車検期間は何年ごと?有効期間の確認方法や車検切れ時の対応を紹介

車検は何年ごとに受ければよいのでしょうか。 車検には有効期間があり、切れる前に車検証の有効期間を引き続き延長して使用するために車検(継続検査)を受ける必要があります。

車検の有効期間は車種によって異なるので、車検を切らしてしまうことがないように注意しましょう。

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自家用車の車検は何年ごと?

自家用車の車検は以下の間隔で車検を受けます。

普通・小型・軽は初回登録から3年目、以降2年ごと

●普通・小型の例

一般的な乗用車の車検有効期間は、初度登録(新車など初めての登録)から数えて初回が3年で、2回目以降は2年です。

一般的な乗用車とは5ナンバーの小型車や3ナンバーの普通車のことで、ナンバープレートの上段、地域名の右にある3桁もしくは2桁の分類番号の左端の数字、もしくは車検証の「自動車登録番号又は車両番号」の欄で識別できます。

5ナンバーと3ナンバーで車検の有効期間に違いはありませんが、規格では次のような違いがあります。

■5ナンバーと3ナンバーの規格の「違い」

基準 5ナンバー 3ナンバー
排気量 2,000cc以下 2,001cc以上
ボディの全長 4,700mm以下 4,701mm以上
ボディの全幅 1,700mm以下 1,701mm以上
ボディの全高 2,000mm以下 2,001mm以上
・5ナンバー(小型乗用車)の例
アクア、フィット、セレナ、シエンタ、ノート、ロッキー、スイフト、MAZDA2

・3ナンバー(普通乗用車)の例
アルファード、プリウス(2代目以降)、リーフ、ヴェゼル、CX-5、ハリアー、フォレスター
●軽自動車の例

5ナンバーの軽自動車も一般的な乗用車と同じく、初度登録(新車など初めての登録)時が3年で初めての車検となります。2回目以降の有効期間は2年です。

・5ナンバーの軽自動車の例
N-BOX、ハスラー、タント、ムーヴ、アルト、スペーシア、ワゴンR、S660

軽貨物車などの車検期間は異なるので注意

軽貨物車は初回登録から2年目、以降2年ごと

4ナンバーの軽自動車は初度登録(新車など初めての登録)時が2年で、初めての車検となる。2回目以降も有効期間は2年となります。

・4ナンバーの軽自動車の例
N-VAN、ハイゼットデッキバン、ハイゼットトラック、エブリイ、キャリイ、サンバーオープンデッキ、ミニキャブバン

車両総重量8t未満は初回登録から2年目、以降1年ごと

4ナンバーや1ナンバーの貨物車は初回(新車)が2年で、初めての車検となる。2回目以降は1年の有効期間となっています。

・4ナンバーや1ナンバーの貨物車の例
ハイエースバン、NV350キャラバン、タウンエースバン、カリーナバン、サクシードバン

■検査の有効期間まとめ

対象車種 初回 2回目以降
小型・普通乗用車(3ナンバー、5ナンバー) 3年 2年
乗用軽自動車(5ナンバー) 3年 2年
小型・普通貨物自動車(1ナンバー、4ナンバー) 1年 1年
貨物軽自動車(4ナンバー) 2年 2年
小型・普通キャンピングカー(8ナンバー) 2年 2年
旅客運送事業用自動車(バス、タクシー) 1年 1年
貨物自動車(GVW8t以上の貨物自動車) 1年 1年
乗員定員11人以上の自動車(バス) 1年 1年
幼児専用車(乗車定員10人以下のスクールバス) 1年 1年
貸渡自動車(レンタカー) 2年 1年
その他の自動車(大型特殊・特種自動車) 2年 2年

中古で購入した場合

中古車の販売条件には有効な車検期間が残っている「車検有」や車検が切れた状態の「車検無」、そして車検を受けて納車される「車検整備付き」があります。 「車検無」や「車検整備付き」では車検を受け直したときからの有効期間(2年か1年)になります。

「車検有」の場合は次回車検日を確認しましょう。例えば新車登録から半年が経った中古車を購入した場合、初度登録を起点として3年後に車検を迎えます。

新車登録から10年越えの場合

新車登録(初度登録年月)から10年が経過しても車検の有効期間は変わりません。ちなみに1995年に道路運送車両法が改正される以前は、初度登録から10年が経過すると車検の有効期間は1年でした。

ご自身の車の車検の有効期間を確認する方法

お車の車検の有効期間は次の方法で確認できます。

自動車検査証で確認する

検査標章で確認する

フロントガラスに貼り付けられている検査標章、いわゆる車検ステッカーを見ましょう。車内から見える裏面には有効期間の満了する日(車検有効期間)が記載されています。

もし車検が切れてしまったら?

車検切れの状態は、車の使用や維持にさまざまな制限やリスクをもたらします。以下では、車検切れの注意点と、未然に防ぐためのポイントを解説します。

車検切れの車は公道を走れない

車検が切れた車は、法律上、公道を走行することができません。もし車検切れに気づかず運転を続けた場合、6点の違反点数加算や罰金などの厳しい罰則を受ける可能性があります。車検切れが判明した場合は、必ず仮ナンバーを取得するか、業者にレッカー移動を依頼して、安全に対応しましょう。

特例を除き車検期間の延長はできない

通常、車検の有効期限が過ぎた場合、期間の延長は認められません。ただし、災害やその他特例が認められる場合は、車検の期限が延長されるケースもあります。特例に該当しない場合は、期限内に車検を受けることが必要です。

車検が切れても車検は受けられるが負担が増える

車検切れになってしまった場合でも、車検を受けることは可能です。ただし、車検切れの状態では車を移動させる際に追加費用が発生することがあります。

・仮ナンバーの取得費用:1,000円程度(自治体により異なる)
・レッカー代:基本料金1万~1万5,000円+距離に応じた加算

これらの費用は、車検が切れる前に対応しておけば不要となるため、早めの準備が重要です。

車検満了日の2ヶ月前から準備をすすめるのがおすすめ

車検切れを防ぐためには、満了日の2ヶ月前から準備を始めるのがおすすめです。

この期間内であれば、車検を受けても次回の満了日が繰り上がらないため、余裕をもって点検や整備を行えます。また、複数の業者で見積もりを取ることで、費用を抑えられる可能性もあります。
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車検の流れ

車検を受けるときの流れは、どのようになっているのでしょうか。車検取扱業者によって多少の違いはありますが、ここでは「オートバックス車検」を例にご説明します。

オートバックス車検の流れ

STEP1 ウェブサイトやアプリで車検を予約
STEP2 店舗で受付けをする
STEP3 ピットへのご入庫とお見積もり
STEP4 見積内容確認、車検整備内容を決定
STEP5 整備後に自動車検査員が検査を実施
STEP6 精算と車の引き渡し

スマホ・PCから簡単に予約できます。お見積もりのみのご予約も大歓迎です。

>オートバックスの車検について詳しくはこちら

車検にかかる期間の目安

オートバックスの車検にかかる期間は、車の状態によって異なりますが、即日完了が可能な店舗もあります。急いで車検を受けたい方はお近くの店舗までお問い合わせください。

オートバックスで車検をお受けいただくメリット

オートバックスの車検にはさまざまなおすすめポイントがあります。

事前に車検費用を見積もりできる
車検をWEBやアプリから手軽に予約できる
交換部品をお好みに合わせてアレンジできる
タイヤは低燃費タイプ、バッテリーは高性能タイプ、ワイパーは撥水タイプに…といったように、車検で利用する交換部品をお好みに合わせてアレンジできます。
車検を受けた後もお得にメンテナンスできる
オートバックスで車検を受けると、次回車検まで2年間にわたり、4つのメンテナンスメニューの基本工賃が無料になるメンテナンスオプションが付帯します。

●メンテナンスオプションの特典
・エンジンオイル交換の基本工賃が無料
・オイルフィルター交換の基本工賃が無料
・エアフィルター交換の基本工賃が無料
・ワイパー交換の基本工賃が無料

まとめ

車検は車種によって有効期間が定められていますので、ご自身の車の車検周期を理解したうえで、有効期間が切れる日を確認して車検に備えましょう。

オートバックスで車検をご利用いただきますと、次回車検までの2年間有効なメンテナンオプションの付帯に加え、車検時期到来前には必ずご案内を差し上げます。ぜひお得で便利なオートバックス車検をご利用ください。

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