ホイールカバーの外し方・付け方は?選ぶ際のポイント

新車時から装着されていることが多い、スチールホイールのホイールカバー。このデザインに、物足りなさを感じることがあるかもしれません。

このホイールカバーを外してドレスアップしている車を見て「自分で外すことはできないか」と考える人も多いでしょう。また、外したホイールカバーの付け方や、新たなものに交換する際の選び方も知っておきたいところです。

この記事では、ホイールカバーの外し方と付け方のほか、選ぶ際のポイントについて解説します。

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ホイールカバーの外し方

ホイールカバーは、ホイールからどのように外すのでしょうか。ここでは、ホイールカバーの外し方について解説します。
手で引っ張って外す
ホイールカバーの最もシンプルな外し方として、手で引っ張って外す方法があります。ホイールカバーのどこか一ヶ所の端を引っ張って、ホイールとのあいだに隙間を設け、その隙間に指を差し込んで爪を外して浮かせます

ホイールの外周に沿って順番に引っ張って爪を外し、ホイールカバーを浮かせて隙間を均等につくったら、カバー全体を引っ張って外しましょう。

指を差し込む際にケガをしないよう、作業時には軍手を装着するようにしてください。また、全体を浮かせる前に一部に力を入れて引っ張ると、ホイールカバーが変形したり、爪が割れたりするおそれがあるので注意が必要です。
工具を使って外す
ホイールカバーのタイプや作業する人によっては、工具が必要となる場合もあります

具体的には、まずホイールカバーとホイールのあいだの一ヶ所(くぼみの部分)にマイナスドライバーを差し込んで、「てこ」の原理を用いてホイールカバーを浮かせてください。

同様にマイナスドライバーをホイールの外周に沿って差し込んでホイールカバーを少しずつ浮かせ、全体を緩めたら引っ張りましょう。

マイナスドライバーを使う場合は、誤って自分の手などを刺さないように注意しなければなりません。また、マイナスドライバーを差し込む際に力を入れすぎたり乱暴に入れたりすると、ホイールやタイヤを傷つけるおそれがあります。

カー用品店などで販売している「ホイールキャップレンチ」という工具を使うと、ホイールなどを傷つけることなく、安心して外せます

ホイールカバーの付け方

走行中に脱落したホイールカバーを新たに購入して付けたり、付け替えたりする際には、外す手順の逆です。軍手を装着し、ホイールカバー裏面の爪をホイールリムに順番に軽く差し込み、カバー全体に力をかけて押さえて、隙間がないようにはめ込みます。ホイールカバーを付ける際には、工具は不要です。

注意したいのは、タイヤの空気を充填するエアバルブの位置でしょう。ホイールカバーのくぼみの位置(くぼみがないタイプもある)をエアバルブに合うように、確認しながら差し込む必要があります。

最後に、ホイールカバーとホイールとのあいだに隙間がないかを必ず確認してください。隙間が空いたままだと、走行中に高速回転しているうちに徐々に緩み、脱落する可能性があるからです。ホイールカバーがホイールにきちんと固定されているか装着時に軽く叩いて確かめ、試運転後に指を差し込んで、再度確認するようにしてください。

補足:ホイールカバーとは?

そもそもホイールカバーとは、ホイールに装着するふたのような部品で、鉄製のスチールホイール仕様の車種・グレードに、多く装着されています。なお、「ホイールキャップ」と呼ばれることもあります。

ホイールカバーの裏側には爪があり、ホイールリムにはめ込む形で装着するのが一般的です。素材はプラスチック製のものが多く、部品代としては安く、1枚あたり1,000円程度が相場です。
ホイールカバーの必要性

ホイールカバーを選ぶ際のポイント

純正品を外して社外品に交換する場合など、ホイールカバーを選ぶ際にはいくつか押さえておきたい点があります。ここでは、ホイールカバーを選ぶ際のポイントについて解説します。
ホイールサイズを確認する
ホイールカバーを選ぶ際には、ホイールサイズの確認が不可欠です。ホイールカバーはホイール表面を覆うものなので、サイズが合わなければ装着できないのがその理由です。

カバー選びの際にホイールサイズで確認する項目は、ホイールの直径を表す「リム径」です。例えばタイヤが「185/60R15」の場合、リム径は15インチとなります。ホイールカバーも同様に15インチ用を選ぶようにしてください。
ホイールナットで固定するタイプもある
ホイールカバーを選ぶ際には、ホイールへの固定方法に注目してください。爪で固定するのが一般的ですが、車の種類や年式によっては、ホイールカバーごと、ホイールを固定するホイールナットで締められている場合があります。

ホイールナットでホイールカバーを固定されている車は、一度ジャッキアップをしなければ外せません。ホイールカバー選びの際には、爪による固定タイプを選ばないよう注意しましょう。

アルミホイールに交換するのも一つの手

ホイールカバーを交換しようとしても、好みのデザインが見つからないこともあります。その場合は、アルミホイールに交換するのも一つの方法です。

スチールホイールに比べ、アルミホイールはデザインの自由度が高く、好みのデザインを選びやすいというメリットがあります。また、アルミホイールは比較的軽量なため、走行性能や燃費性能の向上にもつながります。

アルミホイールはスチールホイールとホイールカバーに比べて高価格であることと、強度が落ちる点には注意が必要ですが、車のホイールをリフレッシュさせたいという場合には魅力的な選択肢といえるでしょう。

ホイールに関する相談ならオートバックスへ

車のホイールカバーは、手や工具を使って外したり付けたりすることが可能です。しかし、力の入れ方を誤ると破損するおそれもあります。

ホイールカバーを外す際に不安を感じるのであれば、信頼できるカー用品店などで、作業を依頼することをおすすめします。オートバックスのようなカー用品店であれば、おしゃれなホイールカバーを選んだり、アルミホイールへの交換を相談できたりするのでおすすめです。

オートバックスでは、タイヤ・ホイールを豊富に取り揃えています。タイヤやホイールを買おうと思って、どのようなサイズや種類のものを選べばいいのかわからないといった場合でも、専門知識を持ったプロのスタッフに相談できるので、買い間違えるリスクが格段に低くなるでしょう。

安全・安心なタイヤとホイールを選ぶなら、ぜひオートバックスにご相談ください。

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