タイヤ交換 基礎知識

タイヤのセルフ交換方法・付け替え方法

自分で好きな時に、好きな場所でタイヤ交換(夏から冬への履き替えなど)がしたい。
パンクしてしまい、交換するしかない。
そんな時の「セルフタイヤ交換」に必要なモノ・ツールと手順をご紹介します。
ただ、タイヤは重くて作業が大変そうだし、作業中にケガしそう…。
しかも車は命を運ぶもの、作業後の安全性も心配…。
そこで、安全でスムーズに交換できるようなツールも紹介します。
※セルフ交換の手順はこちらでご紹介しますが、作業にはリスクがございます。作業によって発生した故障・事故等は責任を負いかねます。ご自身の責任となることを予めご了承ください。

目次

タイヤ交換をする前に確認すること

まず、タイヤ交換する前に必ず確認することをご紹介します。 タイヤ交換の途中で気づくと、作業中断や、付け直しなどの手間がかかるので、事前にチェックしましょう。

交換するタイヤ

タイヤの溝・ひび割れ、空気の減り方をチェックしましょう。せっかく取り付けても、安全なタイヤでなければ、苦労のかいもなく水の泡となります。
空気圧不足での走行は大変危険です。交換前に空気を入れておくことを推奨します。保管していたタイヤの空気圧は減少していますので、お近くのオートバックスにて補充してください。

ホイールに合うナット

ホイールに合うナットの数はそろっていますか?作業終盤になって「1本足りない」とならないようあらかじめ数えましょう。
また、ホイールによって合うナットが異なります。内径・外径・長さ・形状が異なり、大きすぎても小さすぎても事故の元。わからない場合はお近くのオートバックススタッフまでご相談ください。
※ロックナット(ホイール・タイヤを盗まれないようにするための盗難防止用のナット)を使用している方は専用のカギがあるかも確認しておきましょう。
袋タイプテーパー形状 M12×1.25 20個入り メッキ

タイヤの交換前の装着位置がわかるように貼るシール

夏タイヤから冬タイヤ(冬タイヤから夏タイヤ)に交換した後に現在履いているタイヤを次回も使用する場合のみ用意しましょう。
タイヤは4本すべて平等に減るわけでありません。FF車のように、前輪駆動で前にエンジンがついている場合は前輪のタイヤが早く減ります。
タイヤを長く使うために、次回交換時は前後左右を入れ替えてあげると均等に摩耗させることになり、タイヤを長持ちさせることができます(これをローテーションといいます)。そのために、どのタイヤがどの位置についていたかがわかるようにしましょう。
シールでなくても交換前の位置がわかるものであれば問題ありません。

その他に不可欠なツール

手袋(グローブ)、ホイールキャップレンチorマイナスドライバー、輪留め・タイヤストッパー(車が動かないようにする道具)、ジャッキ(車を持ち上げる道具)、レンチ(ナットを緩める・締める道具)などが必要です。
作業手順の中で詳しく説明します。

タイヤ交換の手順・必要なモノ・ツール

手順を4工程に分けて説明します。合わせて安全でスムーズに交換できるようなツールも紹介します。
①交換前の安全確認
②車をジャッキアップする
③古いタイヤの取り外し
④新しいタイヤの取り付け

①交換前の安全確認

作業を行う場所。サイドブレーキの確認

タイヤ交換は車を持ち上げる(ジャッキアップする)必要があるので必ず平らな場所で行ってください。砂利道もできれば避けてください。車の周りをタイヤを転がしながらグルグル移動するので一定の広さも必要です。 平ら・広い場所に車を停めたら、サイドブレーキの確認。ランプが点灯していることも目視でしっかり確認してください。

手袋(グローブ)・軍手をしましょう

手袋・軍手は必ず装着しましょう。手が汚れない上に、作業がしやすくケガの予防にもなります。 滑りにくく、手にフィットするゴムグローブがおすすめです。

> 天然ゴム背抜きグローブ M グレー
> デニムワークグローブ 滑り止め

②車をジャッキアップする

STEP1 持ち上げる前の準備

持ち上げる前に、古いタイヤのホイールキャップを4本とも外しましょう。 ホイールキャップレンチやマイナスドライバーを使用し、てこの要領で外します。 ※樹脂・プラスチックでできているので、破損の可能性があります。

> アルミホイールセンターキャップレンチ

STEP2 持ち上げる前の準備

ジャッキアップする時は輪留め・タイヤストッパーを使いましょう。 ジャッキアップしている時に車体が動くのを防ぐためにアップしている箇所の対角のタイヤに輪留め・タイヤストッパーを使いましょう。置くだけで安心が一つ増えます。

> ゴム製タイヤストッパー 2個入(軽~普通車まで)
> ゴム製タイヤストッパー 1個入(軽から大型まで)

STEP3 持ち上げる前の準備

ナットを少しだけ緩めましょう。いきなりジャッキアップしてしまうと、ホイールを緩めるのがとても大変です。せっかく上げたのに…。となることしばしばあります。
少しだけ緩めたくらいではタイヤは外れませんので、4本とも緩めてしまいましょう。
ここで注意が必要点が、固くて緩めることができないケースです。レンチに足を乗せたり、とにかく全体重で力任せにした場合、事故やボルト折れにつながります。ナットの寸法を確認し、しっかりと奥まで入れてクロスレンチや比較的長いレンチを使うとスムーズに外せます。それでも緩まない場合は作業を中止しプロに任せることをおすすめします。
※レンチを購入する前に必ず寸法を確認してください。

> クロスレンチ 14インチ 薄口21mm付

ジャッキの種類

ジャッキにも形状やタイプ、適応車重により種類があります。
①パンダグラフジャッキ:
車によっては車載してあるのがパンダグラフジャッキです。ハンドルを回してジャッキアップします。持ち上げる際は真っすぐにジャッキが伸びているか確認しながらあげてください。結構、力が必要です。
パンタグラフジャッキ

②フロアジャッキ:
油圧式でパンダグラフと比べると大きいのがフロアジャッキです。レバーを上下させてジャッキアップします。初心者の方でもスムーズ・楽に車を持ち上げることができるので、継続的にセルフタイヤ交換をする方にはおすすめです。
また、作業時の安定性を高めるツールとしてウマ(リジットラック)というツールもあります。ジャッキにもよりますが、一足ずつ交換する場合が多いと思います。別売りにはなりますが、サイドアダプターがあるとサイドにも使うことができます。
商品の取り扱い説明書をきちんと読んでから使いましょう。

> 油圧式ローダウン車適応ジャッキ 2t用
> パンタグラフジャッキ
> キーパーマン
> ジャッキアップアダプター

ジャッキアップポイントの確認

車にはジャッキアップポイントがあります、この部分にジャッキを正しく当ててください。車の車体は軽自動車でも1トン弱あります。1か所のみジャッキアップするとしてもかなりの負荷がかかりますので、必ずポイントを確認してください。事故、破損の元になります。 ジャッキアップポイントは車の説明書に記載があるのでご確認ください。

③古いタイヤを外す

タイヤを少し(5cmほど)浮くくらいアップしたら、タイヤを外していきます。ナットは一度緩めているのでレンチで軽く回すだけで取れます。なくさないように注意してください。マグネットボウルがなくても、トレーなどを用意すると便利です。 そして、タイヤを外すのですが、手を挟まないように注意してください。加えて、特にお子様がいる場合は目を離さないでください。ジャッキアップが不安定な場合、大きな事故につながりかねません。

> マグネットボウル 大

④新しいタイヤをつける

ボルトとホイールの穴の位置を確認し、新しいタイヤをつけます。 ※タイヤによっては付ける位置が決まっているタイプがあります。タイヤの側面に「RIGHT⇒」などの表記があるか確認してください。 ※車種によっては前後でタイヤの大きさが違う場合もあります。
前述の通りタイヤは重いので、手を挟まないよう気を付けて取り付けてください。タイヤリフターというツールを使うと楽々できます。自分の車のタイヤが大きいなと感じる方にはおすすめです。
タイヤがハマりましたら、ナットをまずは手で全箇所に入れましょう。そして、レンチで軽い力で締めていきます。この時、対角線の順になるように締めてください。(ボルトが5本ならば、星を描くように締めましょう)
ナットを逆につけないようご注意ください。
ナットが奥まで入りましたら、レンチをトントンとたたき、対角線を描きながら増し締めをしてください。(力の入れすぎにご注意ください)
次にタイヤのガタツキをチェックします。タイヤを左右前後に動かしガタガタしなければOKです。ジャッキダウンしてください。
※一気に下ろさないようにご注意ください

同じ工程を4本繰り返したら仕上げの増し締め

4本とも交換しましたら、最後にナットを改めて締めます。ここで絶対にやってはいけないのが、ナットを力の限りきつく締めてしまうことです。ボルトの破損に繋がってしまいます。もちろん緩すぎても脱輪に繋がります。
そこでトルクレンチという規定の力をかけてくれるレンチを使います。車種によって締め付けトルク数値は異なりますので、車の取り扱い説明書で確認するか、お近くのオートバックスまでご連絡ください。
これも、対角線になるように締め付けてください。締め忘れがないように、もう一周するか、第三者に締めてもらうことをオススメします。

> トルクレンチ ソケット付

交換後のチェック

さて、交換は終了しましたが、まだ行うことがあります。

お試し乗車

念には念を入れてチェックしてみましょう。車の周囲に工具・ツール、交換後のタイヤがないことを確認し、車を動かしてみます。
まず、ハンドルを目一杯左右に動かします。耳をタイヤの方に集中して異音がしないか確認しましょう。広い場所ならばUターンなどしてみてください。

空気圧のチェック

余談ですが、タイヤを交換すると、タイヤの空気圧チェックランプが点灯するケースがあります。車種によりますが、適正な空気圧を入れれば消えたり、自分で設定してあげれば消えたり、消すためにはコードが必要だったりしますので、心配な方はお近くのオートバックスやカーディーラーに確認してください。

タイヤの保管・廃棄

交換後のタイヤがまだ使えると判断し、保管する場合も注意が必要です。
タイヤはゴムです。紫外線、雨、雪などで劣化していきます。まだ1年しか使ってないのにひび割れが…。など買い替えることにならぬよう、適正に保管してください。


> タイヤカバー Mサイズ TC-02 普通車用

タイヤの保管方法について詳しくはこちらから
> タイヤの正しい保管方法と便利グッズ3選 記事を読む

最後に

タイヤ交換は慣れてくれば1時間前後で付け替えが可能です。
ツールをうまく使い、自分なりに効率の良い方法を発見してみてください。
タイヤは地面と接する唯一の部品。4カ所で1トン前後の重さを支えないといけません。交換する際は必ずチェックを繰り返しながら作業を進めてください。
しかし、自分で交換するのはやはり手間がかかりますし、リスクもあります。
少しでも不安を感じた方は、是非オートバックスにお任せください。プロのピットスタッフが作業致します。

タイヤ交換 Q & A

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