車を売る前にやっておきたいこととは？やらなくてもいいことも解説

車を売る前にやっておきたいこと

車を売る際には買取業者に査定してもらうことになりますが、安全に高く売るためには、その前にいくつかやっておきたいことがあります。ここでは、車を売る前にやっておきたいことについて解説します。

洗車と車内清掃を行う

車を売る前には、必ず洗車と車内清掃を行ってください。これは、車の査定を行う査定士の印象アップにつながる可能性があるからです。「きれいに維持されていて、大事にされている車だ」と査定士に思わせれば、査定額アップまではいかなくても、好影響を与えるかもしれません。

洗車は特別にカーワックスをかける必要はなく、洗車機や手洗いでボディや窓ガラスの表面をきれいにしましょう。車内清掃の際には、染みついた臭いやベタつきをできる限り取り除き、ほこりなどを掃除機で吸い取るようにしてください。

必要書類を確認する

車を売る前には、必要書類がそろっているかどうか、確認しておかなければなりません。あとで用意しても大きな問題はないものの、買取業者への売却手続きが滞るのを防ぐのが主な理由です。また、査定士に対し、強い売却意思をアピールする材料にもなります。

車を売る前に確認しておきたい書類は、下記のとおりです。

＜車を売る前に確認しておきたい主な書類＞
・自動車検査証
・自動車税（種別割）納税証明書または軽自動車税（種別割）納税証明書
・自動車リサイクル券
・自賠責保険証明書　など

自動車検査証（車検証）や自動車リサイクル券のほか、自賠責保険証明書などの書類は車に備え付けられていることが一般的です。万が一、これらの書類が紛失したり汚損したりしている場合は、すみやかに再発行の手続きをとるようにしてください。

社外品装着のために取り外した純正品を準備する

車のホイールやカーナビなどに関して、自動車メーカーが製造・販売している部品（純正品）から社外品に交換した場合には、売る前に純正品も必ず準備することをおすすめします。これは純正品を保管しておけば購入時の仕様に戻すことも可能なので、査定額アップが期待できるのが理由です。

なお、純正品は準備だけしておけばよく、わざわざ社外品を取り外し、純正品に交換する必要はありません。

反対に、純正品を処分しており、社外品もボディに穴を開けて取り付けているといった状態では、査定額が下がる場合もあるので、注意が必要です。

カーナビやドライブレコーダーなどの機器を初期化する

車を売る前には、カーナビやドライブレコーダーなどの機器を初期化するのを忘れないようにしましょう。なぜなら、カーナビに自宅住所などの個人情報や検索履歴が登録されていたり、ドライブレコーダーのSDカードに録画データが保存されていたりするからです。

初期化の際には各機器の取扱説明書を参照し、確実に工場出荷時の状態に戻すようにしてください。

なお、ETC車載器には個人情報が残らないので、初期化の必要はありません。ただし、ETCカードを抜くのを忘れないように注意する必要があります。

スペアキー・取扱説明書の存在を確認する

車を売る前に確認しておきたいのは、購入時に付属していたスペアキーや取扱説明書の存在です。これらの付属品の有無は、査定額に影響する可能性があるので注意してください。

なお、これらの付属品がなくても、買取業者への売却自体は可能ですので、紛失したからといって新しく作る必要はありません。ただし、マスターキーを紛失した場合には売却できない可能性があります。

査定を依頼して見積もりを比較する

車を売る際には、売却先を決める必要があります。売却先としてはカーディーラーや買取業者などが挙げられますが、必ず複数の業者に依頼して査定してもらいましょう。その上で査定額が記載された見積もりを比較してください。すこしでも高く売るためには、複数の見積もりの比較が不可欠です。

なお、焦って最初にやりとりをした業者や高い査定額を提示してきた業者に決めがちですが、安心して高く売るためには、信頼できる買取業者を選ぶことをおすすめします。

車を売る前にやらなくてもいいこと

車を安全に高く売りたいと考え、わざわざやったことが逆効果になる場合もあります。ここでは、車を売る前にやらなくてもいいことについて解説します。

車検に通す

車検有効期間が迫っている車を、高く売るためにわざわざ車検に通す必要はありません。

車検に通せば査定額はそれなりに高くなる可能性はあるものの、車検費用分までペイできるとは限らないからです。負担した車検費用を回収できなければ、結果的に損をしてしまいます。

とはいえ、いったん車検が切れてしまうと公道を自走できないため、買取業者に出張査定してもらったり、積載車で引き取ってもらったりする手間やコストがかかるかもしれません。車検の期限が切れそうな車は、車検前に売却することをおすすめします。

修理や部品交換をする

車のボディについた傷やへこみは、大きなものでなければ査定額に影響を与えないとされています。したがって、傷やへこみを査定前に修理をする必要はありません。

場合によっては、傷やへこみを修理しても査定額が上がらず、修理費用をかけたぶんだけ損をする可能性もあります。自分で修理することも、かえって傷やへこみを目立たせてしまうおそれもあるので注意してください。

また、バッテリーやタイヤなど消耗する部品の交換を行う必要もありません。

車を売る際に必要なもの

車を売る際には、前述の書類を含め、いくつか用意しておくべきものがあります。車を売る前に主に必要なものは、下記のとおりです。普通車と軽自動車で若干異なる点に注意してください。

■普通車を売る際に必要なもの

■軽自動車を売る際に必要なもの

このほか、姓名や住所が車検証の記載内容と異なる場合、戸籍謄本や住民票の写しが必要となります。また、査定時には保証書や点検整備記録簿（記録簿）のほか、取扱説明書があるといいでしょう。

なお、車を売る際には名義変更手続きが必要となります。個人売買でなければ、買取業者が代行してくれるケースがほとんどです。

車を売却するときの流れについては、こちらの記事もご覧ください。
車を売却するときに必要な書類は？車種別の書類と再発行方法を解説

車を売る際の流れ

車を売る際の流れは、主に下記のようになっています。

＜車を売る際の流れ＞

1. 車の買取相場を調べる
2. 複数の買取業者へ査定を依頼する
3. 見積もりを比較検討して決める
4. 必要書類を準備する
5. 売却手続きをする
6. 車を売却先に引き渡す
7. 売却金の受け取りあるいは振込先口座への入金を確認する

なお、車を売る際に重要なのは、買取業者選びです。安心して車を売るには、信頼できる買取業者を選ぶ必要があります。なぜなら、買取相場より大幅に低い査定額を提示する業者や、手数料がかかるなどと言い、後で査定額から勝手に減額したりする悪質な業者も存在するからです。

車を売却するときの流れについては、こちらの記事もご覧ください。
車を売却するときの流れとは？車を高く売るポイントや注意点も解説

車を売るならオートバックスカーズの車買取を利用しよう

車を売る前には、洗車や純正品の準備のほか、必要書類の確認など、いくつかやっておきたいことがあります。反対に、車検に通したり修理したりする必要はないので注意しましょう。

車を売る際には、複数業者に見積もりを依頼した上で、信頼と実績のある買取業者を選ぶことが大切なポイントです。オリコン顧客満足度®ランキング 車買取会社 「担当者の接客力」で6年連続No.1の評価を受けているオートバックスカーズは、安心していただける車買取を実施しております。

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