車種別ノウハウ

「ジムニー」で走行中に警告灯が点灯したときは? 警告灯・表示灯の色や種類と安全に対処する方法【4代目 JB64型】

赤や黄色の警告灯が点灯したら、それは車両のどこかに異常が発生している合図。ここではスズキ「ジムニー(型式JB64、年式 2018年~)」に備わる警告灯の種類や対処法を解説します。

走行中、メーターパネルにいきなり見知らぬマークが点灯――。そんな経験はありませんか?

それは「警告灯」と「表示灯」。なにかクルマに異常が起こったことを知らせてくれるサインです。決して無視してはいけません。

ここでは、スズキ4代目「ジムニー(型式JB64、年式 2018年~)」の警告灯・表示灯について詳しくお伝えしていきます。

点灯した際の基本的な対処法、それが意味するもの、そしてご自身でできる簡単な確認方法、さらには「これって自分でどうにかできるの?」と迷った時の判断基準まで、順に見ていきましょう!

▲現行型「ジムニー(型式JB64、年式 2018年~)」

▲現行型「ジムニー(型式JB64、年式 2018年~)」

赤色の警告灯・表示灯は「ジムニー」からのSOS! なぜ点灯・点滅するの?

赤色と黄色の警告灯・表示灯は、クルマの各システムになんらかの異常が発生した際、点灯・点滅してドライバーに状況を知らせる、重要なインジケーターです。「どこに」「どのような」不調があるかを示しています。

▲ジムニー(オートマチック車)のメーターパネルと警告灯・表示灯

▲ジムニー(オートマチック車)のメーターパネルと警告灯・表示灯


クルマに搭載される各種センサーは、エンジン、ブレーキ、エアバッグ、バッテリーなど、あらゆる部分を監視しており、異常を検知すると警告灯や表示灯が点灯や点滅します。

また警告灯・表示灯の色は、その緊急度を示しています。

警告灯・表示灯の色

●赤色

●黄色(橙色)

●緑色/青色

「ジムニー」で注意を払うべき警告灯。その原因と対処法

ここからは「ジムニー」にとって重要な警告灯・表示灯の種類を、具体的に説明していきましょう。

エンジンが高熱を発生しがちなターボエンジンを搭載する「ジムニー」。排気量の小さい軽自動車ということもあり、エンジンへの負荷は大きく、くわえて高回転で可動させることも多いため、エンジンに関わる「油圧警告灯」と「エンジン警告灯」、そして「水温警告灯」には、特に注意を払う必要があります。

※具体的な対処方法は「ジムニー」のオーナーズマニュアルを参照しています。

1.油圧警告灯(赤色)

▲ジムニー 油圧警告灯(赤色)

▲ジムニー 油圧警告灯(赤色)


「油圧警告灯」は、エンジン内部を潤滑しているエンジンオイルの圧力低下を検知すると表示されます。原因に、オイルの不足やオイルポンプの故障などが考えられ、油圧が低い状態でエンジンを回転させると、エンジン内部の破損といった深刻なダメージを受けるおそれがあります。

エンジンスイッチを入れて始動すると、正常ならば警告灯や表示灯は消えます。しかしエンジン始動後も「油圧警告灯」が点灯していたら、すぐにエンジンを停止し、オイルが規定量、入っているかを確認。不足していたらオイルを補充します。

オイルが規定量、入っているのに「油圧警告灯」が点灯している場合は、オートバックスを含めた整備工場に連絡して指示を仰ぎます。

走行中(エンジンの回転中)に「油圧警告灯」が点灯したら、すみやかにハザードを点灯し、水平で安全な場所に停車。エンジンを停止後、オートバックスを含めた整備工場に連絡し、指示を仰ぎましょう。

2.エンジン警告灯(黄色)

▲ジムニー エンジン警告灯(黄色)

▲ジムニー エンジン警告灯(黄色)


「エンジン警告灯」は、エンジンの電子制御システムに異常が発生したことを知らせる黄色の警告灯です。検知した内容により点灯、あるいは点滅します。点灯や点滅したまま運転を続けると、エンジンや触媒装置が損傷するおそれがあります。

走行中(エンジンの回転中)に「エンジン警告灯」が点灯、あるいは点滅したら、すみやかに安全な場所へ停車してエンジンを停止し、オートバックスを含めた整備工場に連絡して指示を仰ぎます。点滅時は触媒装置が高熱により損傷する、あるいは損傷しているおそれがあるため、枯れ草などの燃えやすいものがない場所を選んで停車します。

やむをえず走行を続ける場合はアクセルペダルを大きく踏み込まず、低速で走行。可能な限り早急にオートバックスを含めた整備工場でメンテナンスを受けましょう。

3.水温警告灯(赤色)

▲ジムニー 水温警告灯(赤色)

▲ジムニー 水温警告灯(赤色)


高熱を発するエンジンは、絶えず冷却水が循環することによって冷やされます。運転中(エンジンの回転中)、冷却水の温度が高くなると「水温警告灯」が点滅。また、温度が異常に高くなると「水温警告灯」が点灯します。

「水温警告灯」が点灯したときは、エンジンがオーバーヒートしている可能性があります。すみやかにハザードを点灯して安全な場所に停車。このとき、エンジンはかけたままにします。必要に応じて、車両後方に停止表示板を設置しましょう。

蒸気があがっていなければ、ボンネットを開けてエンジンルームへの風通しをよくします。蒸気があがっている場合は、エンジンルーム内で蒸気や熱湯が噴き出している可能性があるため、ボンネットを開けずに冷えるのを待ちます。

音や目視で冷却ファンが作動しているのを確認し、エンジンルームの下に水漏れがないかを確認。オートバックスを含めた整備工場に連絡し、状況を説明して指示を仰ぎます。

冷却ファンが作動していない場合はすぐにエンジンを停止し、オートバックスを含めた整備工場に連絡して指示を仰ぎましょう。

「水温警告灯」が点滅している場合は、システムの異常が考えられます。こちらもすぐに点検を依頼してください。

★ポイント

「走れるから」と警告灯・表示灯を放置しておくと、取り返しがつかないトラブルに発展する可能性があります。すぐにオートバックスやディーラーなどで点検を受けてください。

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まだまだある大切な警告灯の意味と対処法

このほかにも、さまざまな警告灯があります。いくつか主要なものとその対処法をご紹介します。

1.ブレーキ警告灯(赤色)

▲ジムニー ブレーキ警告灯(赤色)

▲ジムニー ブレーキ警告灯(赤色)


・意味:ブレーキシステムに異常があることを示す警告灯です。原因にパーキングブレーキの解除し忘れやブレーキフルードの不足、ブレーキ配分機能の異常などが考えられます。

・対処法:パーキングブレーキを完全に解除しても点灯したままだったり、走行中に点灯した場合は、すみやかに安全な場所に停車し、オートバックスを含めた整備工場に連絡して指示を仰ぎます。

この警告灯が点灯したまま走行を続けるのは非常に危険です。ブレーキの効きが悪くなっているときは、強くブレーキペダルを踏んで停車しましょう。

「ブレーキ警告灯」と一緒に「ABS警告灯」が点灯している場合は、ブレーキペダルを踏むことで、クルマの挙動が不安定になる可能性も。しっかりとステアリングを握り、エンジンブレーキも併用して慎重にブレーキペダルを踏み、ゆっくりと速度を落として停車しましょう。

2.充電警告灯(赤色)

▲ジムニー 充電警告灯(赤色)

▲ジムニー 充電警告灯(赤色)


・意味:バッテリーの充電系統に異常があることを示す警告灯です。オルタネーター(発電機)の故障、ベルトの緩みや切れ、バッテリー本体の劣化などが考えられます。

・対処法:走行中(エンジンの回転中)に点灯した場合は、ベルト切れが考えられます。すみやかに安全な場所に停車し、バッテリー保護のためにエンジンを停止。オートバックスを含めた整備工場に連絡して、指示を仰ぎます。

3.SRSエアバッグ警告灯(赤色)

▲ジムニー SRSエアバッグシステム警告灯(赤色)

▲ジムニー SRSエアバッグシステム警告灯(赤色)


・意味:SRSエアバッグ、またはシートベルトプリテンショナーの電子制御に異常があることを示す警告灯です(SRSエアバッグ作動時にも点灯します)。

正常ならばエンジンスイッチを入れた際に点灯し、約6秒後に消えますが、スイッチを入れた際に点灯しない場合も、なんらかの異常の発生が考えられます。

・対処法:SRSエアバッグが正常に作動しないおそれがあります。すみやかにオートバックスを含めた整備工場に点検を依頼してください。

4.ABS警告灯(黄色)

▲ジムニー ABS警告灯(黄色)

▲ジムニー ABS警告灯(黄色)


・意味:ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の電子制御に異常があることを示す警告灯です。ABSは急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぎ、車両の安定性を保つためのシステムです。

・対処法:「ABS警告灯」の点灯中は、ABSが正常に作動しないおそれがあります。ABSが作動しなくても、基本的なブレーキは機能しますが、雨の日など、滑りやすい路面での急ブレーキ時に危険が増します。早めにオートバックスを含めた整備工場に点検を依頼してください。

5.パワーステアリング警告灯(黄色)

▲ジムニー パワーステアリング警告灯(黄色)

▲ジムニー パワーステアリング警告灯(黄色)


・意味:電動パワーステアリングシステムに異常があることを示す警告灯です。電動パワーステアリングはステアリング操作を支援する機構で、正常に作動していないとステアリング操作がとても重くなります。

・対処法:「パワーステアリング警告灯」の点灯中は、ステアリングの操作が、とても重くなっているおそれがあります。重い状態でも操作自体は可能ですが、すみやかにオートバックスを含めた整備工場に点検を依頼しましょう。

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DIYでの対処はどこまで?「これって自分でできる?」の判断基準

クルマのメンテナンスに興味のある皆さんなら、「警告灯が点いたけど、これって自分で直せるのかな?」と考えるかもしれません。たしかに簡単な確認や応急処置など、ご自身でできるものもあります。

しかし、警告灯・表示灯が点灯する根本的な原因は、専門的な知識と診断機器がなければ特定できないことがほとんどです。

▲診断機+異常箇所の確認で原因を特定することが大切

▲診断機+異常箇所の確認で原因を特定することが大切

DIYでできること

●燃料キャップの締め直し

●目視での確認

DIYでは難しい、または危険なこと

●エンジン内部の点検・修理

●ブレーキシステムの修理

●エアバッグシステムの修理

●電気系統の診断・修理

●警告灯・表示灯の根本原因の特定

★ポイント

トラブルの原因を特定するためには、専用の診断機によるチェックが必要となります。仮に警告灯や表示灯が消えたとしても、エラーの履歴は記録されているので、「消えたからいいや」と思わずに診断を受けてください。

結論:迷ったらプロにおまかせするのが確実です!

▲警告灯・表示灯は異常を知らせる大切なサイン。すぐにプロの目による診断を

▲警告灯・表示灯は異常を知らせる大切なサイン。すぐにプロの目による診断を


警告灯や表示灯が点灯しても、軽微なものであれば問題ないこともあります。しかし放置することで、より大きな故障につながったり、走行中に危険な状況に陥る可能性は十分にあります。

特に、赤色の警告灯が点灯した場合は、すぐに走行を中止し、プロの整備士に連絡してください。

黄色の警告灯・表示灯でも、エンジンの調子が悪い、異音がするなどの症状を伴う場合は、無理な走行は避け、すみやかに点検を依頼しましょう。

「でも、どこに持っていけばいいんだろう?」と迷ったら、お近くのオートバックスにご相談ください。

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オートバックスなら「ジムニー」の警告灯トラブルも安心!

オートバックスでは、「ジムニー」の警告灯・表示灯トラブルにも対応しています。

専門知識を持ったスタッフ

クルマの構造やシステムに詳しいスタッフが、お客様の「ジムニー」の状況を丁寧にヒアリングし、適切なアドバイスをいたします。

最新の診断機器

警告灯・表示灯の原因を正確に特定するために、最新の故障診断機(OBD診断機)を使用して「ジムニー」のコンピューターを診断します。これにより、センサーの異常やシステムの不具合など、ご自身ではわからない詳細な原因を突き止めることができます。

車検・整備もお任せ

警告灯・表示灯の修理だけでなく、定期的な点検や車検も承っております。日頃のメンテナンスから大きなトラブルまで、トータルでサポートいたします。

▲警告灯が点いたら無視せず慌てずオートバックスへ

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「エンジン警告灯がついたけど、どこが悪いのかわからない…」

「アイドリングストップが作動しなくて不安…」

「自分で対処するには難しそうだから、プロにまかせたい」

そんな時は、ぜひオートバックスにお気軽にご相談ください。お客様の安全と安心のために、最適な解決策をご提案いたします。

なお、一部ディーラーでしか対応できない故障や部品の取り寄せなどにより、日数をいただく場合がございます。

★ポイント

オートバックスのスタッフは、さまざまなメーカーや車種の整備を行っており経験豊富です。ぜひ私たちにお任せください!

「ジムニー」の警告灯は早期発見・早期対処がカギ!

「ジムニー」の警告灯や表示灯は、クルマからの重要なメッセージです。点灯・点滅した際は決して無視せず、その意味を理解し、適切に対処することが大切です。

ご自身でできる範囲の確認は行いつつも、少しでも不安を感じたら、迷わずプロの整備士に相談することをおすすめします。

特に、赤色の警告灯が点灯した場合は、命に関わる重大なトラブルに発展する可能性もありますので、すぐに安全な場所に停車し、プロの判断を仰ぎましょう。

日頃から「ジムニー」の異変に気を配り、警告灯が点灯した際には迅速に対応することで、快適で安全なカーライフを送ることができます。

オートバックスは、皆さんの「ジムニー」の頼れるパートナーとして、いつでもお手伝いさせていただきます。無料安全点検も行っていますので、お気軽にご相談ください。

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