歴代ワゴンRに最適なワイパーの選び方と交換方法を解説
スズキのワゴンRは年間販売台数で何度も上位にランクインしたことがある人気の高い軽自動車です。
モデルチェンジによってワイパーの長さが変わり、交換する際にワイパー選びに迷う方もいるのではないでしょうか。
ここではスズキの歴代ワゴンRについて、適切なワイパーの選び方と交換方法について紹介します。
ワゴンRのワイパー
ワゴンRはトールワゴンの草分け的な存在として1993年に登場した軽自動車であり、現行モデルでは6代目となっています。
一般的にワイパーは車種によって長さや構造、取り付け方法が異なります。ワゴンRの場合、トーナメント方式と呼ばれる構造やUロック方式といった取り付け方法は共通であるものの、ワイパーの長さについては各世代と一部マイナーチェンジの前後によって違いがあります。また一部車種のリアワイパーについては替えゴム交換にのみ対応しているものもあります。
ご自身のワゴンRがどの世代に該当するのかを理解しておくことは適切なワイパーを選ぶのに役立ちます。
- 歴代ワゴンRの系譜
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年式や型式からお乗りのワゴンRが何世代目に当たるのかが分かります。
年式についてはフルモデルチェンジを過ぎてから先代が初度登録されるケースもあります。あくまで年式は目安として型式に注目するようにしましょう。
3代目から紹介します。
- 3代目
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期間:2003年9月~2007年4月(平成15年9月~平成19年4月)
型式:MH21S、MH22S
- 4代目
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期間:2008年9月~2012年8月(平成20年9月~平成24年8月)
型式:MH23S
- 5代目
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期間:2012年9月~2017年1月(平成24年9月~平成29年1月)
型式:MH34S、MH44S
- 6代目
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期間:2017年2月~(平成29年2月~)
型式:MH35S、MH55S、MH85S、MH95S
ワイパー交換の必要性と交換時期の目安
ワイパーの交換の必要性
ワイパーはガラス面のゴミや埃を取り除いたり紫外線を浴びたりすることで劣化します。
劣化すると、拭き取った跡に筋が残ったり拭き取られない部分が残ったりします。前方の視界が奪われて危険なだけでなく、楽しいはずのドライブにストレスを感じてしまうこともあります。
ワイパーは消耗品ですので定期的な交換が必須です。
ワイパー交換時期の目安
ワイパーブレードは1年に1度の交換をおすすめします。
- ワイパーブレードごと交換かワイパーゴムだけ交換か
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ワイパーブレードごと交換するかワイパーゴムだけを交換するかは、次のような症状を目安に決めることができます。
■ワイパーブレードごと交換するケース
ワイパーを動かした後に拭きムラがあったりビビリ音が発生するときはワイパーブレードごと交換します。
■ワイパーゴムだけを交換するケース
ワイパーで拭き取った跡にガラスに筋状の線が残ってしまうときや滲みになってしまうときはワイパーゴムを交換します。
■どちらにすべきか迷ったら
どちらにするか迷ったらワイパーブレードごと交換しましょう。ワイパーブレードが歪んでいたり関節部分が劣化してガタつきがあると、ワイパーゴムだけを新品にしても本来の拭き取り性能が得られないからです。
>交換の目安について詳しくはこちら
ワゴンRに適合するワイパーの選び方
ワゴンRのワイパーは世代ごとに異なるのに加え、運転席、助手席、リア用でそれぞれ異なります。
ワイパーブレードごと交換する場合は、Uクリップ方式で長さの合うものであれば取り付けられます。
一方、ワイパーゴムのみを交換する場合はメーカーによって替えゴムの断面形状が異なるので、現在付いているワイパーのメーカーを把握する必要があります。メーカーが分からないときはゴムの断面形状を照らし合わせます。
適合するフロントワイパー
■3代目(MH21S、MH22S)
運転席側のサイズ:480mm
助手席側のサイズ:400mm
■4代目(MH23S)
運転席側のサイズ:500mm
助手席側のサイズ:400mm
■5代目(型式:MH34S、MH44S)
運転席側のサイズ:500mm
助手席側のサイズ:380mm
■6代目(型式:MH35S、MH55S、MH85S、MH95S)
運転席側のサイズ:530mm
助手席側のサイズ:380mm
適合するリアワイパー
■3代目(MH21S、MH22S)
サイズ:350mm
■4代目(MH23S)
サイズ:350mm
■5代目(型式:MH34S、MH44S)
サイズ:300mm
■6代目(型式:MH35S、MH55S、MH85S、MH95S)
サイズ:300mm
ワゴンRのワイパー交換方法
ワゴンRは取り付け方法は共通であるものの、ワイパーの長さについては各世代と一部マイナーチェンジの前後によって違いがありますので必ず現車の長さを確認してから交換をはじめましょう。
また、いずれも後付けブレードの場合メーカーやブランドが異なると互換性のないこともありますので、現在取り付けられているメーカーやブランドが分からないときはワイパーブレードごと交換することをおすすめします。
ワイパーの交換はワイパーブレードそのものが劣化しているようなケースでは、替えゴムのみを取り替えてもキレイに拭き取れません。
ここでは、ワイパーブレードごと交換する手順をご紹介します。
まず車のエンジンを切って、ワイパーアームがボンネットフードの後端に隠れる車種であれば、ワイパーを作動させてフロントウィンドウ上で停止させておくようにしましょう。
また、ワイパー各部に汚れが溜まっていることがあるので気になる方は手袋などを用意しておきましょう。
ワイパー交換に必要なもの
・適合する新しいワイパー
・クリップ(ワイパーメーカーの指定による)
・ウエス(使い古したタオルや雑巾)
・手袋
事前に、新しく取り付けるワイパーがお乗りのワゴンRに適合しているか、よく確認してください。
1. 静かにワイパーアームを立てる
ワイパーアームを起こしてワイパーブレードを少し傾けます。交換するときはワイパーアームやワイパーブレードが窓ガラスに当たらないように気をつけましょう。
ガラスに当たるとガラスが破損する恐れがあります。またワイパーブレードを強く握ったりすると、拭き取る性能が落ちたり破損したりすることもあるので注意が必要です。
2. ワイパーブレードの爪を押したままにする
ワイパーブレードとアームの固定部にある爪を押したままにします。
3. ワイパーブレードを引き抜く
ワイパーブレードをワイパーアームの根元側へスライドさせるようにして取り外します。
4. ワイパーブレードを取り付ける
新しいワイパーブレードを取り外しとは逆の手順で取り付けます。別途クリップが必要な場合は予め新しいワイパーにセットしておくとスムーズです。最後にワイパーブレードが確実に固定されていることを確認します。
オートバックスでワイパーを交換するメリット
ワイパーは工具を使わずに交換できますが、うっかりフロントガラスを割ってしまうといったトラブルもあります。また間違った商品を選ぶと取り付けられなかったり、適正に拭き取れなくなることもあります。
そのような不安を感じたらワゴンRのワイパー交換はぜひオートバックスにお任せください。
アドバイスを受けられるから商品選びに迷わない
取り付けられるワイパーでお悩みの方はお気軽に店頭スタッフへお声がけください。適合はもちろんのこと、お客様のライフスタイルに最適なワイパーをご提案いたします。
- 豊富なワイパーの中から選べる
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オートバックスではお車に適合するさまざまな雪用ワイパーを取り揃えています。お客様のカーライフスタイルにぴったりのワイパーが手に入ります。お車への適合に不安を感じたら店頭スタッフへ気軽にお声がけください。最適なワイパーをご提案いたします。
- メンテナンスオプションに加入すると基本工賃が無料
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オートバックスのメンテナンスオプションに加入するとお得な特典が受けられます。
■ワイパー交換の基本工賃が無料
オートバックス会員にご入会、メンテナンスオプションにご加入いただければ、ワイパー交換の基本工賃が無料で、加入期間中は何度でも無料で交換可能です。
メンテナンスオプションはそのほか、エンジンオイルやオイルフィルター、エアフィルターなどの交換基本工賃が無料になります。
ワイパーブレードの交換工賃の目安
税込220円前後~/運転席・助手席用
ワイパーゴムの交換工賃の目安
税込330円前後~/運転席・助手席用
- メンテナンスオプション加入費用
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メンテナンスオプションの加入価格は、1台につき税込1,100円(※会員ランクによって優遇されます)。
なおオートバックスで車検を受けると、特典としてメンテナンスオプションが2年間付帯になります。
>メンテナンスオプションについて詳しくはこちら
まとめ
ワイパーは消耗品であり、定期的に交換することで雨の日のドライブを安全かつ快適にしてくれます。ワゴンRに取り付けられるワイパーでお悩みの方は、お気軽に店頭スタッフへお声がけください。適合はもちろんのこと、豊富な品揃えの中からお客様のライフスタイルに最適なワイパーをご提案いたします。
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国産車はもちろん、輸入車も作業可能です。
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ご心配な場合は最寄りの店舗にお問い合わせください。
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