車の買い替え時期は平均どれくらい?車買取におすすめのタイミング
車を買い替えたいと思った時に適切なタイミングやおすすめの時期に迷っていませんか?
この記事では、アンケートを元に車の買い替えの平均的なタイミングを紹介します。また、車を買い替える際に必要な書類について解説します。
車の買い替えは平均何年?
一般社団法人日本自動車工業会の2023年度の調査結果によると、車の平均保有期間は7.2年で、10年以内に車を買い替える人が8割近くを占めています。
出典:2023年度乗用車市場動向調査について – JAMA – 一般社団法人日本自動車工業会
また、マイカーのサブスクリプションサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を提供するナイル株式会社のインターネット調査から、車の平均保有期間は5年前後が1つの目安となっていることがわかります。
買い替えのきっかけとしては、「車検のタイミング」や「故障」が多く、必要に迫られての買い替えが多い一方で、「新型に乗りたい」「いろいろな車を楽しみたい」といった積極的な理由で短期買い替えを選ぶ層も一定数存在しています。
今後は、ライフスタイルや価値観の多様化により、車の保有期間はさらに幅広くなると考えられます。

車の買い替えオススメ時期
車はどのような時期に買い替えるのが、最も高く売れるのでしょうか。ここでは、車の買い替えのオススメ時期を5つご紹介します。
1. 車検(継続検査)前

自家用の車は、初度登録から3年後に初回の車検(継続検査)があり、以降の車検は2年ごとです。この車検の有効期間が切れる前のタイミングは、車を買い替えるのにオススメの時期です。
なぜなら、車検を通すには、税金や自賠責保険などの法定費用や車検基本料金、整備費用といった一定の費用がかかるからです。新車購入後、初回の車検を受けることになる3年目をはじめ、次のような車検前のタイミングが、買い替えにはオススメです。
3年目(初回車検前)
新車を購入してから3年が経過すると、初めての車検を迎えます。車検では数万円~数十万円の車検費用がかかるので、買い替え時といえるでしょう。使用状況にもよりますが、タイヤ交換やバッテリー交換などの費用も掛けずに済むかもしれません。
また車は一般的に4、5年ごとにモデルチェンジし、モデルチェンジ以降は車の市場価値が下がる傾向があります。
これらのことから、新車発表直後に購入した人にとって、3年が経ったタイミングは買い替えを検討する好機といえます。このタイミングで乗り換えると、次も最新技術が搭載された車両に乗ることができ、安全性も高まっていることでしょう。
5年目(2回目車検前)
初度登録から5年目に達すると、自動車メーカーの保証期間が終わることがほとんどです。また、交換が必要になる消耗品が増えてきます。
2回目の車検前のタイミングで買い替えをすると、メンテナンス費用や交換部品代の節約が可能です。
7年目(3回目車検前)
新車購入時から7年目にもなると、車の各部の劣化が顕著になっていきます。つまり、修理にかかる費用が増加する時期です。
10年目を前に、この3回目の車検の時点で車の買い替えを行うと、さらに生じる高額な修理費用を回避することができるでしょう。
2. 税金の重課措置が適用される前
車の維持にかかる税金は、毎年4月1日時点での車検証上の所有者に課せられる「自動車税・軽自動車税(種別割)」と、車の重量などに応じて課せられ車検時に納める「自動車重量税」があります。
これらの税金は初度登録から13年が経過すると、重課措置が適用されて税額がアップします。自動車税(種別割)は約15%、自動車重量税は約40%のアップなので、重課前に買い替えをするのがオススメです。
3. メーカー特別保証が切れたとき
自動車メーカーが独自に設定する「メーカー特別保証」は、初度登録から5年目あるいは走行距離が100,000kmに達した段階で終了するのが一般的です。
メーカー特別保証は一般に、車の走行性能や安全性能など、重要部品を対象として無料修理を保証するもの。保証期間終了後の修理はすべて自己負担になるため、車の維持にかかる費用の高騰前に、買い替えを検討するのがオススメです。
4. ライフスタイルが変わったとき

子供が増えたり大きくなった子供が自立したりといった家族構成の変化や、転勤に伴う引越しなどのライフスタイルの変化により、車のニーズが変わることもあります。ライフスタイルの変化で、車を買い替える必要に迫られる人も多いでしょう。
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5. カーローンを完済したとき
車を購入するときに契約したカーローンは、おおむね5~10年で組むのが一般的です。
この支払期間を終えてローンを完済した時期は、ちょうど車の修理代が多くかかるようになる時期とも重なっており、次の車への買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。
車の買い替え時期が来る前にやっておきたいこと
車を買い替える時期が来る前に、いくつか準備しておいたほうがいいことがあります。具体的にどのようなことか、詳しく見ていきましょう。
準備1. 車の売却方法を検討する
車の売却方法には、大きく分けて「下取り」と「買取」があり、用途に応じて適切な方法を選ぶ必要があります。「下取り」と「買取」の具体的な違いは、次のとおりです。
下取り:次の車の購入がセットの売却方法

車の下取りとは、次の車の購入がセットになっている売却方法です。
次に乗りたい車を購入する際、現在所有している車をカーディーラーや販売店に引き渡し、その車の価値に見合った金額を、次の車の購入価格から差し引きます。
新しい車への買い替えをすでに決めている人には、オススメの方法です。
買取:手元に現金が残る売却方法

買取とは、車を売却し、その対価として現金を受け取る方法です。
車を買取業者に査定してもらい、車の中古車市場の価格相場にもとづいた査定価格が提示されます。査定価格に合意すると、口座振込により現金を受け取ることができます。
すぐに次の車の購入を決めておらず、車を売却して現金を手にしたい人に適した方法です。
準備2. 買い替えに必要な書類を用意しておく
車の買い替えの際には、いくつか必要な書類があります。具体的には、下記のとおりです。
<普通車の購入に必要な書類などの例>
- 運転免許証(本人確認書類)
- 車庫証明書
- 印鑑登録証明書と実印
- 委任状
※軽自動車の場合は住民票が必要
<普通車の売却に必要な書類の例>
- 車検証(自動車検査証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- 自動車リサイクル券
- 印鑑登録証明書
- 委任状・譲渡証明
- 自賠責保険承認請求書
※住所などを変更している場合は住民票や戸籍謄本が必要
必要書類を車の売却時に準備しておくと、査定を行う買取業者に対し、売却の意思や安心感を与えることができます。
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準備3. カーローンの残債や自動車税(種別割)の納付状況を確認する
車を買い替える前に、まずはカーローンの返済状況を確認しましょう。
また、自動車税(種別割)の納付状況も確認してください。未納分があった場合、車を売却できない場合もあります。
車の買い替えはオートバックスカーズの車買取を利用しよう
車を買い替える際、まだ次に乗る車が決まってない場合には、車を買取業者に売却するのがオススメです。
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