられます。

具体的には、知人を介したり、オンラインマーケットプレイスやオークションサイトなどを使ったりして直接買い手を見つける方法があります。中間業者を介さないため手数料がかからないのが個人売買のメリットです。

しかし、個人売買は必要書類や手続きが多い上、代金が支払われなかったり、名義変更されなかったりといったトラブルが起きた場合には、自己解決しなければなりません。

車検切れの車を売る場合の注意点

車検切れの車を売る場合には、いくつか気をつけたいことがあります。ここでは、車検切れの車を売る場合の注意点について解説します。

車検切れの車をわざわざ車検に通すメリットについて

車検切れの車を売る場合、「車検を通したほうが高く売れるのでは？」と考える人もいるかもしれません。結論からいうと、車検の有効期間の有無は査定価格に影響します。

より高く売りたい方は、査定価格にどの程度反映されるか見積もりを取った上で、車検に必要な費用と比較してみてください。

車検切れの車は公道で走行できない

車検が切れた車は、公道で走行させることが法律で禁止されています。これに違反した場合は、道路運送車両法における「無車検運転」とみなされ、行政処分と刑事処分を受けることになります。

具体的なペナルティは、下記のとおりです。

＜無車検運転の処罰内容＞

・違反点数6点加算（30日間の運転免許停止処分）
・6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金

さらに、自賠責保険も切れていた場合は、自動車損害賠償保障法における「無保険運行」として下記の処罰を科されます。

＜無保険運行の処罰内容＞

・違反点数6点加算（30日間の運転免許停止処分）
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金

万が一事故に遭った際に、自賠責保険が適用されないリスクも伴うので、絶対に運転しないようにしてください。

車検切れの車を高く売るポイント

車検切れの車を少しでも高額で買い取ってもらうには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。ここでは、車検切れの車を高く売るポイントをご紹介します。

できる限り早く売却する

車の商品価値は、時間の経過とともに少しずつ下がっていきます。

特に車検切れの車は、放置するとメンテナンスもできないため、商品価値が大きく下がる可能性もあります。

車検が切れてしまった車でも、状態が悪くなる前にできる限り早く売却すれば、適正な査定価格を提示してもらうことができるでしょう。

車検切れの車を売る際の必要書類

車を売る際には、いくつかの書類が必要です。売却のプロセスをスムーズに進めるためにも、きちんと準備しておきたいところです。

ここでは、車検切れの車を売る際の必要書類について解説します。

車検証

車検証は、その車が保安基準に適合していることを証明する書類です。車検証には所有者・使用者や車台番号、初度登録年月（初度検査年月）などの情報が記載されています。

車検が切れている場合でも、車検証は売却時の車両情報として必要不可欠です。

自動車税納税証明書

自動車税納税証明書は、毎年4月1日時点の車の所有者に課せられる自動車税・軽自動車税（種別割）が適切に納付されていることを証明する書類で、提出に法的義務はありませんが、トラブル回避のため一般的に買取業者から口頭確認されています。

自動車リサイクル券

自動車リサイクル券は、新車購入時にリサイクル料金の預託を行ったことを証明する書類です。自動車リサイクル券についても、新車購入の際に車検証といっしょにグローブボックス内に保管されていることがほとんどです。

定期点検整備記録簿（記録簿）

定期点検整備記録簿（記録簿）は、車のメンテナンス履歴を記した書類であり、車の状態と定期的にメンテナンスをしていたことがわかります。これにより、買取業者が車の状態を正確に把握・評価することが可能になるのです。

委任状・譲渡証明書

買取業者に名義変更手続きを委任する場合には、委任状が必要です。また、車の所有権が移転されたことを証明する、譲渡証明書も必要になります。

これらの書類には居住地の自治体で登録した実印を押して、提出してください。

印鑑登録証明書

車の売却時には、委任状などに押された実印の正当性を確認するために、発行日から3ヶ月以内の印鑑登録証明書が必要となります。事前に委任状・譲渡証明書それぞれの分として、2通準備しておきましょう。

なお、名義変更時に3ヶ月以内であることが必要なため、買取業者がそのままオークションで売却する場合は取りたてのものを用意しましょう。（オークションで落札や業者は、落札の翌月末までに名義変更しなければならない。そのため最長2ヶ月の余裕が必要。）

軽自動車売却の場合には、実印と印鑑登録証明書は不要です。

車検にかかる費用の内訳

車検切れの車を売却するか、車検を受けて乗り続けるか悩む人もいるかもしれません。では、車検にかかる費用には、どのような項目があるのでしょうか。ここでは、車検にかかる費用の内訳をご紹介します。

車検基本料金

車検基本料金は、車検に合格できるかどうかを点検する費用と、検査を実施するために必要な書類の作成や検査を代行する手数料で、「24ヶ月点検」や「測定検査料」などが含まれています。車検基本料金は、車検取扱業者によって料金が異なります。

法定費用

法定費用とは、車検の際に払う手数料や自動車重量税、自賠責保険料のことです。法定費用は、車の重さや車種などによって異なります。登録・検査手数料（印紙代）以外は、どの業者で車検を受けても同じ金額です。

ちなみに、2023年1月から登録・検査手数料（印紙代）と自動車重量税については、キャッシュレス決済が可能になっています。

整備費用

整備費用は、車検で交換する部品代と作業工賃です。車の状態や、希望する整備レベルによって費用が変わるので注意が必要です。

オートバックスの車検では、下記の3つの整備レベルに分けています。

■オートバックスの車検の整備レベル

車検にかかる費用については、下記の記事もご覧ください。

車検費用の相場とは？法定費用・車検基本料金の内訳や低く抑える方法

車の売却はオートバックスカーズの車買取を利用しよう

車検切れの車は、買取業者の査定の上、買い取ってもらうことができます。車検切れの車は公道で運転すると法律違反になり、免許停止処分や罰金を科されるため、買取業者の店舗へ持ち込むことができないので注意してください。

車の売却を検討している場合は、信頼と実績のある買取業者を選ぶことも大切なポイントです。2023年 オリコン顧客満足度®ランキング 車買取会社 「担当者の接客力」で5年連続NO.1の評価を受けているオートバックスカーズは、安心していただける車買取を実施しております。

オートバックスカーズの車買取は、特許取得の査定システム「査定Dr.」で査定を行い、買取見積を書面で発行します。さらに、じっくりと売却の検討をしていただくために、査定価格を5日間保証しております。

車の買い取りをご検討の際は、ぜひオートバックスカーズの車買取をご利用ください。

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