車種別ノウハウ
適合バルブの種類や選び方、交換方法まで。スズキ4代目「ジムニー(型式JB64、年式 2018年~)」のヘッドライト交換(ハロゲンヘッドライト車)について解説します。
▲現行型「ジムニー」(型式JB64、年式2018年~)
▲「XC」のLEDヘッドライトは、ロービーム、ハイビーム、ポジションライトが一体化されている
「XC」のLEDヘッドライトは、LEDバルブがヘッドライトユニットと一体化しているため、バルブのみの交換ができません。ライトが点灯しなくなったら、バルブ単体での交換はできません。万が一点灯しなくなった場合は、ヘッドライトユニットごとの交換が必要になります。
オートバックスでは、店舗によって純正ヘッドライトユニットの取り寄せ・交換に対応しています。作業時間や費用は店舗や地域によって異なるため、詳しくは店舗スタッフまでご相談ください。
★ポイント
ポジショニングランプもヘッドライトと同様にLEDで、ヘッドライトユニットと一体化されています。
▲「XL」「XG」に装着されるハロゲンヘッドライトの外観
▲H4規格はヘッドライト用のハロゲンバルブとして、もっともポピュラーなもの
ハロゲンバルブには、純正相当品のほか、より明るいハイワッテージタイプや、HID・LEDに近い白もしくは青白い色味の製品もあります。
これらは、視認性アップやドレスアップ性を求める人に人気です。
さらに明るさを求める方には、ハロゲンバルブと互換性のあるLEDバルブもおすすめです。
以前はHIDが主流でしたが、バラストの設置などが必要で装着が難しいため、現在ではLEDヘッドライトへの換装が主流となっています。
▲左はハイワッテージタイプの「IPFハロゲンバルブ スーパーJビームJ52T SpecTi Aバージョン 4200K H4 60/55W」。130/120W相当の明るさを実現。右はLEDバルブの「PIAA LEH230 LEDヘッド H4 6000K 5500/4500Lm」。ハイビームは5500ルーメン、ロービームは4500ルーメンの明るさを発揮する
LEDバルブは、ハロゲンバルブと基本的にトレードイン装着が可能で、価格や交換工賃も比較的手頃です。
色温度(K:ケルビン)や明るさ(Lm:ルーメン)にも幅広い選択肢があるため、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
ただし、製品によっては「ジムニー」に適合しないものや、車検非対応となる製品もあります。価格やスペックだけで決定せず、オートバックスのスタッフに相談すると安心です。
★ポイント
LEDバルブはハロゲンバルブと比べて発熱量が少ないため、ヘッドライトに付着した雪を溶かすことができません。そのため「XC」には除雪用に「ヘッドランプウォッシャー」が備わります。降雪地域にお住まいの方は、ハロゲンバルブの交換をするならハイワッテージタイプをおすすめします。
▲ヘッドライトの裏側は暗くて見づらい。交換は明るい時間に行うか、手元を照らすためのライトを用意しておこう
(3)コネクターと防水カバーを外す
ヘッドライトに電力を供給するケーブルのコネクター(カプラー)とヘッドライト内への水の侵入を防ぐゴム製のカバーを外します。
コネクターをしっかりと持ち、真っ直ぐに引いて外します。
▲カバーにはツマミが設けられている。このツマミを引いて外す
▲コネクターとカバーを外すと、バルブ本体が現れる
(4)バルブ本体を外す
バルブ本体は、スプリングロックによって固定されています。スプリングロックを外すことで、バルブを取り出すことができます。
▲交換後、スプリングロックでバルブの固定を行う。そのときのため、スプリングロックを外した時の手法を覚えておこう
(5)新しいバルブを装着し、もとの手順で組み付けて動作確認
▲バルブを落とすと、取りにくいだけでなく、バルブそのものを破損してしまうおそれがある。取り外しも取り付けも慎重に行うこと
新しいバルブの挿入後、スプリングロックでしっかり固定することはもちろん、防水カバーが隙間なくついているかも、確認しましょう。
また、LEDバルブの場合は、製品によって極性があるものも。ケーブルを装着する向きにも気をつけましょう。
組み付けが終わったら、ヘッドライトがきちんと点灯するかの確認を行います。
▲ロービームだけでなくハイビームにも切り替えて確実に確認する
★ポイント
ヘッドライトは視認性を左右する重要な保安部品です。少しでも交換作業に不安がある人は、プロに頼むことをおすすめします。オートバックスでは、目安工賃550円~各種ライト・バルブ交換を承っています(店舗により異なる場合があります)。
▲写真はひどいケースだが、うっすら結露が発生することも ※写真:PIXTA
ヒビや割れが発生している場合は、対処をする必要があります。簡単かつ安価なのはコーキングで埋めることですが、それでは車検に通らないことも。その場合、ヘッドライトユニットを交換する必要があります。
ハロゲンヘッドライトの場合、まず防水カバーの装着が不十分なことや、劣化による破損が考えられます。防水カバーを交換し、取り付け直しても結露が発生するようなら、ユニット自体の破損が疑われます。
いずれにせよ、ご自身による原因究明は難しいため、ディーラーに相談するか、オートバックスの店舗スタッフにご相談ください。
▲新車から5~10年が経つとくすみや黄ばみが発生しがち
経年劣化による黄ばみや曇りが気になるようになってきたら、「磨き」と「コーティング」で透明度をある程度、復活させることができます。
オートバックスでは、自分でできるさまざまなヘッドライト磨き剤やコーティング剤を販売していますので、試してみてください。
▲手軽でおすすめ「ウィルソン ヘッドライトクリア」
★ポイント
ヘッドライトコーティングは、劣化が始まる前の予防的なコーティングとしてもおすすめです。
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