整備士インタビュー vol.03

現在は、整備士としてオイル、タイヤ、バッテリーなどさまざまな交換作業をはじめ、お客様からのご相談に応じた車両の点検などといった作業を行なっています。以前から細かい作業が好きで、特にヘッドライトの黄ばみを取る作業はついつい夢中になってしまいます。車に傷がつかないようにしっかりと養生し、研磨剤で削り磨き上げ、見違えるように仕上がった時の充実感はたまりません。こういった作業は入社後に先輩方から教えていただいたもの。力仕事なども無理なくできるコツやポイントを教えてくださるので、先輩方を見て現場で学ぶこともたくさんあります。それに、お客様が抱えるお車の悩みや整備後の説明など、お客様と直接お話できるのが私にとっての一番の魅力。お客様のご要望に応えるだけではなく、お車を実際に自分で見て、気がついた箇所についてアドバイスをし、「ありがとう、助かった」と言っていただけた時は、整備士という仕事にやりがいを感じます。

現在、二人の娘の子育て中のため、時短勤務の制度を活用させていただいています。

朝は、子どもたちを保育園へ送り出勤。朝礼の後は、作業に必要な工具の点検、代車の点検などを行いお客様をお出迎えします。夕方は時短勤務のため、少し早めに退勤し子どもたちのお迎えに。二人の出産時には、産休と育休を取得しました。動けるうちはピット内の作業も行っていましたが、その際も先輩方がフォローしてくださいましたし、妊娠後期にはデスクワーク中心の業務に。現在も、子どもたちの急な対応にも快く送り出していただき、上司をはじめ周りの皆さんのサポートに感謝する日々です。子育てをしながら、自分の好きな仕事もできる、制度を活用しやすい環境はありがたいと実感しています。

専門学校卒業後すぐに、二級自動車整備士の資格を取得。現在は、自動車検査員の資格取得に向けて勉強中です。お客様とお車の話をする際に、やはり女性ということもあってどこか頼りないと思われているかも、と感じることがあります。そういった時に、名札の横に検査員の資格を持っているという証があれば、お客様も安心してお車を任せていただけるのではないかと思ったのが、資格取得を目指したきっかけです。社外の講習会などにも積極的に参加できるよう、ピット長がシフトを調整してくださるので、しっかりと学んで期待に応えられるように頑張りたいと思います。

オートバックスに就職して6年。その間、二度産休・育休を取得した期間もありましたが、整備士という仕事が大好きで必ず復帰したいと思い、今に至ります。まだまだ整備士として覚えること、学ぶことも多い毎日です。私たちがお預かりするのは、お客様の安全にも関わる大切なお車です。気になるところは細かい部分までしっかりと調べ、感覚で仕上げるのではなく、より忠実に確証が持てるやり方で作業を行うように心がけています。今よりもっと多くの経験を積みながら自分自身のスキルアップを図り、お客様から信頼していただける整備士を目指しています。

自身の経験を活かして、子育て中のお客様には経験者だからこその寄り添ったご提案、アドバイスを。ご高齢のお客様には話しやすい雰囲気を作って何でも気軽に相談していただけるように、など私にしかできないことを見つけて、「また宮﨑さんにお願いしたい」と言っていただけるような整備士になりたい、というのが目標です。

車のトラブルは、目に見えることだけではありません。その先にある目に見えない部分や仕組みなどによるものもたくさんあります。原因を調べ導き、解決できた時の喜びは大きく、それがお客様の安全に繋がるという部分ではとてもやりがいのある仕事だと感じています。お客様が抱えている不安を解消し、「ありがとう、これで安心できる」と言っていただけた時が、この仕事をしていて良かったと感じる瞬間でもあります。オートバックスは頼れる先輩も多く、いろいろな経験ができるのでスキルアップもできます。整備士として、女性もとても働きやすい会社です。