ボディーアンダーコーティング ボディーアンダーコーティング

【ピットサービス紹介】ボディーアンダーコーティング

オートバックスの整備品質[No.021]
AUTOBACS GUYS(オートバックスガイズ)とは、全国から選りすぐられたプロフェッショナルなメカニックたちの総称。オートバックスの精鋭たちです。今回はスーパーオートバックス函館(北海道)で二級整備士自動車検査員を担う天野孝宣が登場。北海道をはじめとする積雪エリアや沿岸部で大きな問題となっているサビからボディを守るため、「ボディーアンダーコーティング」をおすすめする背景やその効果を語ります。

ボディを蝕むサビの主な原因

車体の検査
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積雪地帯や沿岸部の塩害がボディのサビを招く

「積雪地域だったり、海が近い地域だったりは、車のボディは鉄でできているのでサビが進行してしまいます」

積雪地域や沿岸部の道路を走ると、ボディが真っ白になっていることがあります。その正体は塩分であり、この塩分がサビを招いてボディを徐々に蝕みます。

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「雪国で多いのは凍結防止剤や融雪剤。塩化ナトリウムや塩化カルシウムがサビの原因になります」

塩分とは、道路に撒かれた融雪剤や凍結防止剤、潮風によるものです。融雪剤の塩化カルシウムは水に溶けると発熱して雪を融かします。その水溶液はマイナス55度(30%濃度の場合)まで凍結しないので、凍結防止効果もあります。凍結防止剤の一種、塩化ナトリウムは水を凍りにくくするもので、最低融点温度はマイナス21度(23.8%濃度の場合)です。いずれも建造物や走行する車への塩害が問題になる一方、コストや管理の点から多用されています。

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ボディと違って下廻りは目につかないので注意が必要

「(ボディ以外にも)サビやすいのはやはりサスペンションやマフラー。あとはホーシング系ですね」

下廻りの中でも、サスペンションやマフラーといったパーツについた塩分は洗車でも簡単に落とせないといった問題があります。

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鉄板が薄くてサビが悪化しやすい軽自動車にも最適

「軽(自動車)は鉄板が薄く、ボディも全部鉄板が薄いので、このタイヤハウスからサビの進行が始まって、外側に出てくるので、耳・下廻り、そのままタイヤハウスにいってフェンダーへ出ると、側が全部バーってサビて。軽自動車はやっぱサスペンションが細いので、(サビが原因で)折れたりしています」

軽量化が図られている軽自動車はボディの鋼板が薄く、そもそも車重が軽いためにサスペンションのつくりも細い傾向にあります。このようなことから軽自動車はサビに対して弱いと言われます。

車の下回り洗浄
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対策のひとつは洗車するときに下廻りも丹念に洗うこと

「サビを防ぐために、自分たちがやっている方法は、下廻り(*)をこまめに洗うことです」

目に付くボディの汚れは洗車によって取り除くことができます。一方、下廻りについては塩分が付着したままとなり、徐々に堆積することが珍しくありません。ボディの表面以上に積極的に洗う必要があります。ただし、下廻りは形状や構造が複雑でどうしても洗い残しが発生してしまいがちです。

防錆被膜をつくるボディーアンダーコーティングとは?

ボディーアンダーコーティング
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スプレータイプなので手の届きにくいところもムラなく塗れる

「そういった洗車に加えサビを防錆するコーティングを施しています。サビの進行を遅らせたり防ぐのが目的です。コーティングは下廻りを洗浄してから、乾燥させずにそのまま吹き付けられるスプレータイプをおすすめしています」

スプレータイプなのでスプレータイプのアドバンテージはムラなく塗れること。また、表面張力と浸透効果によって塗りムラがないので、従来の塗料系防錆剤では塗布するのが難しいような奥まったところや隙間の防錆も可能になります。しかも耐熱性に優れているので高温になるマフラー(メインマフラー部のみ)などにも効果があります。さらには、粘性があるため、可動部への塗布も有効です。

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新車だけでなく、すでに錆びている車でも効果あり

「新車なら錆びる前に防錆することによって後からサビが出づらくなります。すでにサビている車についても、サビの発生を極力抑え、サビの進行も遅らせることができます。その理由は、ボディーアンダークリアコーティングはサビの原因物質に働いて皮膜を形成するからです。例えば塩化ナトリウムだったり、そういったものに反応します。反応型の防錆剤になるので。サビている車にも効果があるのです」

すでに錆びている中古車でも効果を期待できる理由は、サビの原因物質を利用して皮膜を形成するからです。融雪剤などに含まれるサビの原因物質である塩化カルシウムと反応することでバリアー(石鹸状の防錆皮膜)を形成するのが、ボディアンダークリアコーティングの特徴です。

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仕上がりは無色透明で目立ちにくく樹脂への攻撃性も低い

「基本的には成分的にもゴムとか、そういったところにも問題ありません」

下廻りの塗装に用いられるシャシーブラックなどとは異なり、アルミ製のサスペンションアームなども黒くなりません。クリアな防錆皮膜を形成するのに加え、サスペンションのブッシュやカバーなどゴム部品に対する攻撃性も低いため、安心して利用できます。さらに、すでに塗装系の防錆処理をしていても上から重ねて塗布できます。塗装系防錆処理では飛び石などによって発生したピンホールなどからサビが発生、進行することがあり、こういった状況に対しても効果を発揮します。ただし薄黄色の着色があるためアルミホイールへの塗布はお勧めしていません。

ボディーアンダーコーティングの施工時間は?

接客シーン
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ボディアンダーコーティングは施工が早く、車をお預かりしなくてOK

「施工時間は下廻りの洗浄(*)を含めても、1時間以内には終わると思います。エアゾール式なので、手で噴射するよりも、噴射スピードもあるので、しっかり塗れます」

従来の防錆剤の塗布作業では約2〜3時間かかるケースもありましたが、ボディーアンダーコーティングは短時間での施工が可能です。すぐに乗って帰れるメリットがあります。また施工時間が短いため、車検時だけでなくタイヤ交換やオイル交換のついでにオーダーできる手軽さでも好評です。加えて、高圧洗浄機程度でコーティングが落ちるようなことはありません。ただし、洗剤を使うと、その成分に反応して効果が薄れてしまうケースが考えられます。コーティング後の下廻り洗浄は水洗浄をお勧めしています。

まとめ

車の整備シーン
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「車検のために訪れられたお客様はもちろん、タイヤ交換ですとかオイル交換ですとか、リフトで車を上げたときに下廻りがサビていれば、基本的に塗布をおすすめしています。大事なお車ですので、長く乗っていただきたいのはもちろんですが、穴が開いてしまったりすると、車検に通らなくなってしまうケースもあります。その予防策としても有効です」

現在の車はボディの構造がフレームの一部を担っています。そのためフレームに穴が開いていると車検に通りません。予防的にボディーアンダーコーティングを塗布することをおすすめしています。

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「コーティングの効果は、使用する地域にもよるものの、基本的には1年程度です。ですので私自身の車は毎年施工しています。時間もそれほどかからないですし、1年に1回やっておくと車齢が伸びるので」

約1年間、効果が持続します。施工後約1年間、防錆効果が持続します。海の近くなど塩害や、山間部の融雪剤などによって、サビが発生しやすい環境であっても効果が持続します。また、コーティングのメンテナンスなども不要なのも嬉しいポイントです。

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「費用は車の大きさにもよりますが、税込10,780円〜となっています」

ボディーアンダーコーティング費用は税込10,780円〜とリーズナブルです。詳しくは最寄りのオートバックス店頭までお問い合わせください。
*一部店舗ではお取り扱いがございません。

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