タイヤは穴が開いてパンクしているわけではなくても、自然に空気が抜けていくものです。その割合は、1ヶ月あたりで5~10%といわれています。
タイヤの空気圧は、自動車メーカーが定めた「指定空気圧」を下回らないように管理する必要があります。指定空気圧は同じ車種でも、年式や型式のほか、タイヤサイズによっても異なることがあるので注意が必要です。
タイヤの空気圧を適正に保つには、基本的に車種ごとの指定空気圧を基準とします。なお、空気が自然に抜けるからといって、空気の入れすぎはかえってタイヤのトラブルを招きかねないのでNGです。
タイヤの空気圧は、指定空気圧のおよそ+10%(例えば300kPaの場合は+30kPa)の範囲内に収めるようにすれば、適正値を維持しやすくなるでしょう。